冬はつとめて

突然ですが、霜の降り方ってご存知ですか？

ここの所寒さが厳しくなって、家を出るころは
辺りが真っ白！なんてことも多くなってきました。
ちょっと見にはまるで雪みたいな光景ですが、
雪とは降り方がちょっと違うんです。
”ふる”と”おりる”で表現も違うんですけどね。


雪は夜から深々と降り積もる...って感じですが、
霜はね、一瞬でできるんです。
しかも、真夜中じゃなくて、明け方のほんの３０分ぐらいの間で。

　（もっと寒い季節になってくると、夜から霜が降りますが
　　今の時期の茨城は明け方です）


夜露でしっとりと濡れた景色が
空が白み始めてから日の出までのわずかな時間。
この放射冷却で一気に霜になるんです。


例えば、朝５時ごろ新聞を取りに外に出ると、
外はまだ暗くて、湿度が高くて、寒いながらもほんのり肌にやわらかい。
目の前の畑は黒くしっとりと濡れている。

それが、６時ごろに通勤で家を出ようとすると、
もう一面真っ白。
キーンと冷えて、吐く息も白い。
朝日に輝く霜は、ちょっぴり神々しくも見えたりして。





...とまあ、ここまではいいのであるが、
長距離通勤の悲哀、
冬至のころには、その霜が降りる前に家を出るのだ。(;ω;)
我ながらよく対応してると褒めてやりたい。