年金のデータ漏れ等から真の受給権者か否かを判断する年金記録確認中央第三者委員会が一応の方針を示しました。これによると,一応確からしいと全体的に判断できれば支給するということのようです。
「一応確か」なら支給=証拠なくても-年金記録漏れで判断基準・総務省第三者委 (時事通信) - goo ニュース
払ったつもりで払ってないことがありそうだ
この問題,今さら細かいことはいいません。基本的には,立証責任を国に転換させてもよいと思います。
ただ,実は,この問題を調査していくと,非常に困る人たちが日本全国で出てくる可能性があります。それは,「昭和2,30年代に年金払込金をくすねた人たち」です。
実は,本人が払ったつもりだが,そのお金が社会保険庁に納められていない場合があるのです。
払ったつもりで払っていないという事例は次の点が想定されます。
1 会社が納めていなかった(会社が天引きした社会保険料を別の経費で使ってしまった)←いわばこの会社の詐欺行為
2 集金人が支払わずに自分で使った←当時は近所の人が集金をしていたことがあったため,その人がお金を払わずに使い込んだ。
3 年金分払い戻し(掛け金の還付)←昭和30年代までは,女性は仕事しても結婚退職をすることが多いことから,その頃のOLで結婚退職した場合は,名目はともかく,かけた年金が一時金として還付された,ということが慣例としてあったようです。当然,そうなると実質払い込みなし,ということになります。
今回の調査では,「一応確からしい」ということで年金の受給権を認めるとのことですが,実際支払われたかどうかを調べていく過程の中で,上記事項が判明する可能性があります。そうなると,人によっては,「昔の悪事が暴露」という可能性すらあるわけです。
年金問題=社会保険庁批判という方程式が完成してしまいましたが,実は原因の一端にはこのような「払ったふり」をした人たちの存在もあるという点を見逃してはいけません。もちろん,もはや刑事上民事上の責任は問われませんが,道義上の責任を感じる場合は,今すぐ「自首」した方がよいでしょう。
とにかく,単純に入力漏れだけではなく,こういった問題もあり得る,という点だけでもご理解いただければ幸いです。
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TB先一覧
http://shomintou.livedoor.biz/archives/64662624.html
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払ったつもりで払ってないことがありそうだ
この問題,今さら細かいことはいいません。基本的には,立証責任を国に転換させてもよいと思います。
ただ,実は,この問題を調査していくと,非常に困る人たちが日本全国で出てくる可能性があります。それは,「昭和2,30年代に年金払込金をくすねた人たち」です。
実は,本人が払ったつもりだが,そのお金が社会保険庁に納められていない場合があるのです。
払ったつもりで払っていないという事例は次の点が想定されます。
1 会社が納めていなかった(会社が天引きした社会保険料を別の経費で使ってしまった)←いわばこの会社の詐欺行為
2 集金人が支払わずに自分で使った←当時は近所の人が集金をしていたことがあったため,その人がお金を払わずに使い込んだ。
3 年金分払い戻し(掛け金の還付)←昭和30年代までは,女性は仕事しても結婚退職をすることが多いことから,その頃のOLで結婚退職した場合は,名目はともかく,かけた年金が一時金として還付された,ということが慣例としてあったようです。当然,そうなると実質払い込みなし,ということになります。
今回の調査では,「一応確からしい」ということで年金の受給権を認めるとのことですが,実際支払われたかどうかを調べていく過程の中で,上記事項が判明する可能性があります。そうなると,人によっては,「昔の悪事が暴露」という可能性すらあるわけです。
年金問題=社会保険庁批判という方程式が完成してしまいましたが,実は原因の一端にはこのような「払ったふり」をした人たちの存在もあるという点を見逃してはいけません。もちろん,もはや刑事上民事上の責任は問われませんが,道義上の責任を感じる場合は,今すぐ「自首」した方がよいでしょう。
とにかく,単純に入力漏れだけではなく,こういった問題もあり得る,という点だけでもご理解いただければ幸いです。
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http://shomintou.livedoor.biz/archives/64662624.html
払ってなくても払ったように言える人ってかなりいるんじゃあないでしょうかねえ。でも人を見た目で判断したりする要素って.....茶髪ならあかんのかなあ。
ええ加減なことばかりです。
本日から外部サイトのTB受信が再開されましたので、お知らせいたします。いろいろなお気遣い、この場を借りて御礼申し上げます。
確かに口先だけで生活保護まで受給してもらっている人がいるくらいですから,年金なんて簡単さ,なんて企む輩もいるかもしれませんね。
ただ,一方で,「払ったつもり」「多分払っていたはず」という悪意なき人々も多いと思います。
あとはいかに判断するのか,ここに尽きるでしょうね。
悪意による申請者は,他人の財物を錯誤により受給させたとして詐欺罪も適用可能かと思います。
いずれにせよ,最大限正しく判断されることを願いたいものですね。もちろん,救済第一,これに尽きるとは思いますが。
TB発射大丈夫なのですね。よかったです。
今後ともよろしくお願いします。
連日の社保庁のニュースにはあきれるばかりです。
ところで、私はかねてから(といっても社保庁の事が明るみになってからですが)、社保庁扱いの年金がこんな状態では、サラリーマンのもうひとつの年金、いわゆる企業年金の方はどうなんだろうと思っています。故意?(本人が申請して来ない事をこれ幸いと)、あるいは過失?(記録がない、本人の住所が不明など)で本来、支払うべきものが支払われていないということがないのでしょうか?
私自身の経験ですが、定年後に勤務したいわゆる第二の職場C社(正確には第3の職場)に企業年金がある事を知らず、C社を退社3年半後、先方(C社の加入している工業会の厚生年金基金)から知らされて初めて知ったしだい。
過日、民間保険会社の保険金不払いなどが問題になりましたが、企業年金などの不払いなども結構多いのではなかろうかなどと思ったりしますが、マスコミではあまり話題になっていないのが不思議です。
企業年金についてしっかりと調べたことはありませんが,運用ベースは生保会社となっています。そして,生保各社では,今「保険金不払い」問題が大きく取りざたされています。
とすると,企業年金不払いがあっても不思議ではないかもしれませんね。