福島のひまわり

福島県大熊町の一部が今年の4月に避難指示を解除されました。
実に原発事故による避難指示が出て8年ぶりのことです。

今年の夏、避難解除後の初めてのひまわりが大熊町大川原で咲いています。
空を向き希望に向かっているように感じます。


⇒大熊町

農地や畑は何も手を付けず放っておけば荒れ放題となり、野生動物の行動範囲ともなりますので復興がますます困難となります。
ひまわりを整備することで農地も整備し、いつ戻ってもすぐに復興に手を付けることができる状態にしておくことはとても大切なことです。

このひまわり畑には、沖縄県が深く関わっています、
福島・沖縄絆プロジェクト「MAJYUN」
MAJYUN（まじゅん）は沖縄の方言で「一緒」という意味です。
支援というと何か一方的に感じることもありますが、「一緒」という言葉でつながると、共に生きていく、生きぬいていくという強くて優しい意味が生まれる気がします。

福島の二本松城と沖縄の首里城


⇒MAJUN


大熊町の避難指示が解除されたといってもまだ全体の3分の1程度
まだまだです。

「まじゅん」
この響きの言葉がこれから先も復興に向けて継続した活動を支えていくことになればいいですね。