この客車が無くなって久しいですが...
EF8195(とEF651019、後にEF651118)の大きなロゴを背負ったデザインは、このスーパーエクスプレスレインボウ(SER)専用機としての塗装でした。
直流区間での撮影がほとんどだった自分は、2輌の赤いEF65とSERの組み合わせは比較的沢山撮れたのですが、EF8195とSERの組み合わせは数えるほどしか有りません。そのうちの何枚かは既に掲載済みでした。
今日の写真は、初めてこの組み合わせを撮影した時の写真です。
今でも時々撮影する宮原駅の下りアングルですが、この時は66判が250mm(35mm判換算だと135mm程度)、69判が90mm(35mm判換算だと35mm程度)だったので、両方撮れる立ち位置ということで此所になりましたが、二兎を追うもの何とかで何れも中途半端、しかもシャッタータイミングの悪い写真でした。
高崎線 宮原(~上尾)
列車番号不詳
1987年3月28日撮影、原板は上が66ポジ(400D)、下が69ポジ(KR)
今みたいに、無線を飛ばせば、焦点距離の違いをある程度は克服できますが、有線だとなかなか難しいですね。
中判でカメラを並べるとなるとなかなかポジショニングが限られますので難しいですね。
21世紀は細かなところまで拘りがちですが、20世紀はまだまだ寛容さがあったということで、、、(笑)
高倍率のズームレンズがあれば、この2枚は1台で撮れますね。
連写でシャッターチャンスを逃す確率も減り、AFでピントの心配もほぼ無用、今は本当に便利になりましたね。
当時は中判の画質に魅せられて35mmはサブカメラでしたが、交換レンズや機動性では圧倒的に35mmが有利でした。
今デジタル複写していて、ちゃんとピントが合った写真ならば35mmの画質も捨てたものではないことを認識し、もっと35mmでキチンと撮っていれば良かったと...
昔は確かに非電化中心、パンタも無かったのでシャッターのタイミングにはほぼ無頓着でした。この頃はそれを引きずっていたかも知れません。(笑)
さて当方も直流区間(しかも東北線)で狙うことが殆どだったため、PFのSERは結構な頻度で撮りましたが、95となると撮れたことがありません。もっとも87年当時は東北線に81が入ることは稀でしたし1019ですらSERに入ることが殆どなく、SER登場当初は最初の時(87年3月下旬)のあと秋まで見ることはありませんでした。
90年代後半になると1019の正調編成が増えたように記憶しています。
確かダイヤ情報のコンテストで夏の岩間~友部を行く95+SERが入賞して、そうそうこういうの撮りたいんだよなぁ、と羨望の思いで見ていたのを思い出しました。
※バックに山と火の見が入ったアングルで、現在は火の見の位置が変わり常磐道ができたために同じようなショットは撮れないはず
失礼しました。
EF8195の正調編成、東北本線ではほとんど見られませんでしたね。
EF651019の方は1987年3月23日が初撮影でしたが、その後この年は数回だけの撮影で、確かに青いPFが多かったですね。