最近,冷静さを書いていましたので,この辺で少し私も冷静になりますm(__)m。
さて,総務省から先月,各市町村の財政力である「主要財政指標」が発表されました(詳しくはこちらをご覧ください。)。
ここでは,経常収支比率,起債制限比率,財政力指数,ラスパイレス指数の4項目が記載されており,さらに各都道府県平均及び全国平均が記載されています。
皆様お住まいの町はどうでしょうか?
ちなみに,この4項目についての説明は次のとおりです。
1 経常収支比率
財源中の義務的経費(人件費や借金返済など)が占める割合です。これが100に近づくほど,ゆとり財源がない(財政的にかなりきつい)ということになります。
2 起債制限比率
財源中公債費(借金です)の割合です。これが15%を越えると総務省からイエローカードが出され,20%を越えるとレッドカード(財政再建団体)になります。
3 財政力指数
財政の余裕度を示す指数で,1を越えると裕福となります(地方交付税が交付されません)。逆に1以下で小さくなるほど,財政は苦しいと言うことになります(自主財源が乏しい)。
4 ラスパイレス指数
国家公務員の月給を100としたときのその町の地方公務員の月給の水準です。100を越えると国より給料がいい,ということになります。
これをふまえて,一度自分の町の財政力を確認してみてください。
ちなみに,私が住んでいる,またはかつて住んでいた町について以下コメントしたいと思います。
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1 埼玉県行田市
(概要)埼玉県北部の田園都市で人口8万6千人程度。さきたま古墳群の稲荷山古墳から出土した鉄剣は国宝になっている。足袋の生産は日本一。珍しい食べ物として「ふらい」や「ゼリーフライ」がある。ご当地の有名人として,力也,五月みどり,根本要(スターダストレビュー)。
経常収支比率(行田市,県平均,全国平均。以下同じ)
82.8:83.3:87.4
起債制限比率
7.3:8.6:11.0
財政力指数
0.69:0.68:0.43
ラスパイレス指数
95.1:95.1:94.2
コメント(私見)
かつて公債比率が13%位までいっていたため,現在はかなり財政を立て直しているのかなあ,というイメージです。一方で,いらんもの作らなければ起債制限比率は減るため,とりあえず無駄な公共事業を抑えた,という感じがします。
ただ,決して財源は裕福ではないため,まだまだ予断は許さないでしょう。
2 群馬県桐生市
(概要)群馬県南部の山村(?)都市。人口は11万人。桐生競艇がある。絹織物で有名で「西の京都か東の桐生か」と言われた。また,うどんやソースカツ丼なども有名。ただし,最近では繊維産業の衰退に伴い,新たな産業の発掘を進めている。
ご当地の有名人として,篠原涼子,松田直樹(サッカー日本代表),中村俊介(サッカーじゃない方)。
経常収支比率(桐生市,県平均,全国平均。以下同じ)
89.4:88.7:87.4
起債制限比率
6.2:9.7:11.0
財政力指数
0.57:0.52:0.43
ラスパイレス指数
98.6:95.1:94.2
コメント(私見)
競艇でどうにか持っていたのですが,その競艇も終了するという情報もあり,ますます財源が乏しい可能性があります。
一方で,私が住んでいる頃は,変な施設の建設などはやっていなかったため,全体として借金も少ないのが不幸中の幸い,というところでしょうか。
市役所の職員,他と比べると良い給料もらってますね。
3 東京都東久留米市
(概要)東京都の多摩東部地区(隣が埼玉)の住宅都市。人口11万人。今住んでいますが,主力産業は正直不明(これといったものがない?)。とりあえず買い物には困らないものの,これといった店もなし。東京でありながらのどかな農村風景が見られるところにノスタルジックを感じる(褒め言葉です)。
ご当地の有名人として,パパイヤ鈴木,高橋留美子(ちなみに「めぞん一刻」の舞台は東久留米です。)。
経常収支比率(東久留米市,都平均,全国平均。以下同じ)
91.1:85.0:87.4
起債制限比率
10.5:9.0:11.0
財政力指数
0.78:0.76:0.43
ラスパイレス指数
101.4:98.7:94.2
コメント(私見)
「財政緊急宣言」とかいって必死にいろいろやってますが,まじやばかったんですね。でも,ラスパが100越えてるってことは,まだまだ削る場所が多い,ということでしょうか。
工場が少ないのに財政力指数も平均より大きいということは,やはり住民税と固定資産税が要ですね。人口が減少しないことを祈る状態ではないでしょうか。
さて,総務省から先月,各市町村の財政力である「主要財政指標」が発表されました(詳しくはこちらをご覧ください。)。
ここでは,経常収支比率,起債制限比率,財政力指数,ラスパイレス指数の4項目が記載されており,さらに各都道府県平均及び全国平均が記載されています。
皆様お住まいの町はどうでしょうか?
ちなみに,この4項目についての説明は次のとおりです。
1 経常収支比率
財源中の義務的経費(人件費や借金返済など)が占める割合です。これが100に近づくほど,ゆとり財源がない(財政的にかなりきつい)ということになります。
2 起債制限比率
財源中公債費(借金です)の割合です。これが15%を越えると総務省からイエローカードが出され,20%を越えるとレッドカード(財政再建団体)になります。
3 財政力指数
財政の余裕度を示す指数で,1を越えると裕福となります(地方交付税が交付されません)。逆に1以下で小さくなるほど,財政は苦しいと言うことになります(自主財源が乏しい)。
4 ラスパイレス指数
国家公務員の月給を100としたときのその町の地方公務員の月給の水準です。100を越えると国より給料がいい,ということになります。
これをふまえて,一度自分の町の財政力を確認してみてください。
ちなみに,私が住んでいる,またはかつて住んでいた町について以下コメントしたいと思います。
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1 埼玉県行田市
(概要)埼玉県北部の田園都市で人口8万6千人程度。さきたま古墳群の稲荷山古墳から出土した鉄剣は国宝になっている。足袋の生産は日本一。珍しい食べ物として「ふらい」や「ゼリーフライ」がある。ご当地の有名人として,力也,五月みどり,根本要(スターダストレビュー)。
経常収支比率(行田市,県平均,全国平均。以下同じ)
82.8:83.3:87.4
起債制限比率
7.3:8.6:11.0
財政力指数
0.69:0.68:0.43
ラスパイレス指数
95.1:95.1:94.2
コメント(私見)
かつて公債比率が13%位までいっていたため,現在はかなり財政を立て直しているのかなあ,というイメージです。一方で,いらんもの作らなければ起債制限比率は減るため,とりあえず無駄な公共事業を抑えた,という感じがします。
ただ,決して財源は裕福ではないため,まだまだ予断は許さないでしょう。
2 群馬県桐生市
(概要)群馬県南部の山村(?)都市。人口は11万人。桐生競艇がある。絹織物で有名で「西の京都か東の桐生か」と言われた。また,うどんやソースカツ丼なども有名。ただし,最近では繊維産業の衰退に伴い,新たな産業の発掘を進めている。
ご当地の有名人として,篠原涼子,松田直樹(サッカー日本代表),中村俊介(サッカーじゃない方)。
経常収支比率(桐生市,県平均,全国平均。以下同じ)
89.4:88.7:87.4
起債制限比率
6.2:9.7:11.0
財政力指数
0.57:0.52:0.43
ラスパイレス指数
98.6:95.1:94.2
コメント(私見)
競艇でどうにか持っていたのですが,その競艇も終了するという情報もあり,ますます財源が乏しい可能性があります。
一方で,私が住んでいる頃は,変な施設の建設などはやっていなかったため,全体として借金も少ないのが不幸中の幸い,というところでしょうか。
市役所の職員,他と比べると良い給料もらってますね。
3 東京都東久留米市
(概要)東京都の多摩東部地区(隣が埼玉)の住宅都市。人口11万人。今住んでいますが,主力産業は正直不明(これといったものがない?)。とりあえず買い物には困らないものの,これといった店もなし。東京でありながらのどかな農村風景が見られるところにノスタルジックを感じる(褒め言葉です)。
ご当地の有名人として,パパイヤ鈴木,高橋留美子(ちなみに「めぞん一刻」の舞台は東久留米です。)。
経常収支比率(東久留米市,都平均,全国平均。以下同じ)
91.1:85.0:87.4
起債制限比率
10.5:9.0:11.0
財政力指数
0.78:0.76:0.43
ラスパイレス指数
101.4:98.7:94.2
コメント(私見)
「財政緊急宣言」とかいって必死にいろいろやってますが,まじやばかったんですね。でも,ラスパが100越えてるってことは,まだまだ削る場所が多い,ということでしょうか。
工場が少ないのに財政力指数も平均より大きいということは,やはり住民税と固定資産税が要ですね。人口が減少しないことを祈る状態ではないでしょうか。
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