日本テレビ系列で放送していた「ガリレオの遺伝子」という番組の再放送を見ました。
この番組は,非現実的と思われる様々な仮説を真剣に研究している学者の見解を紹介するというものです。
また,番組の目玉として,「1億人がジャンプをして地球の軌道が変わるのか」という大実験の結果発表をするなど,バラエティ色豊かなな内容となっていました。
楽しめました
この類の番組は,基本的に大好きです。しかも,今回の番組の構成は,「**である。」という言い切りではなく,あくまでも「学者の仮説ではあるが,**という根拠がある。」という前提において構成されているため,某探検隊のような明らかな胡散臭さは少なく,「なるほど,あり得ない話じゃないないんだなあ」と考えさせる内容となっていました。
とはいえ,一方では,「でもこの仮説,無理あるよなあ」と思わずにはいられないものが多く,結局は楽しく笑ってしまうものばかりでした。
しかし,当の科学者本人は,それを真剣に研究しています。科学の進歩というのは,実は誰もが「絶対あり得ない」ということも実験してつぶしていくという姿勢が大切なのかもしれません。そういう意味では,このような学者の存在も科学の発展には不可欠なのでしょう。
さて,番組を見ていくつか突っ込みたくなった点を私なりにコメントします。もちろん,私は超常現象ファンではありますが,科学的に研究していませんので,そういう点からは今回の学者よりは説得力が弱いことはご承知おきください。
1 地球空洞化説
これ,よく聞きます。コアもマントルも存在しないという話です。ただ,地球空洞化説の最大の弱点は,「地球自体の強度」にあります。氏の仮説を前提にすると,地球はピンポン玉のような状態にあるのですが,そうなるとかつて(恐竜がいた頃)隕石が降ってきたような時,地球は一気に破裂したはずですが,特に地球自体に影響はありませんでした。すると,空洞化はかなり無理がある理論では,と思います。
あと,衛星写真ですが,これは地球の穴ではなくオゾンホールであるという考え方が主流です。あれだけの穴が北極にあいていれば,さすがに誰か気が付きます。
2 宇宙人の交換留学
実は一番楽しませてもらいました。現実的な問題として,その星の重力や大気が地球とほぼ同一だったという条件がなければ,地球からの留学生はみんな死んでしまいます。
また,実は一番問題なのは,「トイレ」なのです。1年近く飛ぶUFOのトイレは,宇宙人仕様になっているため,地球人に合わないと大問題となります。しかも,おならを放置すると,最悪全員死亡することすらあります。
細かいところで検証するべき点はあるのです。
3 地震雲
これはかなり信憑性の高い話です。現に,氏以外にも研究している人は多いです。
地震により発生した電磁波で雲ができると主張する学者もいます。この辺は,研究の成果が出る日も近いでしょう。
4 死者とのコンタクト
私は,幽霊を信じるタイプですが,この実験は,「死者とのコンタクト」ではなく,「自己の真相心理の映し出し」だと思います。平たくいえば,「思いこみ」です。
おそらく,多くの人に内緒で実験を行い,その際に「死者が映る」だけではなく,「好きな人が映る」「有名人が映る」などパターンを変えて実験すると,死者以外も映るのではないでしょうか。
要実験です!
5 シンクロな人生
確かに単なる偶然では片づけにくいです。でも,シンクロするのであれば,もう少し法則性があってもよいと思います。
これは難しいですねえ・・。
6 ジャンプで地球の軌道を動かす
もちろん実験をして結果を検証することは大事なので,今回の実験を全否定はしませんが,せっかくあそこまでやったのであれば,ジャンプ誤差や天候誤差なども踏まえて複数回行うべきだったのではないでしょうか。
まあ,正直地球上の生物がジャンプした位で軌道が変わるほど地球はヤワではないと思いますが。なぜなら,仮にそれで地球が動くとなると,それ以前にその振動が地表全体に拡がり,地球上で大地震と大洪水が発生するからです。
それくらいのパワーがないと地球は動かないでしょう。
可能性としては,「核兵器の地下実験数万発同時爆破」等でしょうが,これをやったら確実に地球の軌道以前に地球の環境に大きな影響を与えることでしょう。
以上です。超常現象大好き人間としては,やはりもう少しいろんな検証をした上で,「本当に科学で証明できないもの」をあぶり出し,そこから超常現象か否か解明してほしいと思います。
いずれにせよ,楽しませてもらいました。
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この番組は,非現実的と思われる様々な仮説を真剣に研究している学者の見解を紹介するというものです。
また,番組の目玉として,「1億人がジャンプをして地球の軌道が変わるのか」という大実験の結果発表をするなど,バラエティ色豊かなな内容となっていました。
楽しめました
この類の番組は,基本的に大好きです。しかも,今回の番組の構成は,「**である。」という言い切りではなく,あくまでも「学者の仮説ではあるが,**という根拠がある。」という前提において構成されているため,某探検隊のような明らかな胡散臭さは少なく,「なるほど,あり得ない話じゃないないんだなあ」と考えさせる内容となっていました。
とはいえ,一方では,「でもこの仮説,無理あるよなあ」と思わずにはいられないものが多く,結局は楽しく笑ってしまうものばかりでした。
しかし,当の科学者本人は,それを真剣に研究しています。科学の進歩というのは,実は誰もが「絶対あり得ない」ということも実験してつぶしていくという姿勢が大切なのかもしれません。そういう意味では,このような学者の存在も科学の発展には不可欠なのでしょう。
さて,番組を見ていくつか突っ込みたくなった点を私なりにコメントします。もちろん,私は超常現象ファンではありますが,科学的に研究していませんので,そういう点からは今回の学者よりは説得力が弱いことはご承知おきください。
1 地球空洞化説
これ,よく聞きます。コアもマントルも存在しないという話です。ただ,地球空洞化説の最大の弱点は,「地球自体の強度」にあります。氏の仮説を前提にすると,地球はピンポン玉のような状態にあるのですが,そうなるとかつて(恐竜がいた頃)隕石が降ってきたような時,地球は一気に破裂したはずですが,特に地球自体に影響はありませんでした。すると,空洞化はかなり無理がある理論では,と思います。
あと,衛星写真ですが,これは地球の穴ではなくオゾンホールであるという考え方が主流です。あれだけの穴が北極にあいていれば,さすがに誰か気が付きます。
2 宇宙人の交換留学
実は一番楽しませてもらいました。現実的な問題として,その星の重力や大気が地球とほぼ同一だったという条件がなければ,地球からの留学生はみんな死んでしまいます。
また,実は一番問題なのは,「トイレ」なのです。1年近く飛ぶUFOのトイレは,宇宙人仕様になっているため,地球人に合わないと大問題となります。しかも,おならを放置すると,最悪全員死亡することすらあります。
細かいところで検証するべき点はあるのです。
3 地震雲
これはかなり信憑性の高い話です。現に,氏以外にも研究している人は多いです。
地震により発生した電磁波で雲ができると主張する学者もいます。この辺は,研究の成果が出る日も近いでしょう。
4 死者とのコンタクト
私は,幽霊を信じるタイプですが,この実験は,「死者とのコンタクト」ではなく,「自己の真相心理の映し出し」だと思います。平たくいえば,「思いこみ」です。
おそらく,多くの人に内緒で実験を行い,その際に「死者が映る」だけではなく,「好きな人が映る」「有名人が映る」などパターンを変えて実験すると,死者以外も映るのではないでしょうか。
要実験です!
5 シンクロな人生
確かに単なる偶然では片づけにくいです。でも,シンクロするのであれば,もう少し法則性があってもよいと思います。
これは難しいですねえ・・。
6 ジャンプで地球の軌道を動かす
もちろん実験をして結果を検証することは大事なので,今回の実験を全否定はしませんが,せっかくあそこまでやったのであれば,ジャンプ誤差や天候誤差なども踏まえて複数回行うべきだったのではないでしょうか。
まあ,正直地球上の生物がジャンプした位で軌道が変わるほど地球はヤワではないと思いますが。なぜなら,仮にそれで地球が動くとなると,それ以前にその振動が地表全体に拡がり,地球上で大地震と大洪水が発生するからです。
それくらいのパワーがないと地球は動かないでしょう。
可能性としては,「核兵器の地下実験数万発同時爆破」等でしょうが,これをやったら確実に地球の軌道以前に地球の環境に大きな影響を与えることでしょう。
以上です。超常現象大好き人間としては,やはりもう少しいろんな検証をした上で,「本当に科学で証明できないもの」をあぶり出し,そこから超常現象か否か解明してほしいと思います。
いずれにせよ,楽しませてもらいました。
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津波なんて簡単に起こせる…と論ずる学者さんもいるそうです。
「ガリレオ…」は観てないですが、
番組で取り上げたことがマジなのか「と」なのかはともかく、
「と」や超常現象好きなおいらにとっては、楽しい話です…。
ちなみに霊は…家で飼っていた犬の生き霊を何度か…。
13億人が同時に海に飛び込んだら,多少は津波っぽくなるかもしれませんが,行進くらいじゃびくともしないでしょうね,きっと。さすが,考えることが・・・って感じですねえ(^_^;)。
「ガリレオ・」ですが,基本は「マジ」みたいですが,取り上げるテーマが「と」学会てきです。でも,本気で研究している学者がいる以上,一応はリスペクトして扱っていました。
超常現象話は本当に面白いです。でも,9割以上が「偽物」なのですが,それを更に売り物にすることだけは腹が立ちます。本当の超常現象だけをあぶり出して,その部分を集中的に研究すれば,本当に原因が解明できるかもしれませんね。
あの番組に関しては放送法に「オカルト等を肯定的に扱ってはいけない」とあるので、あれはあれでいいんじゃないんでしょうか。ただし、過去の経験から、鏡(特に合わせ鏡)には確かに何かある様ですが。
人間の場合も説明の付かない遊体離脱のケースがありますので,生霊はあってもよいのかなあって思います。
さて,放送法の規定ですが,一方で根拠の薄いオーラやあまり当たらない占い師の戯れ言で1時間の番組を作っている場合もあり,どこまで守られているかちょいと疑問名部分もあります(もっとも,個人的にはオーラはもう少し科学的に調べれば肯定できそうな気がしますが。)。
合わせ鏡ですが,いろいろな逸話が残っていますね。昔から神様への供え物として使われており(卑弥呼も鏡を使っていたといわれていますし。),神社にも大きな鏡が奉納されていることからすれば,鏡に説明のできない神秘的な力があるのかもしれませんね。
一方で,夢を崩すようですが,「光と視覚のトリック」という光の屈折率と人間の視覚機能の盲点から鏡の神秘的な減少が発生しているという学説もあります。こういう点からもさらに研究が進めば,「本当に神秘的なもの」だけがあぶり出され,超常現象マニアも喜べるのではないかと思いますね。
当時のまっとうな科学者は地球空洞説なんか相手にしなかったのでしょう。でも誰かが、この衛星写真に写る不思議な穴に注目していれば、オゾンホールをもっと早く発見できた可能性もあり、ひいてはフロンガス被害を深刻化する前に防げていたかもしれません。荒唐無稽な話をただ笑い飛ばして相手にしないのも一考かもしれません。
科学ではありませんが,トロイの遺跡を発見したシュリーマンは,伝説を信じて発掘作業をしていましたが,当時は回りから「なんてバカな奴だ」みたいな扱いをされていました。
科学の世界も同じことで,一件「ばかなことを」と思われることであっても,しっかりと検証するということは大切なのでしょう。
おっしゃるとおり,あの衛星写真,当時からもう少しまじめに研究していれば,もっと早く地球温暖化対策を講じられたのかもしれませんね。