あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
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プロ野球中継の低迷について

2005年04月17日 02時16分58秒 | スポーツ全般
プロ野球中継,特に巨人戦の視聴率が1桁台という極めて低調な状態らしいです。阪神巨人戦に至っては,伝統の一戦といいながら,青木さやかに完敗しています(彼女に,「どこ見てんのよ!」と言われて慌ててチャンネルを変えた結果でしょうか(笑))。
また,そもそも野球場の観客自体も減ってますね。16日(土)のヤクルト巨人戦をちらりと見ましたが,観客席がガランガラン。土曜日かつ巨人戦というドル箱でさえこれですから,超ビックリ状態です。
阪神ファンの私としましては,今年は想定外の首位(!)かつパリーグもロッテが首位というこれまた想定外(失礼!)の状態で,結構うはうは言っていながら,一方で実は今年はまだ中継を見ていません。
理由は,①帰りが遅くて中継が終わってる,②途中からの中継で終わりが読めない,③スポーツニュースで片が付く,④土日は裏番組がおもしろいなどです。

ところで,なぜ野球人気が落ちたのでしょうか。理由は意外と単純で,①大リーグへの門戸開放と②他の娯楽が増えたこと,です。
①については,かつてプロ野球は野球の究極でした。「いつかは巨人」を目指して野球少年が頑張っていました。
しかし,今では日本のプロ野球で成功すると,更に次のステップとして「大リーグ」が出てきました。つまり,プロ野球は野球の究極でなくなったのです。「いつかは大リーグ」が合い言葉になりつつある現在,やはりプロ野球は高校野球と同じ存在になりつつあるのかも知れません。
②は,スポーツ中継が充実したこと,また,テレビ番組も充実したこと,これにより選択肢が増えたこと,これに他なりません。

では,プロ野球人気を復興させるためにはどうすればよいでしょうか。

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私は次のような提案をしたいと思います。
1 野球のワールドカップを創設する
  サッカーのワールドカップの盛り上がりは説明不要だと思います。
  また,他にもバレーボールを始め,各種スポーツにおいてワールドカップを開催しています。
  つまり,野球においても世界一を決める大会を作るのです。
  これは,日本の経済力ならすぐできます(フジサンケイグループがバレーボールワールドカップを設立したくらいですから,読売グループ辺りがやれば大丈夫ではないでしょうか?)
2 試合時間の見直し
  試合の短縮を図ります。具体的には,延長戦は廃止します。また,ナイトゲームは6時からではなく,7時から始めます。
  逆に週末はファミリー客が多いことから,デーゲームを原則とし,ナイトゲームの場合でも遅くても5時開始とします。
3 きれいな組織体制と新規球団の参入を可能にする
  去年の新規参入問題で,コミッショナーのどろどろした部分が露呈したため,野球に対する人気が更に落ちてしまったともいえます。
  そこで,これを機に徹底した情報公開を図ります。また,新規参入を容易にし,常に活性化が図られるようにします。Jリーグのように,1部2部を設けると,選手も球団も必死になります。結果,熱いプレーが見られるはずです。
4 野球だけ特権階級でないことを自覚する。
  逆療法ですが,視聴率が取れなければ中継を中止すればよいわけです。また,放送時間の延長は極力止めましょう。余計な延長により,その後の番組が見られなくなったことに腹を立て,野球中継に八つ当たりする人もいます(例えば,私の妻(^_^;)。
  テレビ中継も,最近では画一的なものではなく,ある程度個々の視聴者のことを考えるようになっていますので,野球中継もその調和を考える必要があるでしょう。