北海道厚岸漁協の直売店で初物サンマが1匹1050円で並んだ。
昨年の2%約900kgnの水揚げしかないのが原因
⇒朝日新聞
サンマの回遊範囲は広く、緑の海域で夏に育ち、冬はオレンジの海域で産卵し生育していく。
ピンクの部分は公海と呼ばれ中国や台湾など外国の漁場となっており、日本の漁場は東北から北海道沖の青い海域です。
⇒海といのちの未来をつくる
台湾、中国、バヌアツ共和国などサンマを取る国が増え、サンマが全体的に減少している中で、夏から秋にかけて日本の漁場にサンマが回遊してきますが、公海で外国船がサンマを先取りするため日本に来るサンマがますます減少している。
さらに、サンマが好む適温は12.3度ぐらいですので、温暖化で日本近海の海温が上昇しているのも原因となっています。
まずは資源としての回復が先決で、国際的にサンマの漁獲量を規制しようという動きも出てきていますが、結論はまだのようです。
それに資源として増えても日本に戻ってくるかどうかも不明です。
今まで秋の食卓を飾っていた手ごろなサンマが高級魚となってしまうのは残念です。
今回のサンマは早く来る群れで、9月下旬には次の群れがやってくるようですが、どうなるのでしょうか。
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