おもいや

線香と数珠のお店

帰るところは・・・

2020-06-18 15:15:10 | ◇ トピックス          


⇒朝日新聞

桜だけの光景なら美しいだけで終わっていたかもしれません。
そのなかで鹿が悠々と時間を過ごしているあり様が世俗を離れた世界を思い起こさせます。

桃源郷の元となっている陶淵明「桃花源記」では、探し当てた漁師が村へ帰り再び訪ねていきますが、二度と発見することはなかったのです。
発見しない方がよかったのかもしれません。
あちらがいいからあちらへ、こちらがいいからこちらへと行ったり来たりしていると、そのうちに帰るところがなくなってしまいます。


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