あれは,あれで良いのかなPART2

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年末の風物詩「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル」は今年もやってくれた

2014年12月28日 02時57分13秒 | 超常現象
これを見ないと1年が終わりません。年末恒例の「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル」,今年はかなりの時間をUFO召喚に割いていましたが,結構笑えました。
残念ながら,今年も大槻教授と韮澤社長とのおもしろ掛け合い漫才はありませんでしたが,一方でここ数年やらせに近い超能力が使えると称するマジシャンのコーナーがなくなるなど,ある意味,ちゃんとした(?)超常現象に特化した番組構成でした。
正直,UFO召喚が長すぎるかなっていうところはありましたが,まあ今年の目玉としている以上,そこは仕方ないかもしれません。

さて,夢を壊す部分もありますが,各コーナーの感想などを簡単に。

ダビンチが宇宙人と出会っていた
絵画のみでそこまで断言できるかなあ,っていう感じです。
上空に飛べない時代なのにフィレンツェの地図が正確っていうのは,単に測量技術が優れていただけのことであり,その限りでダビンチの技術ってすごいなあ,っていうレベルの話でしょう。実際,伊能忠敬も空を飛ばずに精巧な日本地図を書いていますから。

UMA
基本的に創作です。
CG技術の進化ですね。あとは,こじつけです。
スレンダーマンも古くからの伝説,ではなく2009年に開催されたコンテストで創作されたもので,著作権登録済みのものです。まあ,実在するとして,誰が彼のスーツを仕立てているのか,っていう疑問もありますが(笑)。

恐怖映像
これ,ほとんど作品集です。
最近は,映像系専門学校の卒業制作などで,こうした映像を作るのが世界的にも流行っているみたいですね。


UFO映像集
ちょっと,今年はひどすぎます。ほとんどがCG作品。そもそも,なぜこれを放送に使うのか,っていうレベルのものばかりです。
まあ,番組スタッフは笑いを取ろうっていうコンセプトだったといえばそれまでですが。
ちなみに,那覇上空のUFOは,その後米軍の照明弾だったことも確認されています。照明弾がUFOに見間違えられるケースは世界中で結構多いです。
しかし,韮澤社長の「ヘブライ語が読めない」というのは,ちょっと笑ってしまいました。

マレーシア機消滅の謎
秋山さんの陰謀説,もう少し掘り下げてほしかった。
このあたりの話って,日航機墜落とかとリンクするかもしれないかなり重要な話だったので,ぜひ盛り上げてほしかったです。
個人的には,陰謀説には賛成ですが,どんな陰謀なのかは全く分かりません。

火星移住計画と火星警備の話
ジャンプルームというテレポーテーションで火星に行くという時点で,この話は相当眉唾です。仮にそれができたとしても,じゃあ最初に火星にジャンプルームをいつ,誰が,どうやって作ったのかっていう素朴な疑問もあります。
ただ,これを話すのがアイゼンハワーのひ孫なので,単純におかしな人の話ってくくりきれないかもしれません。おそらく想定されるのは,「火星移住シミュレーション」でなかろうかと思われます。これなら,実現していても全く不思議ではありません。
また,火星を警備していた大尉の話ですが,百歩譲ってこれが事実だとしたら,まさに極秘プロジェクトなので,自宅や氏名,顔をさらしてそんな話をペラペラ話せるはずはありません。
ただ,竹本先生がいうとおり,こうした話がでる大きな背景は,「火星資源の独占」にある可能性は高いと思います。アメリカの敵は火星人ではなく,他国の地球人なのです。
なので,アイゼンハワーのひ孫や元米軍兵士などに,あえて自由にいろいろ話させることで,他国に対するプロパガンダ活動を行っているのかもしれません。

火星移住討論
韮澤社長が寝返ってしまいましたが,韮澤社長と竹本先生の掛け合い漫才をもっと見たかったです。この辺の話,もっとふくらますと面白かったのに。

UFO召喚プロジェクト
3人の方を笑いものにするだけの企画になってしまいました。
最後にUFOらしきものが写りましたが,あれ,飛行機ですよね,たぶん。

こんな感想です。
番組全体としては,いろいろな規制の関係もあり,年々パワーダウンしているのは否めません。
ただ,ここまでくれば,やはりかつての「宇宙人の住民票」や「金星の写真」みたいな話をもっと出して,とことん笑いをとっても良かったのかな,って思います。その一方で,UFO映像は,もっと真偽不明な微妙なものを用意してもらう方が,盛り上がるのではないでしょうか。ここは,山口敏太郎先生をもっと活用するべきです。

といいつつ,まあ今年は結構笑えたので,十分今年一年を締めくくることができました。よかったです。
さて,来年はどんな1年になるでしょうか。来年こそ,本当に宇宙人が登場してくれることを願いたいものです。


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