株価が下がり続けています。東証終値が1万円を割りました。また,ユーロが一時109円台になり,ドルも90円台になるなど,円高シフトが進んでいます。
東証終値1万円割れ 海外株安、円高を嫌気(共同通信) - goo ニュース
底買い狙いならばまだましなのだが・・
今回の株安,ギリシャを中心とするPIGSの不調からドイツがあおりを喰らわないように国債空売り規制をしたことから,投資家がちょっと慎重になって資金を引き出している,っていうところにあるようです。したがって,もう少し下げ続ける可能性があるものの,大恐慌のような暴落にまでは発展しないといえるでしょう。
むしろ,投資家としては,次のリスクヘッジを考えており,そのターゲットの一つとして,日本株も視野に置いているものと思われます。そうすると,「もう少し安くなったらごっそり買う」という動きになりますから,株価もすぐに1万円超えになり,めでたしめでたしってことになるでしょう,短期的には・・。
しかし,ここで怖いのが,「日本の株価は,企業実績をあまり反映していない可能性がある」ということです。すなわち,「単なるリスクヘッジの一つ」という認識だけで日本株を海外投資家が購入していることです。
この場合,怖いのは「日本経済が本当に破綻し始めた」と世界的に認識されたときです。そうなると,リスクヘッジとして持っていた日本株は一気に売却に走りますから,株価大暴落となります。まさに「盗人に追い銭」状態となります。円も売りに出されるため,一気に円安にシフトします。円安は輸出関連企業としてはありがたいようにも思えるのですが,輸入に頼る工業原材料の価格が暴騰するため,結局,企業業績を悪化させるだけとなるのです。
少々脅すようなことを書いてしまいましたが,日本の場合,「持ち株」企業が多いため,実際はそこまで激しい直撃弾は受けにくいかもしれません。しかし,持ち株会社ってことは,株価が企業財産価値算定基準となることから,企業資産価値が下落するってことになります。そうなると,価値が下がったが業績がそこそこって判定され,外資系企業からの買収,合併が進んでしまうというリスクもあるのです。
日本の景気は緩やかに回復傾向にあると発表されたところですが,現状からみるとそれを実感している企業は皆無でしょう。さて,今のトリプル安が日本経済にどんな影響を及ぼすか,政府がどのような処方箋をだすのか,日銀の対応はなどなどに注目してみましょう。
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底買い狙いならばまだましなのだが・・
今回の株安,ギリシャを中心とするPIGSの不調からドイツがあおりを喰らわないように国債空売り規制をしたことから,投資家がちょっと慎重になって資金を引き出している,っていうところにあるようです。したがって,もう少し下げ続ける可能性があるものの,大恐慌のような暴落にまでは発展しないといえるでしょう。
むしろ,投資家としては,次のリスクヘッジを考えており,そのターゲットの一つとして,日本株も視野に置いているものと思われます。そうすると,「もう少し安くなったらごっそり買う」という動きになりますから,株価もすぐに1万円超えになり,めでたしめでたしってことになるでしょう,短期的には・・。
しかし,ここで怖いのが,「日本の株価は,企業実績をあまり反映していない可能性がある」ということです。すなわち,「単なるリスクヘッジの一つ」という認識だけで日本株を海外投資家が購入していることです。
この場合,怖いのは「日本経済が本当に破綻し始めた」と世界的に認識されたときです。そうなると,リスクヘッジとして持っていた日本株は一気に売却に走りますから,株価大暴落となります。まさに「盗人に追い銭」状態となります。円も売りに出されるため,一気に円安にシフトします。円安は輸出関連企業としてはありがたいようにも思えるのですが,輸入に頼る工業原材料の価格が暴騰するため,結局,企業業績を悪化させるだけとなるのです。
少々脅すようなことを書いてしまいましたが,日本の場合,「持ち株」企業が多いため,実際はそこまで激しい直撃弾は受けにくいかもしれません。しかし,持ち株会社ってことは,株価が企業財産価値算定基準となることから,企業資産価値が下落するってことになります。そうなると,価値が下がったが業績がそこそこって判定され,外資系企業からの買収,合併が進んでしまうというリスクもあるのです。
日本の景気は緩やかに回復傾向にあると発表されたところですが,現状からみるとそれを実感している企業は皆無でしょう。さて,今のトリプル安が日本経済にどんな影響を及ぼすか,政府がどのような処方箋をだすのか,日銀の対応はなどなどに注目してみましょう。
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道路や選挙マニュアルはほんの一例程度として押さえてもらえればよろしいかと思います。
さて,ご指摘にサイトは初めて知りました。さっそく拝見しましたが,真偽はさておき,結構おもしろい点を突いているなあって感じました。
果たして,真実はいかに!
管理人さんはひょっとするとこのサイトを読んでいらっしゃるかもしれません。この定期的に発行されている出版社サイトの文書は、気になる所を○×で書いていますが、結構おもしろいですね。
ttp://www.nihonjournal.jp/web/keizai/kaibun_394.html
この月刊誌で取り上げた文書は、ひょっとして同じものでしょうか。
ttp://www.zaiten.co.jp/zaiten/201002.shtml
ttp://www.jamitsuilease.co.jp/news/index.html