晩酌しようよ

【晩酌】って『大人の愉しみ』みたいな、ちょっとワクワクするような響きがあると思いませんか。今晩あたり、一杯どうです?

会津駒ケ岳登山

2020-11-18 | ヘタレのスポーツ
先日、有給休暇を取ったので、せっかくなので遠出をしたくなって
思い切って会津駒ケ岳に登山してきた。
 
先日、この冬初めてしっかりした雪が降ったという話を聞いて、
まあ「冬の訪れ」みたいなものが味わえれば良いかな?くらいの
軽い気持ちで向かったのだ・・・
 
 
私のホームゲレンデ、会津高原高畑スキー場の前を通過します。
 
 
当然、雪はなく、営業もしていないのです(^^;
 
ほどなくアルザ尾瀬の郷と道の駅が合体したような観光施設が見えます(初めて来た)。
なかなか立派な施設で、トイレ等も清潔なので、登山前のトイレはここで済ますのがいいでしょうね。
 
で、ほんの数百メートル先にテニス場の駐車場があって、冬シーズンはここが駐車場・・なのかな?
でも、私が車を停めたのを見たのか、そこにあるトイレがあっという間に封鎖されたので
アルザ尾瀬の郷の反対側の桧枝岐スキー場駐車場が正しい駐車場のような気がする・・・
 
 
国道沿いを少し歩くと登山道入り口です。
夏シーズンはこの上まで車で登れるようですね。

 
舗装路を少し登るとショートカットのお誘いが。
こちらを使いましたが、実際どのくらい近道なのか分からない(^^;
 
 
近道はすぐに舗装路に出ます。
ここからが本当の登山口。  たぶん。

 
少し登ると雪が見え始めました。
このぐらいだったら、まだ普通の登山靴で大丈夫。
 
言い忘れましたが、今回はスノーシューやアイゼンなどは携行せず
ツボ足100%でお届けしております。
 
よって、装備不足で危険だったらすぐ引き返す気持ちは常に持って臨みます。

 
登山道は踏み固められているので雪が融けているのですが
だんだんと融け切らなくなってきます。
 
 
融け始めたグズグズの雪なので、まだ滑る感じはありません。
もちろん、普通の土の上を歩くようにはいきませんが。
 
しばらくすると完全な雪道に・・・(^^;
 
 
ここまで雪が積もると、逆に滑る要素はなくなりますね。
 
登山道はどうしても少し窪んで作られているので
雪が吹き溜まる傾向があります。
今日は前日までに踏み固められていたことと
当日は小雨模様だったため、より雪が締まって歩きやすかったです。
それでも不意に雪を踏み抜いてしまうと膝まで潜ってしまうほどの積雪でした。
 
 
高い針葉樹林を抜けると本当に一面の銀世界。
 
 
実は今回の目的の一つとして、バックカントリースキーの下見っていうのがありました。
高畑スキー場の目と鼻の先で、バックカントリースキーにおあつらえ向きの山があるってことで
完全な雪山にならないうちにルートや登山フィーリングを把握しておきたかったのだ。
 
 
ここら辺を滑ったら、最高に気持ち良いだろうなぁってところ。
 
もうすでに準備万端、滑れますって感じ。
板を・・・板をください(笑
 
 
順調のように書いてますが、実はこんな雪山を歩くつもりは毛頭なくて、
ブーツがくるぶしまで埋まるぐらいの雪を味わえればと思ってたので
体力がゴリゴリ削られるこの積雪量に、気分的にはそうとう凹んでいます。
 
しかも雨が降っていてガスが立ってしまい、視界が悪くウワサに聞く稜線歩きの楽しさは
まったくない。
駒の小屋(冬季閉鎖中)の手前でマジで引き返そうかと思ってしまいました(ー-;
 
 
それでも「ここまで来たんだから!」とあと数百メートル頑張って、
ようやく山頂に到着です。\(^o^)/
 
 
さて、中門岳まで稜線歩き・・・なんていう視界は全くなくて
やっても絶対につまらない。
それに登り始めが遅かったので、下山時間もちょっと心配。
ということで、早々に下山開始。
 
 
下りは登りの時よりも雪面を踏み抜きやすいので
スピードは上がるけど結構疲れる。
 
あっという間的に登り口まで到着~~~。

 
滝沢の名前の通りじゃありませんが、沢がにぎやかです。

 
国道まで降りてきました。
本当にお疲れ様ですよ。



いちおう服装はしっかりしていったのですが、雨に降られるとやっぱり寒い。
この山の良いところ、降りてすぐに温泉があるところ♪
駒の湯に飛び込むように入りました。
 
 
 
さて、今回はバックカントリースキーの下見ということで行ってみましたが
ちょっと私には無理かなーと思った次第。
上の方は斜度もそれなりで登りやすいけれど、登り始めがキツイ。
ここはシールだと登れないし(私の技術では)、スノーシューやアイゼンを履いて
スキー担いで登れる気がしない。
 
また、今回はひたすら先人の跡をトレースして登っていたのですが
気が付いたら駒の小屋を通り過ぎてたりと「地図が読めない」ことが
いざという時に本当の命取りになりそうな気がするのだ。
今回のように足跡がはっきり残っているとは限らない、ちょっと天気が崩れて
雪が降り始めたら足跡なんかあっという間に無くなる。
それに、目的地が自分と一緒とは限らず、足跡だけを追っていったら
とんだ玄人コースをトレースさせられるかもしれないのだ。
さらに、あったり前だが、自分が一人目だと登れないってことなので
半人前にもほどがある(笑 ←しかも、誰かが先行してくれるのを待つなんて性格悪ッ!
 
もうちょっと全体的な登山の練度を上げないと、本当に危なそうな感じですわ。
 
 
 
ということで、冬の訪れを楽しむどころか、意図せずに目一杯の雪山を堪能してしまいましたが
あまりの自分のふがいなさに暫くは登山封印か?ってなものでした。
旅としてはとても面白かったんですけどねぇ。

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