そわそわのリング

今日はお給料日、石川さゆりのコンサートへ行った事務長の代わりにそれを配達したり、アパートの入居希望者と打ち合わせしたり、自宅で積算などしていました。

人に会うたび「リングに気づくかな？」とそわそわ、聞いて欲しいような、そっとして欲しいような、嬉しいウキウキした感覚で過ごした平日でした。

このリング、いつもまるちゃんと一緒に居る、繋がっていると思えるだけで幸せになれるのですぅ～♪

そんなラブラブ気分に一石を投じる出来事がありました。
それは従業員の話しなのですが、夜電話が掛かってきて「建退協（退職金）下す手続きして欲しい」との事、闘病中の恋女房の治療費をなんとかしようとしているのでした。
彼は若い時結婚し、子供も一人できたのですが、好きで好きでどうしようもなくなる女性に出会い、惚れてしまったのです。
彼女も結婚し、子供も居て、その思いに応えるわけにはいかない、その状況に悩み彼は「いっしょになれないなら生きていられない」と自殺し人に援けられて一命を取り止めたこともあるのです。
その後彼はなんとか離婚してもらい、２０年近く彼女とは日陰のお付き合いをしていたのです。
数年前に彼女も旦那と別れ、ようやくこれからと思っていたのですが、今年になり三つの癌が彼女を襲い、現在は治る見込みの無い余命いくばくの末期治療中で、その治療費確保に彼が奔走しているのです。

好きで好きで、一緒になれなきゃ生きていられない、そう思える女性とようやく一緒になれたのに、そこに待っていたのは死別とは・・・電話を掛けてきた声もきれぎれで、すごく心配です、後追い自殺しないように激励してあげなきゃ・・・でも相当ショックなんだろうな、出来るだけのことしてあげたい気持ちが痛いほど伝わってきました、本当に愛しているんですね・・・

ラブラブの僕らもいつかは死別の時が必ず来ます、その時に「ありがとうございました、あなたのお陰で幸せでした♪」と感謝できる二人で居たいです。
まるちゃん健康で長生きしましょうね。
ＳＤ３（７２９）ＢＴ０（１４７）