事故調査委員会「橋爪さんは管理組合の総会の日にエレベーターの危険性を訴え、コストをかけてでも何か手を打つべきではないかと、訴えたんですね?」
(回想シーン)
橋爪「今のままではいつか大事故に繋がるかもしれません。ここは、ちゃんと検査して早く何か手をうった方がいいです!」
(文句を言う住人)
「じゃあ結局誰の責任なの?」
「エレベーターのメーカーを訴えた方がいいんじゃないか?」
「そうだそうだ!」
「メンテナンスの怠慢じゃないのか?」
「ここに呼んで追求しましょうよ!」
事故調査委員会「このメーカー自体、30年前に廃業しています。」
管理員「なので現在のメンテ業者からエレベーター自体を新しくすることを薦められています。」
「そんなこと聞いてないよ。」
「アタシたちに黙ってたそっちの責任じゃないの!」
「そーだ!聞いてないぞ!」
管理員「いい加減にしろっ!私は言いました総会で!金がかかるだのなんだの、話にとりあわなかったのは、アンタ館じゃないかっ!」
事故調査委員会「こんな大きな事故が起きたのだから誰かのせいにしたいのは分かります。でも皆さんに全く責任はないのでしょうか?」
(中略)
「このマンションに呪いがあるとすれば、皆さんが対立し、疑心暗鬼に陥ったこと。そして橋爪さんの小さな声に耳を傾けることができなかったことです。
その呪いをこれからどうするのか?皆さんが決めてください。皆さんの心の中にある呪いを解くことができるるのは、おそらく愛です。
皆さんの愛だけなんです。」
(ドラマ“ジコチョーの女”より抜粋)
役員とか理事とかやってきてるからよく分かるなぁ…
何にもしないくせに要求だけしてくるし、したことに対して文句ばかり言うからね…
このマンションに限らず、この世の大抵のクレームや悩み、問題は、話し合いで解決すると思うよ。
自己主張するだけでなく相手の話に耳を傾けること。自分の心に相手を受け入れるゆとりをもって寛容になること。
愛だよ。
相手を思いやる気持ちだよ。