ゴルフ上達論(笑

今度のコンペでは”絶対に１００叩きはしない”という強い決意のもと
週に１度は打ちっぱなしでクラブのサビを落としているが、
皆さんご存知の通り、実は打ちっぱなしではさほどスコアは向上しない。
１００も叩く人は打ちっぱなしに使う時間があったら
アプローチとパットの練習をした方がいいに決まっている。

プロさながらにパーオン目指してクラブをブンブン振り回し、
失敗しては『あちゃ～～っ！』と頭を抱える。
練習場なら失敗しても次の球があるけれど、
本番ではしっかり１打つく。場合によっては２打、３打．．．(笑

自分の腕前を冷静に判断して、パーを取ることを諦めりゃ、
スコアはどんどん縮む。
３オン２パット目標ってヤツだ。
第一打はとにかくＦＷ優先、１Ｗ振ることにこだわらない。
２００Ｙで上等、１５０Ｙぐらいで十分という気持ちに切り替えられたら
どんなにスコアが縮むことだろう！


私を含めて大半の人がゴルフという競技を勘違いしている、
というか『解っちゃいるけど．．．』なのだが、
ゴルフは『ボールを穴に入れる』競技であって、
『ボールを打つ』競技ではないのだ。
質としては、ビリヤードや詰め将棋に近い。

たいした腕もない人は、派手にクッションを使って難しいボールを
ポケットに入れる練習をするよりも、手玉フリーの時に確実に
ひとつ落とす練習をした方がいいし、
手を省いて相手が期待通りに打ってくれるよう念じながら
一か八かの勝負手を打つより、何手か多くなっても
確実に詰める読みをした方がいいに決まっている。

だけどやっぱり本番でクラブを持つと、
練習場で５割の確率しかないクリーンショットが毎回出そうな気になるし、
ティーアップするとき、なんかパーが取れそうな気がしてしまう。
腕前なりに冷静に判断してりゃ、毎回が一か八かのショットに
なっているわけなんだな。
そりゃあ、大叩きもするわ(笑


えーっと、なんだっけ？
そうそう、アプローチとパットの練習なんだけど、
これはセットでやるともっと効果的のような気がする。
３０Ｙぐらいのアプローチを打ったあと、
パットの一打目を打つ、みたいな練習。
打ちっぱなしのアプローチのマトにどんなに寄せられても
やっぱりその次を打ってみないと、感覚は身につかないような、
そんな気がする。

よーするに、打ちっぱなしよりコース廻れって結論になっちゃうんだけど、
たとえミニコースといえど、反復練習しながら廻るって難しいよね。
平日ガラガラのとき、ひとりで何個もボール打って廻ってる人を
見かけたことあるけど、ホントは原則禁止だろうし．．．。


あ、なるほど、だから『ゴルフ上達に近道無し』っていうのか！


※注：近道は他のスポーツにもありません。