やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

鎮魂と生を噛み締める夜

2015-03-11 13:08:03 | 日記
あの日から4年ですね…

忘れもしない、あの日の前夜、朝6時閉店のbarで閉店まで飲み、飲み足りなくて居酒屋いくどんへ梯子。それでも足りなくて中本で辛いラーメン食べて、昼過ぎに帰宅。
酒は強い方だけど、全く酔わず、寝れず、やけに気の騒ぐ夜だった…
そのまま倒れて、激しい揺れで目が覚めた。
マンションの室内はグチャグチャ、電気は止まり、外に出るとエレベーターは止まり、非常階段の電気もチラホラ消えていて、携帯で照らしながら下まで降りた。

表は信号も消え、車が立ち往生…
何もかもがカオス。
前夜の夢と現在の状況が全く噛み合わない、シュールな景色だった。

店も酷かった。
情報がなかったので、関東が震源地だとばかり思ったが、震源地は想像を越える酷い有り様だった。
大事なもの大切な思い出、たくさん失った。
繁忙帯の停電が続き、ガソリンや生活物資は不足。お客様も激減した。
被災地を思うと言いづらいが、ここも被災地だった。

それでも、生きている私はまだやらなくちゃいけないことがある。
この日は毎年、電気を消して、あの日を思い出して、鎮魂の想いと、それでも生を噛み締める
楽しい夜にしたいと思っている。

偶然ながら、大阪は茨木のお友だちが、東京遠征のついでにうちでライブをしてくれるそうだ。
有り難いことです。

どなた様も、お時間ありましたら是非来てください。

20時から、投げ銭制です。

この子達と、全ての若い命の未来のために祈ります。







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