ギャンジャン

人は独りでは生きてゆけないのに人は独りで死んでゆく。刹那い一瞬に人は何を求める?

プレーオフ改正

2005-11-22 06:53:43 | プロ野球ジャングル
プレーオフ制度が見直しされるそうですね。
「ホークスの選手やファンがかわいそう」という世論に押されて。
ホークスファンの私としてはあまりうれしくないのですが。
2006年からレギュラーシーズン1位通過のチームには無条件で1勝のアドバンテージが与えられるそうです。

もともとプレーオフ制度はパリーグの興行権、すなわちお金目的のシステムだったわけです。
当初はパリーグ全球団が賛成だったんですね。
ホークスは前年日本一で最強軍団を自負していましたし、たとえ敗者復活戦を制したチームが相手だろうと絶対負けないという驕りがあったのかもしれません。
「だったらプレーオフでもひと儲けしてやれ」という目論見もあったのでしょうね。
でもホークスはご覧の通り、朝青龍やディープインパクトのように「どこからでもかかってきんしゃい!」じゃなかったのです。
貯金も下位球団からばかりで、ロッテ、西武との対戦成績は互角かそれ以下。
短期決戦のプレーオフでは、上位球団との対戦成績が大きくものを言いますね。
それと意外にホーム球場で弱い上に(マリン球場ならもっと弱いけど)ハンデなしのスクラッチだからなおさらです。
2年連続プレーオフ敗退でもう「泣きまくり」ですよ。

ホークスファンの私がこんなこと言うのも不謹慎ですが、来年のホークスの1位通過は赤信号です。
城島がいなくなるのは大きなマイナスですし、中継ぎ押さえは相変わらず改善されていません。
対してロッテはピッチャーがいいし、チームも若いし、さらに強さを増しそうな気がします。
ロッテか西武にレギュラーシーズン1位をさらわれてホークスにとって「ルールが改正されなきゃよかった」なんてことになるかもしれません。
ホークスには与えられなかった1勝のアドバンテージがロッテか西武には手に入ることになります。
ホークスにとって最悪の展開が待っていそうです。
2位通過がパリーグのトレンドだからホークスにとっては今のままでもよかったのでは。
「悪法もまた法なり」で意地でも現行ルールで押し通してほしかったです。

◎2度あることは3度ある
△3度目の正直


さあ、どっちでしょう?
答えは1年後です。