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平和な場所 3県境の災難

2021-08-19 22:05:05 | ◇ 景色

全国で3つの都道府県が接する箇所は48か所あります。(⇒ちょっと便利帳
その中でも「歩いて行ける3県境」として群馬県板倉町、栃木県栃木市、埼玉県加須市の三県境はよく知られています。

元々渡良瀬川の上にあったこの3県境は、川の流路の変更や埋め立てなどによってわからなくなっていました。
そこで、3県は合同で測量し2016年に境界を確定させ記念プレートを設置しました。
プレートが真っ新でピカピカと光っています。


⇒産経フォト

2018年に各県3市町が費用を負担し、境界点やアプローチ道路が整備されました。
お隣同士が仲良くする光景は平和です。


⇒毎日新聞


⇒栃木観光協会

この記念プレートが先日消えました。
盗難の可能性があるとして、栃木署に被害届が出されましたが、心の痛む出来事です。


⇒下野新聞

この場所は昨年も何者かによって荒らされていました。
設置していた記念スタンプがなくなり、撮影用の木製スタンドが田んぼの中に投げ捨てられています。


⇒スポーツ報知

現在防犯カメラの設置が検討されているようです。
田が広がる中に3つの県が接してひとつの点がある光景はのどかで平和です。
ここに監視する防犯カメラは似つかわしくありません。
例えばプレートをやめて、石柱の平面を彫るなどして示せばどうでしょうか。
それで石柱ごと持っていかれたとしたら・・・・その時は監視カメラでしょうかね・・・致し方ないですね。


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