やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

陽の酒

2015-03-19 13:30:18 | 日記
ドラマ、ゴーストライターが最終回を迎えた。
この事を書くのは二回目になる。
http://blog.goo.ne.jp/oktoberfest1014/e/187f6281afa8a60a9292f33bc8d0d1cb
高級シャンパンに例えた虚構の世界に対して、今回の最終回で、いつもそれを常飲する主人公リサが、缶ビールを飲むシーンがあったので抜粋。

このドラマは、とても良くできていて、説明的な台詞の数を減らし、俳優の間と小道具で表現している素晴らしい脚本だ。

憎しみがあるわけでも、いや、どちらかと言えば信頼で結ばれていた二人。
利害関係のため仲違いした小説家とゴーストライターは、裁判沙汰にまで発展した二人の亀裂を、このビールで締め括ることになる。

高級シャンパン=虚構
ビール=ありのままの自分

ビールをカジュアルな酒の代名詞に使っているところが面白い。

私は日本酒を何より愛するビール屋店主。
愛するものがありながら、それを選ばなかったのは、ビールの持つ温かさ、明るさに憧れたからだ。
日本酒の持つ強い陰性に負けてしまうからだ。

私にとってビールは眩しくて明るい世界。
私が憧れてやまない明るい世界…。

ある意味、私にとっての虚構の世界に生きているわけだけれど…。


(以下引用)
編集者 “さあ!乾杯しましょう!ビール一杯買ってきました!おつまみもあります。”

由樹 “シャンパンじゃなくていいんですか?”

リサ “ビールをいただくわ”

由樹、リサ “(二人顔を見合わせて笑)”


コメント
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