
大嘗祭((だいじょうさい)は新しい天皇がが初めて執り行う新嘗祭のことです。
新嘗祭は、収穫された新穀を神に奉り、その恵みに感謝し、国家安泰、国民の繁栄をお祈るする行事です。
毎年11月23日に宮中や神社で執り行われます。
⇒伊勢神宮
明治以降新嘗祭は11月23日(勤労感謝の日)に行われることになりましたが、古くからの慣例では11月の2日目か3回目の卯の日に行うことになっています。
大嘗祭はこの慣例を踏襲して11月14(卯の日)、15日に行われます。
新天皇にとって皇位継承関連儀式の中で最も重要とされるもので一度きりの儀式です。
大嘗祭の供え物が全国各地から集められます。
鵜飼で有名な長良川の「岐阜鮎」
⇒中日新聞
新茶の茎の部分を使った石川県の「加賀棒茶」
⇒北國新聞
大玉でずっしりと重い石川県の「紋平柿」
⇒北越・信越観光ナビ
大粒で甘みの強い山形の「シャインマスカット」
⇒共同通信
他にも多くの特産物が全国から集まってきます。(⇒JIJI.COM)
日ごろ私たちが様々な農産物を食することができるのは、全国各地でしっかりと育てられ、作られているからだと改めて思いますね。
日常の家事や仕事に追われている間、農産物に懸命に汗を流している人がいる。
それぞれがあってこそ、それぞれが成り立っていることは、忘れないようにしたいですね。
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