KAT-TUNのメンバーだった赤西仁くんが,海外留学のために突然休業宣言を発表しました。
ジャニーズ関係者はもちろんのこと,ファンもかなりビックリしたようです。
でも芸能レポーターも歯切れが悪いなあ
このニュース,昨日の学校では,きっと「北朝鮮の核実験」なんかよりも遙かに盛り上がっていたことと思います(っていうか,きっと核実験に興味のあった中高生は少ないでしょう。)。
それはさておき,おじさま世代になりますと,ジャニーズの若手があまり区別がつかなくなってしまいます。したがって,逆に彼の休業宣言の衝撃性が伝わってきません。笑点で例えるならば,歌丸さんが突然止めてしまうようなものなのでしょうか(笑)。
ただ,不思議に感じた点がありました。それは,芸能レポーターがいろいろと質問をしていたときのことです。そこで女性問題などが背後にあるのではという質問に対し,本人は明確に否定をしました。ところが,その後,スタジオでのコメンテーターのコメントがいつもと違って非常に歯切れが悪い。なんか,「言いたいけど言えないネタがある」かのような印象を受けました。
そもそも,ジャニーズ事務所に関する報道は,テレビ局側はかなり気を使って報じています。時には,ジャニーズ事務所関係者のスキャンダル報道を故意に報じないということもあります(結果,梨本勝氏が「そんな番組おかしい」といって降板したいう実例もあります。)。
ジャニーズ事務所はテレビ局からすれば,「売れるタレントを送るドル箱取引先」な訳ですから,ジャニーズ事務所が「オタクのテレビ局にはタレントを送らない」といわれてしまうと,視聴率が一気に取れなくなり,結果テレビ局の経営自体に問題が発生してしまうわけです。
つまり,ジャニーズ事務所が大企業で,テレビ局が抽象下請け企業,という構造が成り立っているわけです。
そんな背景から,ジャニーズ関係の報道には相当気を使っていると思われます。
それを踏まえると,今回の赤西君の件については,「言ってはいけない何か」があるのではないでしょうか。
もっとも,これは個人的な問題かジャニーズ関係の問題かまでは分かりません。
とまあ,この辺までは別にジャニーズとテレビ局との関係であり,この真相を報じなかったとしても,私たちにはさしたる影響がありません。
問題はここからで,「テレビ局は同じような配慮を大企業や政府与党に対して行っていないか?」という点です。
例えば,大企業の不祥事については,あまりつっこみが入らない場合があります。貸金業法改正問題についても,金利問題ばかりに目がいってますが,広告問題(気軽さやイメージだけで中身がないことや,ゴールデンタイムにも流していることなど)も実はかなり深刻な状況であったにも関わらず,この点について突っ込むメディアはありませんでした。
政府与党に至ってはもってのほかで,野党の不祥事には厳しいが(先の永田問題や細野問題などでは相当突っ込みまくっていた),与党サイドの不祥事はほとんど報じていません(例えばいわゆる小泉チルドレンの不倫疑惑,不正献金疑惑,公職選挙法違反疑惑,暴力行為疑惑,村上ファンド疑惑などは全く取り上げられないか,小さく扱って終わっています。)。むしろ,腰巾着になって大本営発表のごとく報じているだけではないでしょうか。
先日久米宏氏がラジオ番組で,「メディアが権力側についてはいけない」と言ってましたが,まさしくそのとおりで,メディアが権力を監視するべき立場になければいけないのではないでしょうか。
もちろん,何もすべて批判しまくればいいというわけでもありません。良いものは良い,悪いことは悪いという,賛否両論ありそうなときは問題点を提起し国民全体で考えてみる,こういう「つかず離れず」の姿勢がメディアに求められると言えるのではないでしょうか。
KAT-TUN問題から話が大きくそれてきましたが,赤西君の記者会見とそれを報じるテレビ番組を見て,改めて今のテレビ局の問題が垣間見えたような気がしました。
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TB先一覧
http://blog.goo.ne.jp/sunafukin-0101/e/d0d04035241322b935fe80b85f1fae96
http://trendblog.livedoor.biz/archives/50045584.html
ジャニーズ関係者はもちろんのこと,ファンもかなりビックリしたようです。
でも芸能レポーターも歯切れが悪いなあ
このニュース,昨日の学校では,きっと「北朝鮮の核実験」なんかよりも遙かに盛り上がっていたことと思います(っていうか,きっと核実験に興味のあった中高生は少ないでしょう。)。
それはさておき,おじさま世代になりますと,ジャニーズの若手があまり区別がつかなくなってしまいます。したがって,逆に彼の休業宣言の衝撃性が伝わってきません。笑点で例えるならば,歌丸さんが突然止めてしまうようなものなのでしょうか(笑)。
ただ,不思議に感じた点がありました。それは,芸能レポーターがいろいろと質問をしていたときのことです。そこで女性問題などが背後にあるのではという質問に対し,本人は明確に否定をしました。ところが,その後,スタジオでのコメンテーターのコメントがいつもと違って非常に歯切れが悪い。なんか,「言いたいけど言えないネタがある」かのような印象を受けました。
そもそも,ジャニーズ事務所に関する報道は,テレビ局側はかなり気を使って報じています。時には,ジャニーズ事務所関係者のスキャンダル報道を故意に報じないということもあります(結果,梨本勝氏が「そんな番組おかしい」といって降板したいう実例もあります。)。
ジャニーズ事務所はテレビ局からすれば,「売れるタレントを送るドル箱取引先」な訳ですから,ジャニーズ事務所が「オタクのテレビ局にはタレントを送らない」といわれてしまうと,視聴率が一気に取れなくなり,結果テレビ局の経営自体に問題が発生してしまうわけです。
つまり,ジャニーズ事務所が大企業で,テレビ局が抽象下請け企業,という構造が成り立っているわけです。
そんな背景から,ジャニーズ関係の報道には相当気を使っていると思われます。
それを踏まえると,今回の赤西君の件については,「言ってはいけない何か」があるのではないでしょうか。
もっとも,これは個人的な問題かジャニーズ関係の問題かまでは分かりません。
とまあ,この辺までは別にジャニーズとテレビ局との関係であり,この真相を報じなかったとしても,私たちにはさしたる影響がありません。
問題はここからで,「テレビ局は同じような配慮を大企業や政府与党に対して行っていないか?」という点です。
例えば,大企業の不祥事については,あまりつっこみが入らない場合があります。貸金業法改正問題についても,金利問題ばかりに目がいってますが,広告問題(気軽さやイメージだけで中身がないことや,ゴールデンタイムにも流していることなど)も実はかなり深刻な状況であったにも関わらず,この点について突っ込むメディアはありませんでした。
政府与党に至ってはもってのほかで,野党の不祥事には厳しいが(先の永田問題や細野問題などでは相当突っ込みまくっていた),与党サイドの不祥事はほとんど報じていません(例えばいわゆる小泉チルドレンの不倫疑惑,不正献金疑惑,公職選挙法違反疑惑,暴力行為疑惑,村上ファンド疑惑などは全く取り上げられないか,小さく扱って終わっています。)。むしろ,腰巾着になって大本営発表のごとく報じているだけではないでしょうか。
先日久米宏氏がラジオ番組で,「メディアが権力側についてはいけない」と言ってましたが,まさしくそのとおりで,メディアが権力を監視するべき立場になければいけないのではないでしょうか。
もちろん,何もすべて批判しまくればいいというわけでもありません。良いものは良い,悪いことは悪いという,賛否両論ありそうなときは問題点を提起し国民全体で考えてみる,こういう「つかず離れず」の姿勢がメディアに求められると言えるのではないでしょうか。
KAT-TUN問題から話が大きくそれてきましたが,赤西君の記者会見とそれを報じるテレビ番組を見て,改めて今のテレビ局の問題が垣間見えたような気がしました。
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TB先一覧
http://blog.goo.ne.jp/sunafukin-0101/e/d0d04035241322b935fe80b85f1fae96
http://trendblog.livedoor.biz/archives/50045584.html
マスコミ報道というのは,まさに毒にも薬にもなります。そして,それを妄信的に信じるという私たちの姿勢自体にも問題があるといえるでしょう。
「情報は常に疑って考える」という姿勢を持つことが大事なのだなあ,と実感させられますね。
最近、70歳以上の人数人(もと小学校教師含む)に聞いてみたところ、今と同じ様な壮絶ないじめや教師の不祥事は戦前からいくらでもあったそうですし、「少年犯罪データベース」によると、子供の自殺が最近急に増えたわけでもない。未履修は少なくとも15年程前から確認されています。
このページの2006.01.07を読んでもらえば、今のテレビのいい加減さがほんの一部ですがわかりますよ。
http://kasabake.jugem.jp/
今のアイドルニュースに付いていけないと悟った瞬間,「年取ったなあ」と実感してしまいましたorz
それはさておき,非常に説得力があり,信憑性の高い情報だと思います。
確かに,ジャニーズでは,過去にも住所録が発売されそうになるなど,「ストーカー的ファン」がかなりいます。そのファン対策のためには,「すべて隠す」という選択肢はあるでしょうね。
もっといえば,そういうファンのために,事実上の引退を余儀なくされたと言えるのかもしれません。とすると,「一部過激ファンは自分で自分の首を絞めた」といえるでしょう。
いずれにしても,静かに勉強できる環境を築き上げてほしいものです。
赤西君は、笑点の歌丸・・・という例えは分からないので・・・
全盛期の巨人軍が長島茂夫と王貞治・・・だったとしたら、
長島(もしくは王)が巨人軍をやめる、というイメージです。
(当時を知らないので違うかもしれませんが)
そして赤西君が何も言えないは、渡航先での迷惑がかかるからです。
※(一応)ファンの悪口をTVで言う事はアイドルとして、できませんからね。
これは、若い世代では皆さん分かる事で、勿論レポーターも
言えないことくらい重々分かっています。
何をオーバーな・・・と思われるでしょうが、実際にKAT-TUNの
ストーカー行為は凄まじいので有名で、彼らの行動はよくネットで
でまわっています・・・。
また、例えとして去年の夏、KAT-TUNはロサンゼルスのリトル東京でパレードに参加したのですが、それは仕事ではなくプライベートで、
日程も発表されていなかったにもかかわらず、ファンはおしかけ、その際、ネット上では成田の写真、飛行機の中の写真、その様子、パレードの写真等がばらまかれました。
ちなみに今回の赤西君留学の一要因としてストーカー被害のため、
精神的に病み、療養・・・といった説もあるくらいです。
ですが結果的に、この「何も言えない」事が話題性を呼び、おじさま世代のブログに登場し、赤西君の知名度を上げたことも事実ですので、それこそがTV局とジャニーズの戦略かもしれませんけどね。
それよりも,この類の事務所の場合,何らかの理由から突如内紛が勃発するというケースが多々見受けられます。
どの世界もそうですが,全員が快く思っているわけではない場合,何らかの火種が大きく爆発することがあるでしょうから,ジャニーズ事務所とて例外ではないでしょうね。
芸能レポーターも,弱いところばかり叩くのではなく,こういう時こそ,「強いものを叩く」という姿勢で臨むべきでしょう。もっといえば,直接ジャニーさん(社長)の直撃取材でもやればいいのに,と思うのですが,そこには絶対に踏みいりませんね。なぜでしょう?
ところで,週刊誌ではぼちぼち「休業の真相」などという記事が出始めてきました。そこでは,様々な説が飛び交い始めています。もっとも,例によってどこまで真実かは分かりませんが。
普段から「報道の自由の侵害だ」と言うのならば、一流芸能人を追っかけまわし、相手が嫌がって車に逃げるくらいの根性がなければ・・・とつくづく思います。
日本人のなぁなぁさ、臭いものにはフタ的な所が丸見え。
赤西君にしても、留学をするならするで、デビュー前から言っておけば良かったのにと誰もが思うでしょう。
半年経っても帰って来なければ、KT-TUN(クトゥーン)のままどころか、男闘呼組などの二の舞もありえそうです。
ジャニーズ事務所には、「ポストカトゥーン」は幾らでもいる事を忘れているのではないでしょうか。
スポンサーに気を使わなくていいはずのNHKでさえ、政治家には気を使ってしまうところがあります。
気遣いのあまり、肝心なところの突込みが・・って感じますよね。
赤西君の件、歯切れ悪い見解ですね。普通こうなると芸能レポーターは一気に突っ込んでいくものなのですが、この辺も力関係なのかもしれませんね。
流石です!
赤西会見から、メディア側の偽善性まで・・。
消費者金融の件でも、イマイチ踏み込まないような・・。
一定時間帯を過ぎると、○○ミスだとかばかりですからね。スポンサーに気を使っててニュースが成り立つのかな?って。
話はもどって、赤西くんの会見
何を聞いても
“何も決まってない”
裏事情があるのは、一般オバサンでも
分かるのに、レポーターも事務所の力が
怖いから突っ込まないですね・・。
テレビ局とジャニさんところの力関係が
見え隠れして、面白かったです。
おっしゃるとおりなのですが,「大本営発表」に国民全員が踊らされてしまったという忌まわしい過去もあります。また,現在もメディアの情報に振り回されやすい国民性という点は否定できません。
忌まわしい過去の二の前にならないようにするためには,ネットを有効に使うということが大切なのかもしれません。そのためには,まず私たち自身も「いい加減な情報を流さない」という姿勢で臨むことが必要と言えるでしょうね。