久々の書き込みがこれかーい!って突っ込まれそうですが,年末の定番といえばこの「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル オカルト国民総決起集会スペシャル」,これを見ないと年を越せません。
凝縮されたが反面ライトな感じだった
近年,UFOや心霊などの映像を扱う番組が増えてきましたが,正直,同じ映像ばかりで,しかも明らかに作られた(売られた)ものばかりで,超常現象好きといっても,正直辟易とするものが多かったですが,この番組は,これまでとは違い,ほかの番組で使った映像はほとんど出してこないというこだわりが感じられました。
また,去年まではいろいろ雑多にやっており,結果,内容がぶれてしまうというところがありました。特にここ数年の自称超能力者のコーナーについては,「あの人,マジシャンだよ!」とすぐに突っ込まれそうな人を呼ぶなど,正直クオリティがかなり低かったのですが,今回もこのコーナーを全面的にカットし,かなりテーマを絞り込んだ感じになっていました。
そのため,番組全体としては,質が上がったかなあ,っていう感じです。
さらに,超常現象マニアを50人呼んでいろいろやる,っていうのも,ニューキャラクターの存在も含め,なかなか楽しめる感じでした。
なので,全体的には,3時間番組を2時間に圧縮したくらい,ここ数年の中で非常に楽しめる内容でした。
一方で,近年の放送法や業界ルールの関係もあるのでしょうか,内容としては本当に怖いものやすごいもの,さらには昔から疑義があるようなディープなものはほとんどなく,結構あっさりした内容が多かったため,全体的にはライトな感じに思えました。まあ,地上波では昔のようにかなりディープな放送はやりにくいんでしょうね。
あと,50人をせっかく呼んだのだから,もっとこの50人を有効に活かせばよかったかなあ,って思います。ここのキャラはなかなか秀逸だっただけに,まったくいじってもらえなかった方はちょっと残念です。
あとは,何と言っても「韮澤社長と大槻教授のショートコント」があまり見られなかったということ。これ,なんとか再開してくれないでしょうかねえwww
とはいえ,かなり楽しめましたので,これで安心して年を越せます。
あとは,恒例の勝手に突っ込みです。あくまでも,私の私見にすぎませんので,その点はご承知おきください。
1 UFO映像
新作が多いですが,基本的に見間違い系とCG系が多いです。
ひとつドキッとしたのは,定点カメラで1/30コマだけに謎の物体が撮影されているものでしたが,ただ不思議なのは,あまりにベストポジションにきれいに映っていることと,定点カメラなのに,その後の映像が左右にぶれているなど,若干不自然な点が見受けられることです。悪く言うと,これもCGによる創作とも言えますが,悪意がなかったとしたら,カメラ側の何らかの事情(風などで揺れた時にほこりなどが俟っていた)などかもしれません。
あと,最近のUFO研究家は,「UFO=宇宙人の乗り物」とは限らないことを明言しています。つまり,純粋に「未確認飛行物体」として研究しているのです。これは,私も同感ですし,山口敏太郎さんらもかねてからそのようなことを強く主張しておりましたので,この点はやはり誤解されないように引き続きこうした主張をし続けていくべきでしょう。
一方で,大槻教授らは,どうしても「UFO=宇宙人」という方程式を意識しすぎるため,このあたりで議論がかみ合わなくなっています。
それと,近年ダイヤモンド型UFOが増えたというのは,まさに絞りの関係です。また,光=UFOというのは,ちょっと短絡的すぎるかな,っていう感じがします。そもそも,なぜUFOが航空法を順守して光りながら飛ぶ必要があるのでしょうか?
2 UMA映像
猫人間と台風人間はお笑いコーナー(!)として,地球上にはまだまだ未知の生物がいることは間違いないでしょう。なので,今回も,巨大かわうそといわれても否定できないかもしれません。
一方で,作られたミイラを今回扱わなかった点には,スタッフの良識を感じました。
3 オーストラリアの心霊現象
なぜ日本じゃなくてオーストラリアで?っていうのが少し気になりましたが,これも心霊スポットにすることを望まないスタッフの配慮かもしれません。
心霊映像自体は,ここ数日で山ほど放送されていたので,おそらくオリジナルにこだわり,今回はあえてオーストラリア勝負にしたのだと思います。
そして,幽霊が写ったとされる映像,これは微妙ですね。空気の流れで温度変化は起こりえますから,あれだけで幽霊とは断言できないでしょう。一方で,完全否定できる論拠も乏しいので,あれは少し気にはなります。
4 聖母マリアと火星人
前置きが長かったですが,結局のところ「ファティマ第三の予言」についてです。
マリア宇宙人説は結構前からささやかれているところ,今回は,火星人じゃないかという話を持ってきていましたが,正直これは少々強引かと。どうせ火星人伝説を扱うなら,去年やった人類火星移住計画の続報でもやってくれた方がよほど面白かったのですが・・。
とはいえ,ファティマ第3の予言に本当は何が書かれていたのか,ここは謎が多いですね。ローマ法王暗殺が書かれていたとしたら,何も隠す必要はないはずなので,やはりここには何かあるのでしょう。
ただし,キリスト教の世界の話なので,実は教義に関する内容なのかもしれません。
ちなみに,マリア伝説の多くは,実は集団催眠で説明が付きます。もっとも,強力な光については,なんだろうなあ,っていう気もします。
こんな感じです。さて,来年はどんな超常現象が起こる年になるのでしょうか。韮澤社長は,別の番組で,「宇宙人の存在を公表しなければならないタイムリミットは過ぎた」と言っていたので,もしかするといよいよ宇宙人に関する情報が出てくるかもしれませんね(笑)。
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凝縮されたが反面ライトな感じだった
近年,UFOや心霊などの映像を扱う番組が増えてきましたが,正直,同じ映像ばかりで,しかも明らかに作られた(売られた)ものばかりで,超常現象好きといっても,正直辟易とするものが多かったですが,この番組は,これまでとは違い,ほかの番組で使った映像はほとんど出してこないというこだわりが感じられました。
また,去年まではいろいろ雑多にやっており,結果,内容がぶれてしまうというところがありました。特にここ数年の自称超能力者のコーナーについては,「あの人,マジシャンだよ!」とすぐに突っ込まれそうな人を呼ぶなど,正直クオリティがかなり低かったのですが,今回もこのコーナーを全面的にカットし,かなりテーマを絞り込んだ感じになっていました。
そのため,番組全体としては,質が上がったかなあ,っていう感じです。
さらに,超常現象マニアを50人呼んでいろいろやる,っていうのも,ニューキャラクターの存在も含め,なかなか楽しめる感じでした。
なので,全体的には,3時間番組を2時間に圧縮したくらい,ここ数年の中で非常に楽しめる内容でした。
一方で,近年の放送法や業界ルールの関係もあるのでしょうか,内容としては本当に怖いものやすごいもの,さらには昔から疑義があるようなディープなものはほとんどなく,結構あっさりした内容が多かったため,全体的にはライトな感じに思えました。まあ,地上波では昔のようにかなりディープな放送はやりにくいんでしょうね。
あと,50人をせっかく呼んだのだから,もっとこの50人を有効に活かせばよかったかなあ,って思います。ここのキャラはなかなか秀逸だっただけに,まったくいじってもらえなかった方はちょっと残念です。
あとは,何と言っても「韮澤社長と大槻教授のショートコント」があまり見られなかったということ。これ,なんとか再開してくれないでしょうかねえwww
とはいえ,かなり楽しめましたので,これで安心して年を越せます。
あとは,恒例の勝手に突っ込みです。あくまでも,私の私見にすぎませんので,その点はご承知おきください。
1 UFO映像
新作が多いですが,基本的に見間違い系とCG系が多いです。
ひとつドキッとしたのは,定点カメラで1/30コマだけに謎の物体が撮影されているものでしたが,ただ不思議なのは,あまりにベストポジションにきれいに映っていることと,定点カメラなのに,その後の映像が左右にぶれているなど,若干不自然な点が見受けられることです。悪く言うと,これもCGによる創作とも言えますが,悪意がなかったとしたら,カメラ側の何らかの事情(風などで揺れた時にほこりなどが俟っていた)などかもしれません。
あと,最近のUFO研究家は,「UFO=宇宙人の乗り物」とは限らないことを明言しています。つまり,純粋に「未確認飛行物体」として研究しているのです。これは,私も同感ですし,山口敏太郎さんらもかねてからそのようなことを強く主張しておりましたので,この点はやはり誤解されないように引き続きこうした主張をし続けていくべきでしょう。
一方で,大槻教授らは,どうしても「UFO=宇宙人」という方程式を意識しすぎるため,このあたりで議論がかみ合わなくなっています。
それと,近年ダイヤモンド型UFOが増えたというのは,まさに絞りの関係です。また,光=UFOというのは,ちょっと短絡的すぎるかな,っていう感じがします。そもそも,なぜUFOが航空法を順守して光りながら飛ぶ必要があるのでしょうか?
2 UMA映像
猫人間と台風人間はお笑いコーナー(!)として,地球上にはまだまだ未知の生物がいることは間違いないでしょう。なので,今回も,巨大かわうそといわれても否定できないかもしれません。
一方で,作られたミイラを今回扱わなかった点には,スタッフの良識を感じました。
3 オーストラリアの心霊現象
なぜ日本じゃなくてオーストラリアで?っていうのが少し気になりましたが,これも心霊スポットにすることを望まないスタッフの配慮かもしれません。
心霊映像自体は,ここ数日で山ほど放送されていたので,おそらくオリジナルにこだわり,今回はあえてオーストラリア勝負にしたのだと思います。
そして,幽霊が写ったとされる映像,これは微妙ですね。空気の流れで温度変化は起こりえますから,あれだけで幽霊とは断言できないでしょう。一方で,完全否定できる論拠も乏しいので,あれは少し気にはなります。
4 聖母マリアと火星人
前置きが長かったですが,結局のところ「ファティマ第三の予言」についてです。
マリア宇宙人説は結構前からささやかれているところ,今回は,火星人じゃないかという話を持ってきていましたが,正直これは少々強引かと。どうせ火星人伝説を扱うなら,去年やった人類火星移住計画の続報でもやってくれた方がよほど面白かったのですが・・。
とはいえ,ファティマ第3の予言に本当は何が書かれていたのか,ここは謎が多いですね。ローマ法王暗殺が書かれていたとしたら,何も隠す必要はないはずなので,やはりここには何かあるのでしょう。
ただし,キリスト教の世界の話なので,実は教義に関する内容なのかもしれません。
ちなみに,マリア伝説の多くは,実は集団催眠で説明が付きます。もっとも,強力な光については,なんだろうなあ,っていう気もします。
こんな感じです。さて,来年はどんな超常現象が起こる年になるのでしょうか。韮澤社長は,別の番組で,「宇宙人の存在を公表しなければならないタイムリミットは過ぎた」と言っていたので,もしかするといよいよ宇宙人に関する情報が出てくるかもしれませんね(笑)。
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