立春から数えて八十八日目を「八十八夜」といい今年は5月2日となります。
春から夏へ季節の変わり目を示す日本独自の雑節のひとつです。
「八十八夜の別れ霜」という言葉あるように、このころに遅霜が発生することがあり、この時の遅霜が最後の霜となるという意味です。
これから、気候も安定し夏が始まるころという季節の言葉が八十八夜ですね。
他に雑節として節分や彼岸などもあります。
童歌「茶摘み」の歌いだしは「夏も近づく八十八夜」となっていますね。
その年の最初の茶を摘み取る「一番茶」で地方によって時期は異なりますが、今が盛りです。
近畿地方では一番茶のニュースが流れています。
この八十八夜にあやかり、5月2日は緑茶の日となっています。
⇒静岡・浜松・伊豆情報局
それにしてもどうして八十八夜と夜がついているのか・・・
昔の暦は月の満ち欠けではかっていて、29.5日が1ヶ月
まる3ケ月過ぎると88.5日で月は同じ形で八十八夜になりそれが目安という説があったり、霜は夜の間に発生するから最後の別れ霜としてはその夜が最後という意味から、八十八日ではなく八十八夜であるという説もありますね。
言葉としては八十八夜の方がしっくりきますから、これはこれでいいとして・・・・
この日に摘んだ茶は縁起がいいとされています。
一番茶でなくても、今日はじっくりと令和最初のお茶を飲みましょうか・・・・・
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