脳が見る世界

シュレーダーの階段
上からの目線で左上から右下へ降りていく階段に見えます。
これをしたからの目線で見ると、天井にさかさまに張り付けられたような階段に見えます。
（個人的にはすぐには見せませんでしたが、上からの目線で見える奥の壁を前面としてみると、なるほどです）



シュレーダーの階段を元に立体にした作品が、昨年のBest Illusion of the Year Contest 2020で優勝しました。
作成者は、明治大学 杉原厚吉氏
言葉で説明するより動画を見る方が一目瞭然
不思議です。


⇒Best Illusion of The Year Contest

この会談の作り方などはホームページで紹介されています。（⇒明治大学）

これはイリュージョン（錯覚）です。
目が錯覚しているのではなく、脳が錯覚しているのです。
錯覚した脳から指令が下り、目が錯覚をみるようです。

人間の脳は素晴らしいものですが、時には厄介なものです。

ピサの斜塔が2つ並んでいます。
同じ傾きなのに、右側の方が傾きが大きいように見えます。


⇒Best Illusion of The Year Contest

同じ顔ですが、明るい方が女性、暗い方が男性に見えます。


⇒Best Illusion of The Year Contest

静止画ですが、ハートが脈を打っているように見えます。


⇒Best Illusion of The Year Contest