地球が斜に構えているおかげで私たちは四季の変化を感じることができる。
大寒大暑、立春立秋などの言葉が生まれ、季節の変化に応じた行事があり生活が生まれる。
日本人の感性は特にこうした四季の移り変わりで磨かれてきたともいえる。
⇒国立天文台
もし地球がまっすぐに立っていたら、年中同じ気候になる。
日本でいえば1年を通して、春か秋のような季節が続くことになる。
一見、特に暑さ嫌い、寒さ嫌いの人にとってはいいように思えるが、お正月も大晦日もクリスマスもお盆も同じような陽気ではこれほどつまらないこともない。
各季節ごとに行われる行事がなくなる。
節分も七夕もクリスマスも、いつも同じような気候の中で五感も身体も慣れ切っていては新鮮さもなにもあったものではない。
やはり季節が変わり環境が変わるから、様々に感じ様々に行動をするから楽しいのだと思う。
今月23日は秋分の日。
太陽が東から昇西へまっすぐに沈む。
昼と夜の時間が12時間ずつとなる。
このことも、地球が傾いていなければ年中昼と夜は同じ時間。
年に2回しかない東西一直線の太陽の道も日常のこととなり、特別ば日ではなくなる。
となれば、毎日がお彼岸になるのか?
この世である此岸からあの世の彼岸へ毎日渡ることができるのか。
こうして連想していけば、何か随分日々の生活が薄っぺらく思えてくる。
これぐらいでやめておこう
地球は傾いているのだから・・・・・
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