うなぎが食いたい

昨夜TVの旅番組を見ていたら、うなぎの蒲焼がとっても美味しそうにみえた。
実に美味そうだった。考えると、段々、いてもたっても居られなくなった。
そこでかーちゃんに『明日はうなぎだ、絶対、う・な・ぎ！』と早々に宣言した。

さて、とはいっても美味しいうなぎにアテがあるわけではない。
お店に行くといっても、小さな子供を連れて小一時間も待てないし、
第一、予算が(爆。(^^;
かといって、いつものスーパーの出来合いをチン！ではどうにも納得いかなかった。
そこで、思い切って近所の川魚店を訪ねてみた。

どうでもいいことだが、私の住む町は霞霞ヶ浦・北浦に程近く、
湖畔には小さな川魚店がたくさんあるのだ。
さらにどうでもいいことだが、スーパーマーケットで鯉のぶつ切りを売っているのは、
私は当然の品揃えと思っていたが、東京などではそうでもないらしい。
さらにさらにどうでもいいことだが、川魚は海魚から比べて敬遠する人が多いが、
上手に調理されたものはかな～り美味い。
以前、山形の民宿で食した鯉のうま煮(？)は内蔵はおろかウロコごと
ぶつ切りにしたものだったが、今でも記憶に残るほど見事な味で、
キンメメ鯛の煮つけと比べても勝るとも劣らないものだった。
要するに海魚に比べて料理する人の腕が問われるんだな、ということを言っておきたい。

話がずれた。
で、川魚店では当然蒲焼は売っていないわけで、
うなぎの白焼きを3尾\2,000(たれ付き)でお買い上げ。
パックをあけると、なんと中骨と肝が入っているじゃあありませんか。
く～、惜しい！味噌汁作っちゃったよ。

さて、白焼きを買ってきたはいいが、ここから蒲焼を作るのは素人には大変。
蒸したり焼いたりしていたんでは、晩ご飯どころか夜食になりかねない。
そこで、付属のたれを酒で伸ばしてフライパンで煮ることにした。
蒸した様にふっくらホコホコすることはありえないが、レンジでチン！よりは
いいだろう。

さて、待つこと十数分、写真もないのに出来上がり(爆。
そそくさと丼に乗っけて、掻きこむ...。

！！！！

いや～マジ美味いッすわ。!(・∀・)!
スーパーの安売り品と違って、嫌な臭いが全然ない。
確かに川魚の香りはあるんだけど、泥臭い感じじゃなくて、風味と呼べる仕上がり。
お店の蒲焼のようなふわふわじゃないけど、逆にヘタに蒸して
皮の弾力ばかり強調されるようなこともないから、これはこれでありだな。

ウン、満足満足、満腹満腹。ε=(^。^)
いや～やっぱり餅は餅屋、うなぎは川魚屋、秋刀魚は目黒に限りますな。

※写真撮ったけど、ごくありふれたスーパーの蒲焼にしか見えなかったので掲載ヤメ