あれは,あれで良いのかなPART2

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フィギュア世界選手権は男女V\(^^@)/でも「モヤモヤよなーず」

2010年03月28日 22時42分26秒 | スポーツ全般
フィギュア世界選手権は,男子は高橋大輔選手が,女子は浅田真央選手がそれぞれ優勝しました。これにより,男女とも日本選手が優勝という快挙を遂げました。

真央 気迫の逆転V!ソチへ第一歩(スポーツニッポン) - goo ニュース

なんだろう,この微妙な採点基準

オリンピック後の今シーズンラスト大会ということもあり,各選手とも調整で明暗が分かれたと思われます。そんな中,男子ではトップ2が欠場という点があったとしても,高橋選手の演技は完璧で,オリンピック以上といっても過言ではありませんでした。文句なしの金でしょう。
一方,女子も真央ちゃんについては,オリンピックのリベンジは一応果たせる滑りでした。ただ,おそらく本人的には,ショートでの滑りには満足いっていないかもしれません。でも,いい感じでした。
ただ,フリーについて,キムヨナ選手が1位というのは,いささか疑問を感じずに入られません。
前提として,この大会のために「国家的陰謀」や「不正の働きかけ」はなかったと思います。また,キムヨナ選手自身は,自分のやれるべきことを演じただけといえます。
そのうえで,今回のキムヨナ選手の滑りは,全体的に精細を欠きましたし,フリーに至ってはミスもかなりあったように見えました。私自身,ツイッターで思わずつぶやいていますが,個人的には,直後のコストナー選手の方が全体的に上に見えました(彼女のテクニカルコンポーネントがどうしてあんなに低かったのか,逆に疑問を感じます。)。
プログラムコンポーネントはいいのかもしれませんが,少なくとも,テクニカルコンポーネントはそんなに良いとは思えませんでした。それなのに,フリー1位というのは非常に不思議としかいいようがありません。なので,あの点数を見た瞬間,もやもやした何かありました。まさに,「モヤさま」ならぬ「モヤよな」っていう感じでしょうか。
おそらく,採点基準の盲点なのでしょう。今回は,ジャンプでのダウングレード判定が厳しかったので,その辺りの判定が今回大きく影響したのかもしれません。

とはいえ,誤解のないようにいいますが,これは決して「選手が悪い」という話ではありません。少なくともキムヨナ選手自身には一切問題のない話です。採点基準を決めた連盟側の問題なのです。

いずれにせよ,これで今シーズンは終了しました。選手のみなさんは,これから来シーズンに向けて頑張ってほしいと思います。そして,来シーズンは,「より納得できる採点基準」で,素敵な滑りを見せてほしいものです。

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