おいしんぼ便り

天然主婦パンプキンのお料理サークルの報告と台所話

現在コメントは事前承認性にさせていただいています。

2017年6月 スペアリブのトマトシチュー/人参ドレッシング/紫蘇ジュースなど

2017-07-11 11:58:36 | 料理講習

 長らくお休みをしてしまい、申し訳ありませんでした。
自分専用PCをやっと確保したので、また毎月のレシピをあげていきたいと思います。
夏休み中に過去のものも少しずつ遡ってあげられたら〜とゆるく目標立てておきます(笑)


  2017年6月レシピ

野菜たっぷりのメニューと爽やかドリンク


【夏野菜とスペアリブのトマトシチュー】
<材料>4人分
豚スペアリブ 4本  ハーブソルト 小さじ1   オリーブ油 大さじ2  
ニンニク 1カケ  玉ねぎ 1/4個  セロリ 1/2本  
A〔ママレード 大さじ1 リンゴ酢 大さじ2 醤油 小さじ2 水 2カップ〕  
オリーブ油 大さじ3  にんにく1かけ  玉ねぎ 1個  ナス 1本  
ズッキーニ 1/2本  椎茸 4枚  とうもろこし 1本
キャベツ 1/4球  生トマト 2個   トマト水煮缶 1/2缶  
B〔水 100cc  コンソメの素 1個  セロリの葉 1/2本分 オレガノ 3枝〕
 パプリカ 1個  ピーマン 1個  バジル 1枝  塩、胡椒 少々

<作り方>
1. スペアリブにハーブソルトをまぶして15分程おく。ニンニクはスライス、玉ねぎ(1/4個)とセロリは粗みじん切りにする。
2. フライパンで肉の表面を焼き付け、圧力鍋に移し、そのフライパンでニンニク、玉ねぎ、セロリを炒めて圧力鍋に移し、Aを加えて圧力をかけて20分煮る。火を止めたら減圧するまで自然放置。(普通の鍋なら弱火でコトコト1時間〜1時間半煮る。保温調理鍋なら、沸騰後3時間保温)
3. 肉を煮ている間に野菜を切る。ニンニクはスライス、玉ねぎ(1個)、キャベツは芯をつけたまま櫛形に、とうもろこしは芯をつけたまま2c厚さの輪切りに、椎茸は軸をとって半分に、ナスとズッキーニは皮を縞に剥いてから2cm厚さの輪切りに、トマトは2cm角に、パプリカとピーマンは種を除いて一口大に切る。
4. 煮込鍋にオリーブ油を敷いてニンニク、玉ねぎ、なす、ズッキーニを炒める。油が回ったら、とうもろこし、キャベツ、椎茸、肉と煮汁を加え、生トマト、トマト缶、Bも加える。(セロリの葉とオレガノは出汁濾し袋などに入れてのせる。)蓋をして野菜が柔らかくなるまで30分ほど煮る。パプリカとピーマンを加え、さらに5分ほど煮る。バジルをちぎって混ぜ、塩胡椒で味を調える。

【グリーンサラダ 人参とアンチョビのドレッシング】

<材料>
◎ドレッシング(作りやすい分量)
C〔人参 1/2本 りんご 1/2個 ニンニク1カケ 玉ねぎ1/4個 
アンチョビ 2枚  卵黄 1個 白すりごま 大さじ1 
薄口醤油 50cc オリーブ油 150cc リンゴ酢 大さじ2 白胡椒 少々〕

◎サラダ(4人分)
レタス類 数枚 ベビーリーフ 1袋 きゅうり 1本 ピーマン 1個 
スプラウト 1パック ゆで卵 2個 むきエビ 8尾 

<作り方>
1. ドレッシングの材料は粗く刻んでからミキサーにかけ、ペースト状にする。
2. 卵は固ゆでにする。沸騰したお湯に入れ12分茹で、すぐに冷水に取り、殻をむく。ポリ袋の中で潰す。
3. エビは背ワタがあれば除き、塩とワインを振って、レンジで2分加熱。そのまま冷ましておく。
4. レタスはちぎり、きゅうりは斜め薄切り、ピーマンは縦半分にしてから横方向に薄切り、スプラウトは根を切る。
5. 器に彩りよくサラダを盛り、ドレッシングをかける。



【赤紫蘇ジュース】

<材料>作りやすい分量
赤紫蘇 300g  きび砂糖 300g  水1800ml
レモン汁 100cc(またはクエン酸20g または酢 360cc)

<作り方>
1. 赤紫蘇は水洗いして葉を摘み、分量の水を煮立てた中で2〜3分色が出るまで煮る。
2. 葉を取り出し、煮汁を布ごしする。
3. 鍋を洗って煮汁を戻し入れ、砂糖を加えて煮溶かす。(濃縮して保存したい場合は半量まで煮詰める。保存は冷蔵で)
4. 冷めてからレモン汁を加えると綺麗に発色する。
5. 氷を入れたグラスに注ぎ、炭酸水か水で好みの濃さに割る。

*冷蔵庫で保存し、早めに飲みきりましょう。
*長期保存したい場合は水ではなく、酢500ccと砂糖300gで煮ると常温で長期保存できます。(5倍希釈)


おいしんぼ2015年4月 話題の塩パンで春のランチ 

2015-04-18 23:20:31 | 料理講習
おいしんぼ2015年4月

2015年1月 ホットなバレンタインメニュー

2015-01-22 15:38:01 | 料理講習
2015年1月 ホットなバレンタインメニュー



<レシピ>

ホットなバレンタインメニュー

【タラとほうれん草のポテトグラタン】
<材料>4人分
生タラ 3切れ 白ワイン大さじ1 塩小さじ2/3  胡椒少々  薄力粉適量  
ほうれん草 小1把  塩胡椒少々  オリーブ油大さじ1  マッシュルーム4個  
〔じゃが芋(男爵系)3個(約400g) バター 大さじ2 粉チーズ 大さじ2
 牛乳 2カップ 塩小さじ1/2 胡椒少々〕  ピザ用チーズ 100g
<作り方>
1. ポテトソースを作る。じゃが芋は皮ごと4つ割りにして、しばらく水に晒してから茹で、皮をむいて鍋に戻し、火にかけて水分を飛ばす。熱いうちにマッシャーでつぶし、バターを混ぜる。牛乳を少しずつ混ぜ、ソース状にのばし、塩胡椒で調味する。
2. 生たらは一切れを3つぐらいにそぎ切にして、白ワインをまぶし、塩胡椒してしばらくおいてから、小麦粉をはたいてオリーブ油でソテーする。
3. ほうれん草は茹でてアク抜きして、4cmぐらいに切り、塩胡椒とオリーブ油をまぶす。マッシュルームはスライスする。
4. グラタン皿に1.のソースを薄く敷き、ほうれん草を広げ、タラを並べる。隙間にママッシュルームを並べ、残りのポテトソースをかけ、ピザ用チーズを振る。
5. 200℃のオーブンで10分ほどよい焦げ目が付くまで焼く。
 * 甘塩タラでもできる。その場合は魚や具に塩は振らず、ソースの塩分もごく少量に。


【エッグスラット】
<材料>2人分
じゃが芋中1個  バター小さじ1  粉チーズ大さじ1  牛乳大さじ2
卵 2個  塩胡椒 少々  パセリ少々  容量200~250cc程度の広口瓶2個
<作り方>
1. マッシュポテトを作る。じゃが芋は皮ごと4つ割りにして水に晒してから、柔らかくゆでる。皮をむいて鍋に戻し火にかけて揺すって水分を飛ばす。
2. 熱いうちにマッシャーでつぶし、バター、粉チーズ、牛乳を混ぜる。
3. ジャムの空き瓶などにマッシュポテトを半分ずつ詰め、上に卵を1個ずつ割り落し、(上部に少し隙間ができる程度にマッシュポテトの量を調節する)竹串で黄身に穴を2か所ほど開けて軽く蓋を閉め、ビンの肩まで湯を張った鍋で8~10分間湯煎する。(黄身は8分でとろとろ、10分で少しねっとりぐらい)
4. すぐに取出して蓋をあけ塩胡椒とパセリを振る。スプーンで底からかき混ぜながらいただく。(湯煎から取り出すときは火傷をしないよう注意)


【ジャーサラダ】
<材料>4人分
りんごドレッシング(作り方 別記)大さじ8~  生ハム8枚  ブロッコリー小1株   くるみ8粒  パプリカ赤、黄各1個   モッツァレラチーズ1個  アボカド1個  
ベビーリーフ 1袋  容量300~400cc程度の広口瓶 4個
<作り方>
1. ブロッコリーは小房に分け塩ゆでする。パプリカは種とヘタを除き、縦4等分してから横方向に5mm幅に切る。アボカドは縦半分に種と皮を除き、1cm幅に切り、レモン汁か酢をまぶす。
2. くるみは低温でローストして粗く刻む。生ハムは大きければ半分に切る。モッツァレラチーズは1cm厚さの銀杏切りに。ベビーリーフは洗って水に放ちシャキッとさせる。
3. 1人分ずつ瓶に詰める。清潔な広口瓶の底にドレッシングを大さじ2ほど敷き、生ハム、ブロッコリー、くるみ、パプリカ、モッツァレラチーズ、アボカド、ベビーリーフの順に彩りよく重ねていく。食べるときに蓋をして、上下によく振ってドレッシングをなじませてからお皿に出すか、そのままいただく。
 * 材料は何でもよい。ドレッシングを一番下に、葉物野菜を一番上に、つぶれにくい物から順に、彩が綺麗になるように重ねる。

【りんごピューレとりんごドレッシング】
○りんごピューレ
<材料>
りんご1個(200g) 砂糖大さじ1~ バター 大さじ1/2
<作り方>
1. りんごは皮と芯を除き、銀杏切りにして、耐熱容器に入れ砂糖をまぶしておく。
2. バターを加えて、ふんわりラップをして電子レンジ600wで3分加熱。2分蒸らし、さらに2~3分加熱して2分蒸らす。マッシャーなどでつぶしてピューレ状にする。

○りんごドレッシング
<材料>作りやすい分量
りんごピューレ100g  塩小さじ1/2  胡椒 少々  酢大さじ2  水 大さじ1~
サラダ油 大さじ4
<作り方>
1. ボールにりんごピューレを入れ、塩胡椒、酢をよく混ぜ、水で緩めてから、サラダ油を少しずつ混ぜる。 (水の量はりんごの水分により調節する)



【イチゴ入りフォンダンショコラ】

<材料>小ココット8個分
スイートチョコレート(フレークタイプ)80g
無塩バター 80g
卵 2個
砂糖 60g
塩 小さじ1/3
薄力粉 40g
いちご 小8粒
砂糖 大さじ1
キルシュ(あれば)小さじ1

<作り方>
1.イチゴは大きければ2~4つ割りにし、砂糖をまぶして、電子レンジで3~4分加熱し、粗熱が取れたらキルシュを混ぜる。
2.バター80gを耐熱ボールに入れ、20秒加熱する。しっかり溶けるまで、3回くらい繰り返す(温めすぎると突沸するので注意)
3.バターが熱いうちにチョコレートを入れ、混ぜて溶かす。
4.別のボールに卵2個と砂糖60gを入れ、少し泡立つまでよく混ぜる。
5.4.に3.と塩小さじ1/3を加え、良く混ぜる。
6.薄力粉をふるい入れ、ゴムべらで切るように混ぜる。
7.ココットに4等分して入れる。 膨らむので6~7分目くらいにする。
8.生地の真ん中にイチゴを入れる。(半分埋めるように入れる)
9.オーブンを180℃に予熱し、7~8分焼く。熱々をスプーンでいただく。

 * 焼きすぎるととろっとした食感が楽しめないので、焼きすぎに注意。焼き時間、温度は電気オーブンの目安なので、ファン付ガスオーブンの場合は低め短めに!生地が膨らんで表面が固まってきたら、+1~2分で焼き上がり。
 * チョコレートは好みのものでOK。
 * よく熟した小粒イチゴなら、1.の工程は省略してもOK。


おいしんぼ2014年12月 クリスマスメニュー2014

2014-12-17 09:25:20 | 料理講習
おいしんぼ2014年12月 クリスマスメニュー2014



レシピ

2014年 クリスマスメニュー

【スペアリブのマーマレード煮】
<材料>4人分
スペアリブ 800g   マーマレード(甘さ控えめのもので)150g  ニンニク2かけ
サラダ油大さじ1  ケチャップ大さじ2  醤油 80㏄ 水適量  クレソン適宜
<作り方>
1. 深めのフライパンか厚手鍋に油とニンニクを入れ、香りが出たらスペアリブを入れて表面を焼く。
2. マーマレード、醤油、ケチャップ、ヒタヒタの水を加え、沸騰まで強火、煮立ったらアクをすくい、中火で肉が柔らかくなり、ソースにとろみが付くまで煮る。
3. 皿に盛り付け、クレソンなどを添える。
* マーマレードは甘さに差があるので、甘味が強い場合は控えめに。

【クリスマスリースサラダ】
<材料>4人分
○ポテトサラダ(土台)
じゃが芋 3個  A〔塩小さじ1/3 胡椒少々 りんご酢大さじ2〕 マヨネーズ大さじ3
○リース飾り
葉先がギザギザのレタス(または水菜の葉先)1パック
ミニトマト 8個  黒オリーブ4個  小玉モッツァレラチーズ8玉
黄色パプリカ少量  パルメザンチーズ適宜
○ドレッシング
〔ヨーグルト100cc マヨネーズ50cc 塩小さじ1/4 胡椒少々 砂糖小さじ1/2〕
<作り方>
1. 土台のポテトサラダを作る。じゃが芋は柔らかく茹でて皮をむき、熱いうちにつし、Aを混ぜておく。冷めてから、マヨネーズを混ぜる。
2. レタスは葉先を摘み、洗って冷水に放ち、水を切る。ミニトマトはヘタを取る。モッツァレラは汁気をきる。黄色パプリカは星形を一つ抜き、残りは細かく刻み、半分をポテトサラダに混ぜる。ドレッシングの材料を混ぜ合わせておく。
3. 丸皿にポテトサラダをドーナツ型に形づくり、土台にする。上からレタスで覆い、ミニトマト、モッツァレラ、オリーブ、を飾り、上部中心にパプリカの星を飾る。
4. パプリカの残り、パルメザンチーズを散らし、ドレッシングを添える。

【ベーコンとほうれん草のキッシュ】

<材料>直径20cm耐熱パイ皿1枚分
冷凍パイシート 1枚
○ソース
全卵​2個  
卵黄​1個  
生クリーム​90g
牛乳 ​​80g
スープ     20g
カイエンヌパウダー ​一つまみ
ナツメグ ​一つまみ
塩​​小さじ1/5
胡椒​​少々

○具
ほうれん草​1/4把
ベーコン​50g
玉ねぎ ​1/2個
マッシュルーム 4個
オリーブ油
エダムチーズ​30g
チェダーチーズ​30g




<作り方>
1. パイ生地を空焼きする。パイシートを型にに合わせて麺棒で伸ばし、敷きこみ、ピケする。重しを乗せ190℃で20分、重しを取って5~7分焼く。
2. 具を用意する。ほうれん草はゆでてアク抜きし、3㎝長さに切る。ベーコンは1㎝幅に、マッシュルームは石づきを除いてスライスする。玉ねぎはスライスする。フライパンにオリーブオイルを入れ、ベーコン、玉ねぎ、マッシュルーム、ほうれん草の順に加え炒める。チーズは細かく刻むか、チーズおろしでおろす。
3. ソースの材料をよく混ぜ合わせる。
4. 空焼きした生地の上に具とチーズを広げ、ソースを流し込み、170℃で約40分焼く。



【クリスマスフルーツケーキ】
<材料>直径18㎝丸型1個分

○生地
バター​ ​100g
三温糖  ​80g
卵黄   ​3個分
卵白   ​3個分
三温糖  ​40g

薄力粉​​130g
ベーキングパウダー​小さじ1
ココア​​大さじ2
シナモン​小さじ2
ナツメグ​小さじ1/4
クローブ​小さじ1/8

くるみ​​50g

○フルーツ洋酒漬け
レーズン​100g
グリーンレーズン​100g
クランベリー​50g
オレンジピール​50g
梅酒の梅​50g
ラム酒​​80cc~
ブランデー​80cc~
 *ドライフルーツは好みのものでよい
○飾り用
プルーン(種無し)2個
くるみ​​大4個
○仕上げ用
アンズジャム​50g
水​​大さじ1
ブランデー​大さじ1
<作り方>
1. (1週間~1か月前に準備)フルーツの洋酒漬けをつくる。ドライフルーツは5mm角ぐらいに刻み、保存ビンに入れて、洋酒を注ぎ、ふたをして時々揺すって上下を返す。
2. (作業の前に準備)バターは室温で柔らかくしておく。薄力粉と香辛料などを合わせて振るっておく。生地に混ぜるくるみは粗く刻んでおく。飾り用プルーンは半分に切る。洋酒漬けフルーツはザルに上げ汁気を切っておく。型には紙を敷きこんでおく。
3. 大きめのボールにバターを入れ、泡だて器でクリーム状にする。三温糖を加えてよく擦り混ぜ、空気を含ませる。卵黄を1個ずつ加えて摺り混ぜる。
4. 別のボールで卵白を泡立て、三温糖を2~3回に分けて加え、ツノがピンと立つまで泡立てて、きめ細かくしっかりしたメレンゲを作る。
5. メレンゲの半量を3.のボールに加え、泡だて器でしっかり混ぜる。
6. フルーツに分量の薄力粉を取り分けてまぶしてから生地に加え、くるみ、粉類も加え、ゴムベラで底からすくっては切るように粉気がだいたい見えなくなるまで混ぜる。
7. 残りのメレンゲを加え、泡を消さないよう切るようにさっくり混ぜる。
8. 生地を型に入れ、(真ん中を窪ませるようにして)飾り用のプルーンとくるみをのせ、170℃のオーブンで約1時間焼く。
9. 焼き上がったケーキが熱いうちに、アンズジャムを水で薄めて煮溶かし、ブランデーを加えたものをハケ塗りする。
*フルーツの洋酒漬けは短くても1週間は漬ける。1か月以上つけるとよくなじむ。
洋酒に浸かりきっていないときは、時々瓶を揺すって混ぜる。洋酒の量は多くてもいいので、すっかり浸るまで入れれば、揺する必要はない。漬け汁は再利用可能。減っている分新しい洋酒を足す。作り置けば、ヨーグルトやアイスクリームにトッピングしたり、パンケーキに入れたりと利用できる。
*フルーツの種類は好みで構わないが、甘いものと、酸味があるものをバランスよく入れると美味しい。ケーキ1台につき合わせて200g~350gぐらい。
*焼き立てより翌日以降の方が美味しい。クリスマスの1週間ぐらい前に作っておき、何度か洋酒シロップをハケ塗りして浸みこませてもよい。好みで粉糖やアイシングをかけてもよい。


おいしんぼ2014年11月 東北の味

2014-11-30 09:20:38 | 料理講習
おいしんぼ2014年11月 東北の味


晩秋に味わう東北の味
おいしんぼ 2014.11
【十和田バラ焼き】(B級グルメグランプリ2014年優勝料理)
<材料>4~6人分
牛肉または豚肉バラ薄切り 400g  玉ねぎ 4個  サラダ油、ごま油 各大さじ1
タレ〔りんご 2個  生姜2片  ニンニク2かけ  すり胡麻 大さじ3
酒60㏄  コチュジャン大さじ1  蜂蜜大さじ2  醤油 100㏄〕
(付け合わせ)水菜、ミニトマト
<作り方>
1. バラ肉は食べやすい大きさに切る。
2. りんご、生姜、ニンニクはすりおろし、〔 〕内の材料と合わせてタレを作り、ポリ袋にいれて肉にもみ込み、2時間ほど漬け込んでおく。
3. 玉ねぎは半分に切ってから、繊維に直角に1㎝幅に切る。
4. フライパンに油をしき、玉ねぎを入れて中火~弱火でしんなりして色づくまでよく炒める。
5. 肉をつけ汁ごと加えて炒め煮する。器に盛り、生野菜などを付け合せる。

* ばら肉を甘辛い味付けで炒める料理で、店や家庭によってタレは少しずつ違うが、おろしりんごが入るものが多い。

【柿と蕪の甘酢漬け】
<材料>
蕪 3個  柿(できれば種無し)1個  レモン汁少々
甘酢〔パルスイート小さじ1 塩小さじ1/4 りんご酢大さじ2〕
<作り方>
1. 蕪は茎を少し残して切り落とす。(葉は煮びたし、一夜漬けなどに)皮が傷んでいればむき、4等分して水につけ、茎の間の泥を落とし、櫛形の薄切りにして、塩少々(分量外)をあて、しばらく置いてしんなりしたら絞る。
2. 柿は皮をむき、半分に切ってから櫛形の薄切りに切り、レモン汁をかけておく。
3. 甘酢の材料を合わせてポリ袋に入れ、蕪を入れて揉み合わせ、空気を抜いて口を締め、10分ほど置く。柿を入れて崩さないようにそっと混ぜ合わせ、器に盛り付ける。
* 好みにより、柚子の皮や切昆布を混ぜてもよい。



【ざくざく】 (二本松の郷土料理 具だくさんの汁物)
<材料>8~10人分
大根1/2本  人参1本  ごぼう1本  里芋3個  椎茸4枚  長ネギ1本
コンニャク1枚  高野豆腐2個  焼き豆腐(または厚揚げ)1丁
鶏もも肉1枚  出汁(昆布+鶏または煮干しの出し汁)1.5~2ℓ
酒 大さじ3  塩 小さじ1  醤油 大さじ1~
<作り方>
1. 出汁を取る。昆布は水に30分以上つけておく。鶏の手羽先または手羽中を熱湯にくぐらせ、昆布だしの中に入れて、ネギの青い所、野菜の皮なども入れ、弱火で20分ほど煮て、濾す。
2. 材料はすべて1~1.5cmのサイコロ状に大きさを揃えて切る。
ごぼうは水に晒し、里芋は塩で揉んでぬめりを取る。コンニャクは茹でてアク抜き。
高野豆腐は説明書きにしたがって必要なら湯戻しする。
3. 硬いもの、味が浸みにくい物から順に出汁で煮る。出汁は少し取って置き、足しながら煮る。(ごぼう、人参、大根、コンニャクの順に入れ、出汁が沸騰してから鶏肉を加える。)
4. 根菜類にほぼ火が通ったら、酒と塩を入れ、椎茸、高野豆腐を足し、一煮したらネギと焼き豆腐も加え、醤油で味を調える。

* 「ざくざく」は、二本松地方で行事や冠婚葬祭などの時に作る郷土食。慶事には赤い麩、弔事には白い麩を入れたりする。出汁や材料は家によって違うが、共通点は材料を四角くざくざく切る事と、味付けは醤油ベースということらしい。
材料はごぼう、人参、大根、コンニャクは大体入るようで、出汁は鶏のダシが多いが、煮干しや貝柱で取ることもあるようです。


【ほうれん草の海苔和え】
<材料>4~6人分
ほうれん草1把  海苔1枚  ごま油 適量  〔醤油大さじ1 みりん大さじ1 〕
<作り方>
1. ほうれん草は塩茹でして水に晒して絞り、醤油少々をまぶして絞り、4㎝長さに切る。
2. 海苔はごま油を塗ってあぶり、ポリ袋に入れて揉む。
3. 1.に2.と調味料を混ぜる。
* 春菊でもよい。韓国のりを使ってもよい、その場合、調味料は無しか少々でよい。


【胡桃ゆべし】(おもに東北地方のゆべし)
<材料>
白玉粉  100g
ぬるま湯 150g
黒砂糖   70g
醤油   大さじ1
胡桃    40g
きな粉   大さじ2
片栗粉   適量
<作り方>
1. 胡桃はオーブン140℃で6分ローストし、細かくきざむ。型にクッキングシートを敷いておく。
2. 黒砂糖はすりこ木などでよくつぶし、粉末にする。白玉粉にぬるま湯を少しづつ混ぜながら指でダマをつぶしてから、黒糖粉末、醤油を混ぜる。
3. 電子レンジ600wで1分半~2分加熱し、すぐによく混ぜ、きな粉、胡桃を加えてさらにレンジで1分ずつ様子を見ながら加熱→混ぜるを繰り返し、粉の白っぽさがなく濃い茶色の生地になったらよく練りまぜ、片栗粉の上に取り出し、粗熱を取る。
4. 触れるくらいになったら、型に入れ冷ます。冷めてから食べやすい大きさの四角に切り分ける。包丁にくっつくようなら、包丁に片栗粉をまぶしながら切る。

* 「ゆべし」はもともとは柚子をくり抜いた中に詰めた携帯食のような物だったらしいが、時代を経て、各地でいろいろな形に変わっている。地方によっては酒の肴のようになっているところもあるらしいが、これは東北地方で主に作られているおやつの「ゆべし」
* 片栗の代わりにきな粉をまぶしてもよい。胡麻を混ぜ、すり胡麻をまぶす「胡麻ゆべし」もある。