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文化庁による令和元年「国語に関する世論調査」が公表されました。
(⇒令和元年度「国語に関する世論調査」の結果の概要)
文化庁のシンボルマーク
シンボルマークに込められた意味は、
『円型と伝統的な市松模様の組合せにより,多様な文化芸術の様相を表現しています』と説明されています。
⇒文化庁
この調査は文化庁が平成7年度から毎年実施しているもので,「日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査し,国語施策の立案に資するとともに,国民の国語に関する興味・関心を喚起する」ことが目的です。
最初の調査は「国語は乱れていると思うか」です。
平成7年度と比べると乱れていると思うという回答が減少しています。
若者言葉や新語に対する違和感を感じる人が少なくなってきていると思われます。
敬語の使い方に関しても、厳密に考えなくなってきていることも原因ではないでしょうか。
新しい表現は気になるか、という調査については次のような結果が出ています。
⇒文化庁
例として挙げられた表現が比較的よく使われている言葉なので、際立った結果は出ていません。
最新の流行語や10代20代の若者言葉を挙げれば結果は違っていたに違いありません。
しかし、そういった若者言葉にはセンスが光るものも多いですね。
最初わからなくても、意味を聞くとなるほどと思ってしまいます。
他にも外国人と日本語というテーマでの調査もあります。
正しい日本語を使うことも大切でしょうが、それを意識して話せなくなるのも問題です。
正当な日本語を残しつつも、新しい言葉も取り入れていくことは自然な流れです。
それにしても「フロリダ」という言葉があるらしいのですが、わかる人はわかるんでしょうね。
お風呂に入るから、会話を離脱するという意味のようです。
(風呂と離脱でフロリダ・・・こんな説明すること自体がダサい?)
なんとなくわかりますね。
何も知らなければ、フロリダってマイアミにでも行くの?と聞いてしまいそう・・・
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