今年の紅白は・・・まだ358日も先の話です。
っていうベタなネタはさておき,去年の紅白の視聴率は久々に40%を超えました。
また,歌手別最大視聴率は,フジテレビアナらが参加した「羞恥心」,第1部では「ぽにょ」ということで,民放の力が大きく影響した紅白となりました。
一方,民放では,日本テレビの「ダウンタウンのガキの使い特番」がトップとなりましたが,軒並み低迷したようでした。
紅白視聴率最高はフジの目玉マーク登場時(日刊スポーツ) - goo ニュース
もはや家族でテレビを見ない大晦日?
紅白,なんだかんだ言って40%以上の視聴率というのはたいしたものです。かつての80%時代を基準に考えるからおかしなことになるだけで,40%も取れば十分オバケ番組といえるでしょう。
ちなみに,我が家ではダウンタウンを見ていました。録画放送なので,正直何も大晦日にやる筋合いはない番組なのですが,他と比較して消去法的に見ていました。なにしろ,何も考えずに笑って見ていられるからです。
一方,数年前までは格闘技ばかりの大晦日ですが,今や風前の灯火,しかもそれも視聴率は低迷しました。特に,TXのハッスルは泰葉をぶつけてきたが,裏がちょうどSMAPだったので,数字が全く伸びませんでした。
あとは,クイズ番組でしたが,テレ朝は録画なのでいつもの特番と同じ,CXは紅白バックアップのための番組になってしまい,肝心な中身がない状態となってしまったことから,数字が伸びなかったのだと思います。
いずれにせよ,「民放が全体的に低迷」という状態だったからこそ,結果的に紅白の数字がのびただけ,といえるでしょう。
したがって,反省するのは,NHKより各民放だといえます。明らかに,「視聴者ベースの番組作り」を忘れてしまった番組編成だったからです。「大晦日で人でも少ないし,景気が悪いので予算も少ないから,さくっと作ってしまえ」というスタンスが丸見えな状態での番組作りだったといえます。
ただ,NHKも「民放任せ」的なスタンスがあったことは否めません。つまり,「企画は他力本願」的な部分がありました。
っていうことは,結局,「全局がおんぶにだっこ」状態だったわけで,全員がおんぶにだっこすると,「じゃあ,誰が支えているの?」っていうことになってしまいます。つまり,「オール無責任番組」になってしまっていたのです。
そうなると,結局,視聴者が離れます。ただでさえ,大晦日のライフスタイルが多様化している現状においては,今後,「大晦日テレビ離れ」すら進みかねないでしょう。
もっというと,NHKの残念なところは,「多チャンネル同一放送」だったことです。地デジ,アナログが同一なのは仕方ないとしても,BS,BSハイビジョンが完全に同じ放送というのは電波の無駄です。やはり,多チャンネルの特性を活かした番組構成にするべきでしょう。以前から提案している,「裏紅白」や「楽屋トーク」みたいな番組にしても良かったのではないでしょうか。
逆に言うと,多チャンネルの視聴率を一本化すると,「もっと視聴率が上がる」ことになるでしょう。そういう意味でも,NHKは結構損したと思います。
もっとも,私の予言でも書いたように,テレビ局の経営状態はスポンサーの関係からかなり悪くなり,下手すると倒産の危機に瀕する局もでてくる可能性があるだけに,むしろ「より少ない予算での番組作り」を迫られるかもしれません。
その中で,どれだけ面白い番組作りができるか,それが今年の年末の課題といえるでしょう。
「あきらめて,NHKの紅白を同時放送する」なんていう逆説的な手法もある意味では面白いかもしれませんね(もっと多チャンネル状態になってしまいますが・・。)。
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っていうベタなネタはさておき,去年の紅白の視聴率は久々に40%を超えました。
また,歌手別最大視聴率は,フジテレビアナらが参加した「羞恥心」,第1部では「ぽにょ」ということで,民放の力が大きく影響した紅白となりました。
一方,民放では,日本テレビの「ダウンタウンのガキの使い特番」がトップとなりましたが,軒並み低迷したようでした。
紅白視聴率最高はフジの目玉マーク登場時(日刊スポーツ) - goo ニュース
もはや家族でテレビを見ない大晦日?
紅白,なんだかんだ言って40%以上の視聴率というのはたいしたものです。かつての80%時代を基準に考えるからおかしなことになるだけで,40%も取れば十分オバケ番組といえるでしょう。
ちなみに,我が家ではダウンタウンを見ていました。録画放送なので,正直何も大晦日にやる筋合いはない番組なのですが,他と比較して消去法的に見ていました。なにしろ,何も考えずに笑って見ていられるからです。
一方,数年前までは格闘技ばかりの大晦日ですが,今や風前の灯火,しかもそれも視聴率は低迷しました。特に,TXのハッスルは泰葉をぶつけてきたが,裏がちょうどSMAPだったので,数字が全く伸びませんでした。
あとは,クイズ番組でしたが,テレ朝は録画なのでいつもの特番と同じ,CXは紅白バックアップのための番組になってしまい,肝心な中身がない状態となってしまったことから,数字が伸びなかったのだと思います。
いずれにせよ,「民放が全体的に低迷」という状態だったからこそ,結果的に紅白の数字がのびただけ,といえるでしょう。
したがって,反省するのは,NHKより各民放だといえます。明らかに,「視聴者ベースの番組作り」を忘れてしまった番組編成だったからです。「大晦日で人でも少ないし,景気が悪いので予算も少ないから,さくっと作ってしまえ」というスタンスが丸見えな状態での番組作りだったといえます。
ただ,NHKも「民放任せ」的なスタンスがあったことは否めません。つまり,「企画は他力本願」的な部分がありました。
っていうことは,結局,「全局がおんぶにだっこ」状態だったわけで,全員がおんぶにだっこすると,「じゃあ,誰が支えているの?」っていうことになってしまいます。つまり,「オール無責任番組」になってしまっていたのです。
そうなると,結局,視聴者が離れます。ただでさえ,大晦日のライフスタイルが多様化している現状においては,今後,「大晦日テレビ離れ」すら進みかねないでしょう。
もっというと,NHKの残念なところは,「多チャンネル同一放送」だったことです。地デジ,アナログが同一なのは仕方ないとしても,BS,BSハイビジョンが完全に同じ放送というのは電波の無駄です。やはり,多チャンネルの特性を活かした番組構成にするべきでしょう。以前から提案している,「裏紅白」や「楽屋トーク」みたいな番組にしても良かったのではないでしょうか。
逆に言うと,多チャンネルの視聴率を一本化すると,「もっと視聴率が上がる」ことになるでしょう。そういう意味でも,NHKは結構損したと思います。
もっとも,私の予言でも書いたように,テレビ局の経営状態はスポンサーの関係からかなり悪くなり,下手すると倒産の危機に瀕する局もでてくる可能性があるだけに,むしろ「より少ない予算での番組作り」を迫られるかもしれません。
その中で,どれだけ面白い番組作りができるか,それが今年の年末の課題といえるでしょう。
「あきらめて,NHKの紅白を同時放送する」なんていう逆説的な手法もある意味では面白いかもしれませんね(もっと多チャンネル状態になってしまいますが・・。)。
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視聴率分母って,全国で数千件程度だ,って聞いたことがあります。もっとも,真偽のほどは分かりませんが。
私もかつてはテレビっ子でしたが,最近はめっきり見なくなってきました。忙しいという理由もあるのですが,やはり「おもしろくない」っていう点に尽きると思います。
テレビがつまらなくなった今こそ,逆に「昔の日本文化に戻る」という手法もありなのかな,って思います。
というものの,紅白が本格的に始まる前の大晦日って一体どういう生活をしていたのでしょうか??実はよく分からなかったりします。
TXは,「小さな予算で大きな企画」をコンセプトに,時におもしろ番組を作ることがあります。「なんでも鑑定団」なんて,実はその典型例だったりします。
テレビに限りませんが,これからはアイデア勝負の時代でしょうね。
全然見たいと思えませんでしたし。
私もダウンタウンを見てましたし。
この視聴率、そもそもの分母世帯数ってどの位なのでしょうかね?^^;
もし、地デジ普及台数より少ないのであれば、地デジからの視聴率算出の方に切り替えて欲しいなと思う。
自分が見ている番組って本当の視聴率はどの位なのか?って思う事があるので。^^;
ま、昔に比べ、だいぶTVを見なくなって来ましたが。^^;
昨年は大変お世話になりました。
新年早くからのコメントありがとうございました。
今年もいろいろとよろしくお願いいたします。
さて、元から紅白は見ない人間だったのですが、
今年は、紅白どころか、すでにテレビを見るという習慣が無くなって久しいですし、
実家では、CSも入っていないので、アニメ専門チャンネルなどもないので、
ネットで過ごしてましたね。
低予算での番組製作能力という意味では、
アニメ業界やテレビ東京などは元々低予算(アニメ業界などは、果たしてそれで良いのかという現実はありますが…)で制作されていますので、
今後はこういった番組が増えるのかもしれませんね。