香りは人を清め、煙は場を清める。
香については、身体に香を身体に塗り、穢れを取り払い清める塗香というものがあります。
煙については、引越しの際に、新居の邪気を払い浄化する方法とし盛り塩を据えたり、線香を焚いたりします。
線香の煙は、仏様やご先祖様とのコミュニケーションの場となります。
いわば、あの世とこの世の橋渡しです。
供養している私たちの思いを届けてくれます。
仏教では香食(こうじき)といって、仏さまは香りを食するといわれています。
生きている私たちにとっても、香りで空腹は満たされませんが、いい香りで満たされた空間は心が癒されます。
お客様をおもてなしする場合でも、いい香りはとても大切な事柄です。
目に見えないもの、実体としてつかめないものを頭の中でつなぎ合わせ心をふくらましていくと、何か感じるものが出てきます。
日常の時間の重みで縮んでしまった気持ちが広がる、そんなチャンスが供養にはあるかもしれませんね。
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