東北関東大震災、福島原発の事故、計画停電が続くなか、
みずほ銀行のATMが2011年3月15~17日の3日連続で停止した。
システム障害はいずれも朝方に起こり、その日のうちに復旧したが・・・
原因は、東北関東大震災後に都内の複数支店で多くの取引が集中し、
一時的にシステムの処理量が想定容量をオーバーしたためとされている。
3月15日に個人や法人から依頼された約38万件、約4900億円分の振り込みが
滞ったことがきっかけらしい・・・
夜間に処理を進めたが終わらず、16日も全国440店で窓口業務が停止。
同日分の約6万件、約800億円の振り込みが未処理になった。
尚、22日正午にほぼ復旧、23日から通常業務と報道されています。
しかしながら原因については、あまり報道されていない。
銀行のシステムは、入出金や振り込みなど、オンライン処理されています。
日中のオンライン処理のほかに、給与振込や企業間の取引などデーター量が
多いものなどは、夜間に一括処理されることが多いです。
これは、オンライン処理に対してバッチ処理と呼ばれています。
今回は、取り扱いデーター量が予想を上回り、予定時間内に夜間バッチ
処理が終わらず、システムが停止してしまったか翌日のオンライン処理
起動に影響したらしいです。
翌日は、システムの整合性をとり(つじつま合わせ)運用していたものの
ATM利用も集中し、さらに利用が増え、17日にはシステムダウンした。
システムが上限を超えた場合の処理に問題がありそう・・・
人為的なミスの可能性が高いです。
だから原因が明確に報道されないのかも・・・