アスベスト問題について,厚生労働省は,2008年全廃の前倒し検討を始めるということです。また,昭和51年にはアスベストに関して何らかの被害があることを知りながら,行政が放置していたことも正式に認めました。
またかあ・・。
過去の過ちを認めるということ自体は,非常に評価できます。しかし,厚生労働省は,これで,薬害エイズ,ハンセン病につづき,またも国民の健康をないがしろにして企業利益を優先していたということが発覚したことになります。
まあ,当時の時代背景からするといた仕方ないのかもしれません。この点は,今後被害者らが起こすであろう損害賠償請求訴訟において決着することになると思われます。
しかし,それ以外にも,怖い点は2つほどあります。
1 今でも企業優位,国民軽視の政策になっていないか。
2 現在,実は危険かもしれない物質についての情報を入手しているのかどうか。
1は,厚生労働省というより,今の与党が明らかに企業優位の政策(大企業から政治献金をもらっている以上,当然の帰結ですが)を取っていることから,果たして国民の安全を真剣に考えているのか,かなり疑問があります。
2については,今全く問題ないと思っても,一部学者が「危ない」と警告しているものが何かありそうな気がするのですが,今その点が議論になっているのは,携帯電話の電磁波くらいなもので,その他のものについてはあまり真剣に検討されていない感じを覚えます。昭和50年代のアスベストに対する私たちの意識も,「これが危険だ!」と思っていた人はほぼ皆無なのではないでしょうか。
この辺りについては,厚生労働省はもっと情報を提供してほしいと思います。
あとは,これからアスベストについての被害報告は間違いなく増加していきます。
アスベスト除去の対策はもちろんですが,このような被害者に対する対応策については,優先的にかつ速やかに検討をするべきでしょう。来年とか再来年までになんていわずに,アスベストだけに明日からでも対応可能というくらいに頑張ってほしいものです。
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またかあ・・。
過去の過ちを認めるということ自体は,非常に評価できます。しかし,厚生労働省は,これで,薬害エイズ,ハンセン病につづき,またも国民の健康をないがしろにして企業利益を優先していたということが発覚したことになります。
まあ,当時の時代背景からするといた仕方ないのかもしれません。この点は,今後被害者らが起こすであろう損害賠償請求訴訟において決着することになると思われます。
しかし,それ以外にも,怖い点は2つほどあります。
1 今でも企業優位,国民軽視の政策になっていないか。
2 現在,実は危険かもしれない物質についての情報を入手しているのかどうか。
1は,厚生労働省というより,今の与党が明らかに企業優位の政策(大企業から政治献金をもらっている以上,当然の帰結ですが)を取っていることから,果たして国民の安全を真剣に考えているのか,かなり疑問があります。
2については,今全く問題ないと思っても,一部学者が「危ない」と警告しているものが何かありそうな気がするのですが,今その点が議論になっているのは,携帯電話の電磁波くらいなもので,その他のものについてはあまり真剣に検討されていない感じを覚えます。昭和50年代のアスベストに対する私たちの意識も,「これが危険だ!」と思っていた人はほぼ皆無なのではないでしょうか。
この辺りについては,厚生労働省はもっと情報を提供してほしいと思います。
あとは,これからアスベストについての被害報告は間違いなく増加していきます。
アスベスト除去の対策はもちろんですが,このような被害者に対する対応策については,優先的にかつ速やかに検討をするべきでしょう。来年とか再来年までになんていわずに,アスベストだけに明日からでも対応可能というくらいに頑張ってほしいものです。
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