あれは,あれで良いのかなPART2

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なんちゃって審判・解説者のススメ

2006年02月14日 22時56分03秒 | オリンピック
トリノオリンピックですが,日本勢,なかなかメダルにたどり着きませんね。
スピードスケート男子500メートルも,伏兵及川選手が後一歩及ばず第4位。しかし,4位は立派です。胸を張って日本に帰ってきてほしいものです。
しかし,選手の方々はみんないい顔をしています。今の世の中,結果がすべてだという風潮ですが,オリンピックくらい経過を重視してもいいのかなあ,と思います。

がんばれ,日本!!

さて,今,電車の中や飲み屋の席上において,「なんちゃって審判」や「なんちゃって解説者」が横行しています。オリンピックのいろんな種目について,俄知識で「あのジャンプが決まれば5点もらえたのに」とか「あの滑り,なぜ右に行かなかった」等々内容は多種多様に及んでいます。
なんていっている私も,なんちゃって審判,なんちゃって解説者の1人です。テレビ見ながら,「今のは35点」とか「ジャンプがなあ」なんて言いまくっています。

どうです,なんちゃって審判になりませんか?

なんちゃって審判やなんちゃって解説者のメリットは次のとおりです。
1 競技に対する理解が深まり,興味関心が高まる(しかも正しい関心)
2 日本勢以外にも外国勢の良いシーンを素直にたたえることができる(スポーツの原点はここにある)
3 本当の解説者の言うことを鵜呑みにしなくなる(自分で判断して見ることができる)
4 場合によっては自分や子どもがその競技を始めるようになる(特に子どもが関心を持てば,将来オリンピックだって夢ではないかも)

若干オーバーかもしれませんが,なんちゃって審判やなんちゃって解説者になることで,オリンピックを10倍は楽しめます。また,仲間内でやっている限りは,とりあえず他人に迷惑はかけません(聞かされている仲間は迷惑かもしれませんが)。しかも,家族,親子でやれば,「おやじ,うざい」と言われるかもしれませんが,ひょっとしたら本当に子どもが関心を持ってくれるかもしれません。そうなったらしめたものです。

では,なんちゃって審判やなんちゃって解説者になるにはどうすればよいでしょうか。
私は,次のような原則を持って臨んでいます(オーバーか!)
1 まずルールの概要だけを知る(細かいルールは不要。ようはどうすれば勝ちなのか,得点が高いのか等といった程度で十分)
2 テレビの解説者のいうことはあまり聞かない(当然日本選手有利な話ばかりするため,ひいき目で見てしまう。また優勝候補選手が出てくると,やはりひいき目で見てしまう。ここはあえてフリーな立場で試合を見るようにするために,解説者のいうことは無視!)
3 審査基準なんて知らなくて良い(なんちゃって審判ですから,別にジャンプが0.5点とか減点はどうとかは知らなくても大丈夫。ただ,これを知っていると,なんちゃって解説者に昇格できます。)
4 選手全員に対して評価をする(聞いたことのない国の選手とかの演技,競技もしっかり見る。)
5 とはいえ,気楽に,かつ素直な気持ちでテレビを見る(もちろん,日本選手を応援することは大いに結構!ただし,評価は公正に。)
6 選手全員に対し,リスペクトの念を持つ(あなたその競技できますか?オリンピックでられますか?ここに出場している人は,みんなその地域では英雄です。まして,誹失敗した選手に対して謗中傷の電話やメールを出すなんてもってのほか!)
7 批判は演技,協議内容自体に対して行い,選手自身の人格批判はしない(いい演技,いまいちの演技を見極めれば十分。6で書いたとおり,少なくとも私たちは選手を軽蔑する理由はない。)
8 売られた議論は買う(喧嘩じゃありません。なんちゃって審判が沢山いる場合は,本当の試合同様「合議」をしましょう。ただし,飲みながら見ているときは,乱闘にならないように注意。)
9 なんちゃって審判やなんちゃって解説者の極意は,「所詮戯れ言」を自覚すること(ようは楽しもう,ということ。)
10 できればマイナー競技のなんちゃって審判やなんちゃって解説者になれば,なお楽しい(仲間内ではヒーロー扱いか,マニアックな人扱いになるでしょう。)。


なんてところでしょうか。もちろん,私の基準ですから,結構いい加減です(っていうか,こんなことに要件を設けた人はたぶん他にはいないのでは?)。
以上を踏まえて,オリンピック,楽しみましょう。そして,盛り上がりましょう。

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