私にとって,年末の風物詩といえば,レコード大賞でも紅白でもありません。テレビ朝日系列で放送される「ビートたけしの超常現象」ものです。
でもって,今年も「ビートたけし緊急報告 超常現象マル秘Xファイル」が放送され,心霊写真,UFO,UMAなどについて報じていました。
大槻教授と韮澤さんのバトルがなくなった
超常現象の有無などについては置いておくとして,今回一番がっかりしたのは,「大槻教授と韮澤さんのバトルという名の掛け合い漫才」がなくなったことでした。これが,この番組で一番笑えるところだっただけに残念でした。もっとも,過去,韮澤さんが笑いものになって終わっていましたが,実際,彼の研究内容は必ずしも「笑いもの」とは限らず,結構鋭い指摘もしているだけに,もう少し彼の出る幕を作ったほうがよいのではないかと思っていました。ただし,放送法の規制から,超常現象を肯定的に報じることが難しい状況にあるため,その点は仕方ないのかもしれません。
さて,今回の放送を見て,感じたことを少しだけ。もちろん,一部シャレも含まれていますが,私なりの見解を述べたいと思います。
1 心霊写真
あの中のいくつかは,故意か過失かを問わず「トリッキーな写真」が含まれています。実際,本当に驚くのは,1,2枚しかありません。しかし,おそらく,これも科学的検証をすれば,おそらく排除できるのではないでしょうか。
ただ,どうせやるなら,科学的検証もさることながら,「現地で同じ写真を取ってみる」という取材をすると面白かったのではないでしょうか。
2 メキシコのUMA
突込みどころ満載で,逆に面白かったです。
UFOを操縦できるテクノロジーをもっている生物が,原始的な罠に引っかかるか,なぜカメラ目線で引っかかっているのか,なぜ死体がきれいにミイラ化しているのか,右手がひっかかったとしたら,どうして左手で何とかしようと考えなかったのか,夫が殺されて身の危険があるのに,なぜ日本のテレビ局に普通に出てきたのかなどなどです。
しかし,メキシコは,本当にUFOやUMAものがかなりあります。基本的には,「メキシコの情報は胡散臭い」と私は考えています。宇宙人が来るなら,宇宙から見てもっと簡単にいきやすいアメリカやカナダ方面に行くと思うからです。
3 アポロ計画
アポロは月に行っていないという大槻教授の論拠,これは弱いです。確かに,政策的理由で日本には月の石が渡されなかったということはありそうです。
しかし,月面上に残されたレーザ版は実は今でも使用されていますし,また無線アンテナも現在使用されています。
そして,なにより先日の衛星「かぐや」の写真で,アポロ15号の着地後がはっきりと映っていたほか,また,アポロからの写真とかぐやの写真がほぼ一致するなど,月面に到達したと思われる証拠がかなり出てきました。なぜ,かぐやのことに触れなかったのか,ちょっと疑問に感じました。
ただし,アポロ計画には相当不可解な点も多く,また映像では確かに不審な点もあります。
おそらく,通説となっている「一部地上で事前撮影説」が有力かなと思います。
4 宇宙人J
アトラクションに最適でした。
5 クラリオン星人
クラリオンガールも宇宙人か,って思いました。
ただ,クラリオン星の有無はさておき,友好目的宇宙人の場合,仮にそうであれば,なぜもう少し積極的に表に出てこないのでしょうか。いつも気になるところです。
6 ロズウェル事件隠蔽工作
これは,私は「アメリカ政府の二重情報操作」と考えています。
つまり,ロズウェル事件の真相は,「軍事実験の失敗」であったが,これを隠蔽するために,公文書上は「宇宙人情報」としておき,これをさらに隠蔽するのです。その上で,公式発表として気球だったとします。
すると,これに納得いかない研究家が,ロズウェル事件の情報収集を始めますから,その中で「ダミーとして隠したUFO情報」に食いつき,そっちに関心がいってしまうわけです。
UFO情報も政局の道具になってしまうのです。
7 気功
あってもいいでしょう。
8 その他
肯定,否定のバトルはもう少しやってもよかったと思います。もちろん,節度を守るということはいうまでもありません。
以上になります。全体的には面白かったです。
しかし,超常現象は,私にとっても永遠のテーマです。絶対に,「これ,本当に超常現象だ」というものを暴いてみたいと思います。
改めて,この番組を見ると「今年も終わったなあ」って感じがします。
よろしければ1クリックお願いしますm(__)m→人気blogランキングへ
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でもって,今年も「ビートたけし緊急報告 超常現象マル秘Xファイル」が放送され,心霊写真,UFO,UMAなどについて報じていました。
大槻教授と韮澤さんのバトルがなくなった
超常現象の有無などについては置いておくとして,今回一番がっかりしたのは,「大槻教授と韮澤さんのバトルという名の掛け合い漫才」がなくなったことでした。これが,この番組で一番笑えるところだっただけに残念でした。もっとも,過去,韮澤さんが笑いものになって終わっていましたが,実際,彼の研究内容は必ずしも「笑いもの」とは限らず,結構鋭い指摘もしているだけに,もう少し彼の出る幕を作ったほうがよいのではないかと思っていました。ただし,放送法の規制から,超常現象を肯定的に報じることが難しい状況にあるため,その点は仕方ないのかもしれません。
さて,今回の放送を見て,感じたことを少しだけ。もちろん,一部シャレも含まれていますが,私なりの見解を述べたいと思います。
1 心霊写真
あの中のいくつかは,故意か過失かを問わず「トリッキーな写真」が含まれています。実際,本当に驚くのは,1,2枚しかありません。しかし,おそらく,これも科学的検証をすれば,おそらく排除できるのではないでしょうか。
ただ,どうせやるなら,科学的検証もさることながら,「現地で同じ写真を取ってみる」という取材をすると面白かったのではないでしょうか。
2 メキシコのUMA
突込みどころ満載で,逆に面白かったです。
UFOを操縦できるテクノロジーをもっている生物が,原始的な罠に引っかかるか,なぜカメラ目線で引っかかっているのか,なぜ死体がきれいにミイラ化しているのか,右手がひっかかったとしたら,どうして左手で何とかしようと考えなかったのか,夫が殺されて身の危険があるのに,なぜ日本のテレビ局に普通に出てきたのかなどなどです。
しかし,メキシコは,本当にUFOやUMAものがかなりあります。基本的には,「メキシコの情報は胡散臭い」と私は考えています。宇宙人が来るなら,宇宙から見てもっと簡単にいきやすいアメリカやカナダ方面に行くと思うからです。
3 アポロ計画
アポロは月に行っていないという大槻教授の論拠,これは弱いです。確かに,政策的理由で日本には月の石が渡されなかったということはありそうです。
しかし,月面上に残されたレーザ版は実は今でも使用されていますし,また無線アンテナも現在使用されています。
そして,なにより先日の衛星「かぐや」の写真で,アポロ15号の着地後がはっきりと映っていたほか,また,アポロからの写真とかぐやの写真がほぼ一致するなど,月面に到達したと思われる証拠がかなり出てきました。なぜ,かぐやのことに触れなかったのか,ちょっと疑問に感じました。
ただし,アポロ計画には相当不可解な点も多く,また映像では確かに不審な点もあります。
おそらく,通説となっている「一部地上で事前撮影説」が有力かなと思います。
4 宇宙人J
アトラクションに最適でした。
5 クラリオン星人
クラリオンガールも宇宙人か,って思いました。
ただ,クラリオン星の有無はさておき,友好目的宇宙人の場合,仮にそうであれば,なぜもう少し積極的に表に出てこないのでしょうか。いつも気になるところです。
6 ロズウェル事件隠蔽工作
これは,私は「アメリカ政府の二重情報操作」と考えています。
つまり,ロズウェル事件の真相は,「軍事実験の失敗」であったが,これを隠蔽するために,公文書上は「宇宙人情報」としておき,これをさらに隠蔽するのです。その上で,公式発表として気球だったとします。
すると,これに納得いかない研究家が,ロズウェル事件の情報収集を始めますから,その中で「ダミーとして隠したUFO情報」に食いつき,そっちに関心がいってしまうわけです。
UFO情報も政局の道具になってしまうのです。
7 気功
あってもいいでしょう。
8 その他
肯定,否定のバトルはもう少しやってもよかったと思います。もちろん,節度を守るということはいうまでもありません。
以上になります。全体的には面白かったです。
しかし,超常現象は,私にとっても永遠のテーマです。絶対に,「これ,本当に超常現象だ」というものを暴いてみたいと思います。
改めて,この番組を見ると「今年も終わったなあ」って感じがします。
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今年は大槻VS韮澤のバトルがなくなってしまったのですか!
これにより「超常現象を肯定的に報じることが難しい状況に」なってしまうかもしれませんが,ワタシ的にはあの二人の存在自体が超常現象に思えてなりませんが…
というわけで,来年も例のオカルト結社…ではなく秘密組織でお会いしましょう!
良いお年を!
今年一年,お世話になりました。
大槻,韮澤バトルは,あのCM以上におもしろいものだっただけに,なくなったのは残念でした。
ただ,放送法の規定で,「オカルトものは怪しいよ」って言わなければならない(実は,この規定は昔からあったのですが)関係上,どうしてもまじめに研究している人ほど,放送されにくいという問題もあるようです。
来年は,怪しい秘密組織でお会いしましょう。
では,よいお年を。
> 大槻教授と韮澤さんのバトルがなくなった
う~む、それもありますが、大槻さん”月の石”で自爆してたやふな?(奥歯のモノが挟まった以上にもぐもぐしてた?汗)
今回は全然ダメじゃん!・・・と申しますか、かなりつまらない仕上がりだったかと(特に気功編は?汗)
元々、大槻さんとか大竹さんとか松尾さんあたりにいじられる”と学会”なネタ・・・という構図が薄くなったやふな?(”と学会”謎汗)
つーことで、明日からも同じ日々でありますが、区切りの来年になりますので、どぞよろしう願いますだ汗)
大槻教授,月の石で論理破綻してましたね。っていうか,単に「月の石以外の証拠があればいいんだけど」って逃げればよかったのに(単なる論理の遊びだった汗)。
気功編は不要でした。その分,アポロの謎でも追究してくれた方がもっと面白かったと思います(ついでにメキシコのもいらなかったかも・・)。
ゲスト陣,やはりもう少し戦う布陣でもよかったかもしれませんね。ただ,そうすると肯定派ゲストがこなくなる(プロデューサー困ってしまう汗)。
ならば,私を来年ゲストに呼んでほしいものです(不能条件??)。
そんなわけで,今年も残すところあと数時間です。よいお年を(来年もよろしくお願いします