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8月10日は「道の日」
昭和61年に現在の国土交通省によって、身近な社会資本である道路の意義や重要性を再認識するために設けられたものです。
由来は大正時代の第1次道路改良計画の実施ということによるそうですが、道という言葉から連想される様々な情緒的なイメージからは遠いもので、型ぐるしい気もします。
ただ道は人にとってそれぞれ心情的に特別な存在にもなります。
かつて西田幾太郎などの哲学者が、思索し議論しながらこの道を歩いたとされる京都の哲学の道
⇒KYOTO design
富士山へ続く一本道
⇒chafuka
絵画でも道はよく表現されます。
それぞれの作家によって、とらえ方は様々です。
東山魁夷「道」
風景が一本の道で分かれていますが・・・
⇒文化庁広報誌buncul
ゴッホ「Stairway at Auvers」
まっすぐではなくても道です
⇒Saint Louis Art Museum
もっと個人的に散策する山の小径や街の裏道などそれぞれ思い入れのある道がきっとあるはずです。
家への帰り道なんかも人にとってとても大切な道となります。
道は人生と重なりますね。
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