テレビ朝日系列で年末の風物詩だったはずの「ビートたけしの禁断の超常現象マル秘Xファイル」が,11日放送されました。たけしさんの話では,「裏番組,きむたくだから,勝ち目がない」ということでの放送ということでしたが,基本的にはいつもながら全体的に笑える内容になっていました。
とりあえず2012年まで引っ張れる企画だなあ
今回も,UFO映像をはじめ,メキシコのUMAの話などといった宇宙人関係の話にすすみ,さらには新型インフルエンザなども宇宙人説にしたりするなど,まあベタなテーマのほか,アメリカのスターウォーズ企画の話,日本の予言書,さらにはマヤ文明の2012年12月21日人類滅亡説の話など,内容は本当に盛りだくさんでした。
ただし,いつもとちょっと違うのは,超常現象研究家の人たちが,いつもよりも「現実路線寄り」にいたという点です。もっとも,今回出演された方々は,決して超常現象を無条件に信じているのではなく,むしろ,怪しいものは排除していこうという方々なので,そういう意味では,結構自由にできたのではと思います。
さてさて,自称超常現象研究家として気になった点をいくつか。
1 エイリアン=宇宙人というロジック
このロジックに騙されるなと言う指摘がありました。私もこの説に賛成です。
そもそも,UFO情報がなぜ微妙な形で公開されるのかというと,実は,「超極秘軍事機密の隠蔽」にあると言えるからです。
要するに,ばらされてはいけない情報を「UFO」として情報整理し極秘事項としておけば,仮に情報公開されたとしても,「UFO情報」として扱われるため,ご本尊の軍事情報にまでたどり着けない,ということになるのです。
また,エイリアン=宇宙人という話も,仮想敵国をエイリアンと称していると考えれば,非常につじつまが合います。UFOの情報は,まず60年代からかなり出てきました。この頃は,当然エイリアン=ソ連と考えてよいと思います。
一方,90年代以降の最新情報関係はメキシコを中心に出ています。これは,軍事演習をするのに持ってこい(隣の国なので)っていうことになるでしょうし,なによりもここでのエイリアンとは「中東諸国」であるといえます。
こうした情報の隠蔽に宇宙人というコードを使っていたということは普通に考えられます。
2 2012年の人類滅亡
マヤ文明の話やミツバチの減少,さらには黒点活動などから根拠づけていました。
ただ,マヤ文明の暦とは,「単に計算した結果」であり,相当未来のことなので,単に計算を止めただけと考えることもできます。太陽黒点のフレアの影響は確かに何かしろあると思いますが,人類滅亡に直結するものではありません(ただし,生活への影響はあるかもしれません。)。
したがって,人類滅亡はノストラダムス同様,「おもろい話」とみて大丈夫です。
ただし,もちろん,一部の国の人為的操作により人類が滅亡することは0ではありません。そうならないよう,国連による監視を強化するべきだと思います。
3 予言の書
半田さんが言ってたとおり,予言書とは,基本的には「その時代の真逆のこと」を書いているだけのことです。
それに,政治史などの学術的要素を加えると,結構それっぽいものになります。
あとは,こじつけです。
4 UFO映像
放送されたものは,ほとんど解明済みです。
まあ,バラエティですからねえ・・。
とはいえ,超常現象は絶対に何かあると思います。どうしても解明できないものをきちんと洗い出して,それを研究すれば,きっと「いま分からない何か」が分かってくるでしょう。
とりあえず,ウンモ星人でしょうか(笑)。
いずれにせよ,いつもながら気楽に見ることができました。大槻教授と韮澤さんのショートコントがあれば完璧だったのですが・・。
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http://aramahosi.cocolog-nifty.com/asaborake/2009/07/post-6eeb.html
とりあえず2012年まで引っ張れる企画だなあ
今回も,UFO映像をはじめ,メキシコのUMAの話などといった宇宙人関係の話にすすみ,さらには新型インフルエンザなども宇宙人説にしたりするなど,まあベタなテーマのほか,アメリカのスターウォーズ企画の話,日本の予言書,さらにはマヤ文明の2012年12月21日人類滅亡説の話など,内容は本当に盛りだくさんでした。
ただし,いつもとちょっと違うのは,超常現象研究家の人たちが,いつもよりも「現実路線寄り」にいたという点です。もっとも,今回出演された方々は,決して超常現象を無条件に信じているのではなく,むしろ,怪しいものは排除していこうという方々なので,そういう意味では,結構自由にできたのではと思います。
さてさて,自称超常現象研究家として気になった点をいくつか。
1 エイリアン=宇宙人というロジック
このロジックに騙されるなと言う指摘がありました。私もこの説に賛成です。
そもそも,UFO情報がなぜ微妙な形で公開されるのかというと,実は,「超極秘軍事機密の隠蔽」にあると言えるからです。
要するに,ばらされてはいけない情報を「UFO」として情報整理し極秘事項としておけば,仮に情報公開されたとしても,「UFO情報」として扱われるため,ご本尊の軍事情報にまでたどり着けない,ということになるのです。
また,エイリアン=宇宙人という話も,仮想敵国をエイリアンと称していると考えれば,非常につじつまが合います。UFOの情報は,まず60年代からかなり出てきました。この頃は,当然エイリアン=ソ連と考えてよいと思います。
一方,90年代以降の最新情報関係はメキシコを中心に出ています。これは,軍事演習をするのに持ってこい(隣の国なので)っていうことになるでしょうし,なによりもここでのエイリアンとは「中東諸国」であるといえます。
こうした情報の隠蔽に宇宙人というコードを使っていたということは普通に考えられます。
2 2012年の人類滅亡
マヤ文明の話やミツバチの減少,さらには黒点活動などから根拠づけていました。
ただ,マヤ文明の暦とは,「単に計算した結果」であり,相当未来のことなので,単に計算を止めただけと考えることもできます。太陽黒点のフレアの影響は確かに何かしろあると思いますが,人類滅亡に直結するものではありません(ただし,生活への影響はあるかもしれません。)。
したがって,人類滅亡はノストラダムス同様,「おもろい話」とみて大丈夫です。
ただし,もちろん,一部の国の人為的操作により人類が滅亡することは0ではありません。そうならないよう,国連による監視を強化するべきだと思います。
3 予言の書
半田さんが言ってたとおり,予言書とは,基本的には「その時代の真逆のこと」を書いているだけのことです。
それに,政治史などの学術的要素を加えると,結構それっぽいものになります。
あとは,こじつけです。
4 UFO映像
放送されたものは,ほとんど解明済みです。
まあ,バラエティですからねえ・・。
とはいえ,超常現象は絶対に何かあると思います。どうしても解明できないものをきちんと洗い出して,それを研究すれば,きっと「いま分からない何か」が分かってくるでしょう。
とりあえず,ウンモ星人でしょうか(笑)。
いずれにせよ,いつもながら気楽に見ることができました。大槻教授と韮澤さんのショートコントがあれば完璧だったのですが・・。
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TB先一覧
http://aramahosi.cocolog-nifty.com/asaborake/2009/07/post-6eeb.html
断言できませんが,ひょっとしたらyoutubeあたりに落ちているかもしれません。
まあ,完全なバラエティでしたので・・。
みおくれまして・・・