あれは,あれで良いのかなPART2

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目指せ,政治家の星!「若手政治家養成塾」

2006年07月31日 11時49分28秒 | 政治・選挙
私がお世話になっているブログの一つである,和光市議の松本たけひろさん(http://ameblo.jp/takeyan/)ら埼玉の若手市町村議員らが中心となって,明日の地方議会議員を目指す若手を対象に,「若手政治家養成塾」を立ち上げたようです。

詳しくはこちらのページへ

頑張れ,若者達よ!

既存政党では,公募や政党職員からの立候補支援などを利用して結構いろいろな人材を集めています。もちろん,それはそれでやる気のある人たちを集めることができるでしょう。
しかし,地方議会の場合,必ずしも大手政党に所属していることがプラスになるとは限らないこと,そもそも既存政党の考え方に納得ができない人たちが多いこと,逆に技損政党が相手にしてくれないような地元密着型公約を掲げている場合が多く,既存政党に加入しない(またはできない)場合が多いです。
しかしながら,既存政党に加入しないと,事実上の事前運動が行いにくいこと,選挙資金の集め方などが難しいこと,知名度向上が大変なことなど自力で立候補しようとするにはクリアしなければならない問題が山ほどあります。そして,残念なことに,そのようなノウハウを紹介する機関はほとんどありませんでした。

今回の試みは,このようないわゆる無党派の政治家を目指す人たちを対象に開催するようで,講師も実際に無党派で苦労して当選した現役の若手議員達が中心となるようです。
したがって,自分たちが実際に苦労した点を踏まえて,さまざまなノウハウや知識の伝授などが行われることと思います。
さらに,このような活動が全国的に拡がれば,やがては既存政党に取って代わる一大勢力にならないとも限りません(無党派をなめたらあかん!)。
今の国会議員は,事実上既存政党に所属しなければまず当選は不可能です。しかし,地方議会では前述のとおり,既存政党に所属していなくても,しっかりした政策を持っていれば当選は可能です。そして,そのような人たちが集まれば,将来的にはきっと国政に対しても大きな風穴を開けるきっかけとなるのではないでしょうか。

もちろん,仮にも塾である以上,前提として,受講者自身にやる気と本気がなければならないことはいうまでもありません。当然,かなりの課題も課せられるようです。(だから,根気のない私は無理かなあ,と思っています)。

詳しいことは,冒頭のリンク左記を参照してください。多少なりとも興味や関心のある人は,リンク先のホームページから確認をしてみたらいかがでしょうか。

ただ,一言だけ。
「市民感覚,市民の視線をもった政治家志望の人だけが,この講座に参加しましょう」
政治家で金儲けしようとか,国会議員になるためにとりあえず地方議会の議員でもやるかなんてよこしまな考えを持つ人はやめておいた方がよいと思います。

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TB先一覧
http://ameblo.jp/takeyan/entry-10015237366.html

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2 コメント

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takeyanさま,コメントありがとうございました (おかにゃん)
2006-08-05 13:05:38
こんにちは。こちらこそ,許可なく紹介してしまって申し訳ありませんでした。ただ,こういう動きは是非とも多くの人に知ってほしいと思い,記事にいたしました。

確かに,どのような人が応募するのか,また面接などで優秀な人材を選べるのかは難しいかもしれません。

ただ,極論ですが,100人の受講生の中にひとりでもこのような感性を持った人が参加しており,そしてその人が議員となったとすれば,それでもこの塾の意義は十二分にあったといえるでしょう。この塾がなければ,この1人は議員になることなく,埋もれたままになってしまったかもしれないからです。

おっしゃるとおり,この取り組みが一つの突破口になると私も思いますので,本当に頑張ってください。



なお,勝手ながら欲をいいますと,今回の企画は議員を目指そうという人を対象にしたものですが,今後は例えば「議員になりたいかどうかなんともいえない人」とか「議員にはなるつもりはないが政治に強い興味があり,議員以外の形で政治に参加したい人」さらには「一般教養として政治を学びたい人」などを対象にしたミニセミナーなども開催できればよいのかなあ,と思います。こうした中からも新たな優秀な人材が生まれる可能性も高いですしね。
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ご紹介ありがとうございます! (takeyan)
2006-08-05 06:35:18
おかにゃんさんはなまじの地方議員より圧倒的に深く地方自治を理解しておられます。そういう方を前にいろいろ書き込むのも気が引けるのですが、おっしゃるとおり、市民感覚の人、というのは本当に大きなポイントです。若手だから、女性だから、良い議員になるとは限りません。人様を踏み台にしようとか、そういう人種もたくさんいるのがこの世界です。作文と面接で私たち若造がしっかりと見抜く自信もあろうはずがありません。

ただ、逆に明らかに素晴らしい人なら分かるのかな、とも思います。そういう意味で、出来るだけ多くの人に名乗り出ていただきたいな、と思っています。



ところで、よくよく調べると、地方議会は政治にチャレンジするには思いのほか身近な存在です。だから、既存の政党は結構組織的かつ比較的容易に多数の地方議員を誕生させている気がします。

しかし、じゃあどうすればいいのか、というと普通の人は突然壁に突き当たります。

この取り組みがひとつの突破口になると嬉しいな、と思っています。
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