群馬に引っ越して初めてのお正月を迎えます。でもって,ただ福袋を買いに行くのだけではなんだなあ,ということからニューイヤー駅伝もついで見に行くことにしました。
富士通、9年ぶり栄冠=アンカー勝負制す-全日本実業団駅伝(時事通信) - goo ニュース
しかし,見たのはスタッフの車だけ
まあ,当然の話といえばそれまでですが,そんな思いつきで行っても,交通規制に巻き込まれて選手を見ることなんてできません。ただ,あとで聞くと,本気で見たいのならば,いろんな穴場はあったみたいですが・・。
そんなわけで,途中からは結局いつもと同じテレビ観戦となりました。ただ,違うのは「ほとんどのコースを車で走ったことがある」ということくらいでしょうか。
とまあ,前置きはさておき,レースの方ですが,富士通が総合優勝しましたが,最後は富士通,日清,旭化成の3チームが団子レースとなり,本当に鼻の差くらいで富士通が制した,というすごいレースでした。駅伝で3チーム団子というのは非常に珍しいことですし,短距離走並のゴールシーンを長距離で見るというのもこれまた非常に珍しいと思います。
この3チームとも,私には縁もゆかりもないものの,最後まで手に汗握る試合展開に,思わずハラハラどきどきしてしまいました。いやあ,正月から良い試合を見せてもらったなあと思います。
「勝負は最後まであきらめてはいけない」と言われますが,長距離走でここまであきらめずに食いつくという姿勢には脱帽します。いやあ,本当にすばらしいですし,こうした姿勢を私も学ばなければいけません。
もちろん,これは勝負の世界なので,白黒つけなければいけませんが,私的には「3チーム優勝」と言ってもいいくらい,内容の濃いレースだったと思います。
当然の話ですが,この3チーム以外にも全チーム,最後まで全力で戦いました。上位3チーム以外も,最後の団子状態の戦いがいくつかありました。順位がほぼ確定していたチームも,最後の最後に「1秒でも早く」という意気込みでゴールをしていました。ニューイヤー駅伝をここまでまじめに見たのは久々かもしれません。
改めて「選手の皆様,本当にお疲れさまでした」と声をかけたいものです。
ところで,話はもどって,見に行った時の話ですが,行った場所は2区中継所付近でしたが,前述のとおり交通規制で最後までたどり着きませんでした。
ただ,その後の面白い光景を見ることができました。それは,「コーチと大応援団の大移動」です。それは,ゲルマン民族大移動さながらの光景でした。
まずコーチや補助者と思われるジャージを着た軍団を乗せたワゴン車が数台移動します。ナンバープレートはいずれも県外なので,おそらく各実業団チームの車だったと思います。その後ろから,監督と思われるおじさんとマネージャーと思われる若い女性を乗せた貸し切りタクシーの集団が走り抜けます。
これらは,いずれも次の3区中継所に向かったものと推測されます。
すると,次はのぼりをかついだ桃太郎の大集団がものすごい勢いで走ってきて,近くのコンビニなどに止めてあった大型バスに向かいます。そして,バスの大集団が出発していきました。おそらく,応援団は使い回しというか,2,3グループが計画的に各区間の応援をするものと思われます。そりゃ,確かにそうしないと,100キロもの距離で応援はできませんよね。
さらにさらに,大移動は陸上だけではありません。空中には報道ヘリがホバーリングしていましたが,選手の移動があったのか,UFOのごとく,一気に飛び去ってしまいました。
この間,わずか5分くらい。その後,何もなかったかのように交通規制は解除され,中継所及びコース上はもぬけの殻になっていました。あとは,テントをかたづけるオフィシャルや沿道警備の警察官若干名くらいしか残っていません。
しかし,こうした駅伝も,このようなスタッフや大応援団の見えない努力に支えられているんだなあ,と思いました。
走っている選手は,ゴールした瞬間に,「おーい,スタッフー」と声をかけますが,その時に,すぐにコートを持って駆けつける,そして,その背後で大応援団が「がんばれー,**」と声援を送る,この何気ない光景の影に,これだけの労力がかかっているわけです。
そう考えると,今日やっている箱根駅伝も,心して見なければなあ,そう思わずに入られません。
駅伝に限りませんが,普通の商売でも「見える努力」はもちろんのこと,こうした「見えない努力」もしっかりと評価したいなあ,結果至上主義の現代社会とはいえ,やはり過程もある程度大切なのかもしれない,そう思わずにはいられませんでした。
一方では群馬のゆるキャラ「ぐんまちゃん」(旧ゆうまちゃん)が,ノッポンやマリモッコリなどとバラエティ番組に出演していました。駅伝コースにもぐんまちゃんの交通規制看板が出ていただけに,「あれ,今年は午年だっけ?」と勘違いしそうになりました。そういえば,午と牛は,漢字も似てますよね。
あー,正月一本目から,ネタの着地ができなかった(T.T)
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富士通、9年ぶり栄冠=アンカー勝負制す-全日本実業団駅伝(時事通信) - goo ニュース
しかし,見たのはスタッフの車だけ
まあ,当然の話といえばそれまでですが,そんな思いつきで行っても,交通規制に巻き込まれて選手を見ることなんてできません。ただ,あとで聞くと,本気で見たいのならば,いろんな穴場はあったみたいですが・・。
そんなわけで,途中からは結局いつもと同じテレビ観戦となりました。ただ,違うのは「ほとんどのコースを車で走ったことがある」ということくらいでしょうか。
とまあ,前置きはさておき,レースの方ですが,富士通が総合優勝しましたが,最後は富士通,日清,旭化成の3チームが団子レースとなり,本当に鼻の差くらいで富士通が制した,というすごいレースでした。駅伝で3チーム団子というのは非常に珍しいことですし,短距離走並のゴールシーンを長距離で見るというのもこれまた非常に珍しいと思います。
この3チームとも,私には縁もゆかりもないものの,最後まで手に汗握る試合展開に,思わずハラハラどきどきしてしまいました。いやあ,正月から良い試合を見せてもらったなあと思います。
「勝負は最後まであきらめてはいけない」と言われますが,長距離走でここまであきらめずに食いつくという姿勢には脱帽します。いやあ,本当にすばらしいですし,こうした姿勢を私も学ばなければいけません。
もちろん,これは勝負の世界なので,白黒つけなければいけませんが,私的には「3チーム優勝」と言ってもいいくらい,内容の濃いレースだったと思います。
当然の話ですが,この3チーム以外にも全チーム,最後まで全力で戦いました。上位3チーム以外も,最後の団子状態の戦いがいくつかありました。順位がほぼ確定していたチームも,最後の最後に「1秒でも早く」という意気込みでゴールをしていました。ニューイヤー駅伝をここまでまじめに見たのは久々かもしれません。
改めて「選手の皆様,本当にお疲れさまでした」と声をかけたいものです。
ところで,話はもどって,見に行った時の話ですが,行った場所は2区中継所付近でしたが,前述のとおり交通規制で最後までたどり着きませんでした。
ただ,その後の面白い光景を見ることができました。それは,「コーチと大応援団の大移動」です。それは,ゲルマン民族大移動さながらの光景でした。
まずコーチや補助者と思われるジャージを着た軍団を乗せたワゴン車が数台移動します。ナンバープレートはいずれも県外なので,おそらく各実業団チームの車だったと思います。その後ろから,監督と思われるおじさんとマネージャーと思われる若い女性を乗せた貸し切りタクシーの集団が走り抜けます。
これらは,いずれも次の3区中継所に向かったものと推測されます。
すると,次はのぼりをかついだ桃太郎の大集団がものすごい勢いで走ってきて,近くのコンビニなどに止めてあった大型バスに向かいます。そして,バスの大集団が出発していきました。おそらく,応援団は使い回しというか,2,3グループが計画的に各区間の応援をするものと思われます。そりゃ,確かにそうしないと,100キロもの距離で応援はできませんよね。
さらにさらに,大移動は陸上だけではありません。空中には報道ヘリがホバーリングしていましたが,選手の移動があったのか,UFOのごとく,一気に飛び去ってしまいました。
この間,わずか5分くらい。その後,何もなかったかのように交通規制は解除され,中継所及びコース上はもぬけの殻になっていました。あとは,テントをかたづけるオフィシャルや沿道警備の警察官若干名くらいしか残っていません。
しかし,こうした駅伝も,このようなスタッフや大応援団の見えない努力に支えられているんだなあ,と思いました。
走っている選手は,ゴールした瞬間に,「おーい,スタッフー」と声をかけますが,その時に,すぐにコートを持って駆けつける,そして,その背後で大応援団が「がんばれー,**」と声援を送る,この何気ない光景の影に,これだけの労力がかかっているわけです。
そう考えると,今日やっている箱根駅伝も,心して見なければなあ,そう思わずに入られません。
駅伝に限りませんが,普通の商売でも「見える努力」はもちろんのこと,こうした「見えない努力」もしっかりと評価したいなあ,結果至上主義の現代社会とはいえ,やはり過程もある程度大切なのかもしれない,そう思わずにはいられませんでした。
一方では群馬のゆるキャラ「ぐんまちゃん」(旧ゆうまちゃん)が,ノッポンやマリモッコリなどとバラエティ番組に出演していました。駅伝コースにもぐんまちゃんの交通規制看板が出ていただけに,「あれ,今年は午年だっけ?」と勘違いしそうになりました。そういえば,午と牛は,漢字も似てますよね。
あー,正月一本目から,ネタの着地ができなかった(T.T)
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