45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

ライトベージュジャケットとデニムパンツのコーディネイト

2013-05-15 00:00:02 | ライトベージュジャケットの着こなし
ライトベージュのジャケットを色落ちデニムに合わせるのは、かなりの着こなし上級者だとおもいます。というのは、ライトベージュも、色落ちデニムもワークウエアの雰囲気満載で、なかなか清潔感を表現するのが難しいからではないでしょうか。
 まず、かなり色落ちが進んだ、ダメージドデニム。これに薄手のナイロン素材のスプリングコートをジャケット代わりに羽織るコーデ。インナーのシャツは麺麻の白地にブルーのウィンドーペーン。デニムが清潔感のある色落ちがポイント。慎重に色数を厳選しベルトを黒、靴をネイビーでしめているところが秀逸。シャツをタックインしている点にも注目。もともとラフなカラーと素材だけに「きちんと着る」ことでお洒落感が出てきます。言うまでもなく一つ一つのアイテムは決して安いものではなさそうです。と脅かしてすみません、オジサンももっと気軽にコートをジャケットがわりに羽織ると、着こなしの幅がひろがります。こういうパステルカラーのコーデは、まず犬の散歩あたりから気軽にトライしてみるといいかもしれません。


 次が、ライトベージュのジャケット。製品染めを施したイタリア製のもので独特の質感があります。それを明るめのブルーデニムと白シャツで着こなす。白シャツにライトベージュのジャケットで何か首回りが物足りない感じがしたら襟を立てて着るというのが常套手段になりつつあります。襟裏に柄を施したジャケットもあるくらい、襟立てはひそかに浸透中。オジサンが真似るのははばかられるかもしれないですが、首の短さをものともせずに襟を立ててみるのも一興。
というくらいに、気取らない着こなしなのだと思います。それにしても綺麗な質感のジャケットですね。ライトベージュの明るさが低くなるほど素材の風合いは際立ちます。やはりデニムに合わせるライトベージュは「ワークウエア」の雰囲気をとは違ったものを選びたいですね。それはなにも高級素材や加工という意味ではなく、襟がピークドラペルになっていたり、着丈が短めだったりというデザインの面でも大きく違ってくると思います。
 さて、ここでもシャツをタックインして着ています。それもきれいなブロード地のシャツです。これが白Tでタックアウトで着たら、ちょっとだらしない普通の労働着に見えてしまうのではないでしょうか。
 で、こういう格好をいつするか・・ですが、休日の量販店の買い物につきあうときとか友人宅の訪問。たまの帰省とかで試してみたらいいです。

 
 ライトベージュのジャケットに白いポロシャツを着て、パンツは黒の綿パンというオジサンがよく新幹線の中で見かけます。ベージュに黒というのは奥様の差し金なんだと思います。レディースのコーデの定石の一つ。それが証拠にオジサンは大抵靴は黒いビジネスシューズだったりします。黒パンツもいいですけど白シャツだったりするとネクタイをすればそのまま家電量販店の店員さんですよね。
 できればリジッドデニムをあわせたいところ。ジャケットもオフホワイトに近い明るい色合いの麻素材になればリラックス感もまします。インナーにダンガリーシャツを持ってきても、ワークウエアの雰囲気は出てこないです。
 これも休日の街歩きに向いているお洒落な着こなし。こんな格好で街角のオープンカフェで昼間からロゼのシャンパンを飲めたら気持ちいいですね。でもこのオジサンのシャンパングラスに入っているのは?謎の液体。ウーロン茶?ウィスキー?

ライトベージュのジャケットとライトグレーパンツの着こなし

2013-05-14 06:21:11 | ライトベージュジャケットの着こなし
 まずは、昨日の続きから
ライトベージュ+白パンも実はあらゆるチェックを受け入れる万能コンビという一例。たとえば,バーバリーチェック。チェックの中から色を引きだした着こなし、黒ジャケに、オフホワイトパンツ(右)と比べて、ライトベージュと白パンのほうが若々しい感じがしませんか?
 


 コーデのことを考えてあるいていると、その格好そのままの人が前から歩いてくることがよくあります。ライトベージュジャケットに白パンで、ジャケットのボタンを開けてインナーは白シャツ。うーん、やるじゃないかと顔を見たら、外国の方でした。白パンとベージュジャケット。楽なコーデなのに、我が国ではグレーパンツとあわせたがる人が多いようです。


 最初はグレーデニムとあわせるのに、インナーは細かいグレーストライプ。全体が暗めになるので、ジャケットはオフホワイトくらいが丁度いい感じですね。これなら気軽にジャケットを羽織った雰囲気で、パンツもグレーデニムということでカジュアル感たっぷり。そのくせ色味が少ないから都会的なお洒落感もあります。休日の気取らない外出着として使えると思います。ライトグレージャケットを着ようと思って、グレーデニムを穿いたら迷わずグレーストライプのボタンダウンシャツが「無難」でよろしいかと存じます。


 さて、皆様のクローゼットにグレンチェックのグレーのパンツとかありませんか?白シャツにネイビーのジャケットをあわせ、一度着た切り他に組みわせがないからお蔵入り、なんてのがあったら、ここで活躍します。
次のこーではライトグレーのパンツでも柄モノ。全体にモノトーンのコーデに近くなるから、インナーに暗い色のポロを持ってきています。白が不足気味なのでスカーフを巻いています。私はグレーパンツとライトベージュのコーデならこれが一番だと思います。

 秋冬のコーデですが、厚手のコットンジャケットにインナーはグレーのポロの上に白のカットソーを重ね、パンツはライトグレーのウール。春夏ならそのままコットン+ウールの生地を選べば大丈夫。
 白パンのときと違って落ち着きがでます。クラッシックのコンサートや友人のパーティみたいな少し気取った集まりの時にでもお試しください。


ライトベージュジャケットとホワイトパンツのコーデその4

2013-05-13 00:04:45 | ライトベージュジャケットの着こなし
さて、昨日ライトベージュのジャケットと白パンというキレイ目コンビのインナーにブルーのシャツを使ったものをご紹介しました。今日はもっと暗色を使ったコーデをご紹介ということで、まずは定番「デニムシャツ」から。
 なかなかすっきりしたカラーバランスですけど、せっかくの白パンが休日のワンマイルウエアの域にとどまっているようですね。手持ちの服の限られる海外旅行のときにこういうコーデも生きるでしょうけど、すこし飾り気にかけます。ハンティングワールドのバッグなどアクセサリーの応援に使っていますね。というのも、ライトベージュもデニムもワークカラーなのでマッチするのはいいのですがそのままお洒落感を喪失した労働着に見えてしまいかねないからだと思います。労働じゃないんだよ、ハンティングだよとでも言いたそうなコーデ。時計までフィールドっぽく見せるのに一役買っています。

 インナーをチャコールグレーのポロシャツにするとぐっと都会的雰囲気が増します。写真のジャケットは実は革のジャケット。インナーのポロシャツは光沢豊かな海島綿でしょうか。シンプルながらも質感を重視したプロ中のプロのコーデ。今年50歳の滝沢滋というメンズファッション業界の達人のスタイリング。
http://takizawa-shigeru.jp/person/takizawa-shigeru.html

 インナーに暗い色を持ってこないで、賑やかにするならば、チェックシャツに限ります。ここから先は、ゴルフ場の行き帰りのウエアでもおなじみのチェックシャツ。そうそうオジサンなら必ず持ってる、バーバリー、アクアスキュータムなどのチェック柄。いや、ベージュのジャケットにあわせて着てますよという方は結構なんですが、ぜひともパンツは白。せめてホワイトデニムにしていただけたら、さらにいい雰囲気に着こなせると思うのですが。もちろん明るい柄のマドラスチェックもよく合います。パンツを白に替えただけで、週末パートナーと映画を見に行くのにふさわしいコーデに変わります。

ネイビーJK+白パンがさまざまなチェックを受け入れる万能コンビであると書きました。このライトベージュ+白パンも実はあらゆるチェックを受け入れる万能コンビのようです。

ライトベージュジャケットに白パンの着こなし3

2013-05-12 00:30:30 | ライトベージュジャケットの着こなし
春夏物のライトベージュのジャケットは素材が綿や皺を防ぐためにポリエステルを混紡した綿が中心で、価格もさほど高くありません。とはいえ、今日のコーデほどすごいコストパフォーマンスのものは他にないかもしれません。
 さて、今日のコーデの元ネタは、ユニクロ。さすがプロのスタイリストの手にかかれば、ユニクロ素材でここまで雰囲気が作れるのだと感心します。どこかの雑誌のキャッチフレーズ「必要なのはおカネでなくてセンスです」というのはなるほどそうだな、と思えます。もちろん、センスというのは味覚も同様ですが体験を積んではじめて磨かれるという一面もあります。
 麻綿混のジャケットは7千円弱シャンブレ―シャツは3千円弱ホワイトジーンズは4千円弱オートミールカラーのニットは3千円弱、ベルト2千円弱をいれても合計2万円以下。すごいです。

 ライトベージュにシャンブレ―の淡いブルーを持ってくるあたり、さらにネクタイでもしめさせたくなるところをラフにニットを肩に掛けたあたり、それになりより爽やかさの元になっているのがホワイトデニムだと思うのですがどうでしょう。ネイビージャケットに白シャツ、色落ちデニムのコーデのとき、ライトグレーのニットを肩にかけました。ベッカムの流行らせたスタイルらしいのですが、このニット肩掛け、シンプルすぎるコーデのときにこそ試すべきだと思います。実際に寒ければニットを着てもこーでのバランスは崩れない。そういう色を持ってくるべきです。
 この格好なら、銀座のレストランのワイン会でも平気です。私はニットの肩掛けなど気恥ずかしいという方は、同じ色合い(できればシャツの色を少しだけ濃いめにして遊び気分を強調したうえでニットタイを締めるという手もアリです。

 しかし、 クールビズの季節にタイをするとそれだけでビジネスイメージが強くなるといけないので、ジャケットがニットジャケットであれば完璧な休日ウエアらしさが出ます。
 さて、ここで忘れないでいただきたいのは、ライトベージュに白パンをあわせたらインナーは、白、グレー以外ならブルーが有力候補ということです。
 さて、やたらネクタイが出てくるライトベージュですが、もっとラフに着こなす手はインナーに暗い色を持ってくる。詳しくは明日のブログで。

ライトベージュジャケットと白パンツの着こなし その2

2013-05-11 07:26:22 | ライトベージュジャケットの着こなし
 淡い色のジャケットに暗い色のパンツを合わせる。いわゆる「上淡下濃」の着こなしがバランスがいいと思い込んでいる方が多いと思われます。しかし見かける限りにおいて、上淡下濃の着こなしが似合っている人は少ないです。縦方向の線が上下で二分されて、身長の低さを強調するだけの結果に終わっている場合が多いのではないでしょうか。
 身長に自信のない方はジャケットとパンツの明暗の差をつけない着こなし、それもできたらパンツとインナーの色は類似色ににして、縦の線を上まで通す、腰のラインが曖昧になる着こなしが有利だと思います。その意味では、カジュアルではタックアウトの着こなしがいいし、パンツを色的にも素材的にも目立たせない着こなしがよろしいかと思うのですがいかがでしょう。
 それじゃ、白パンなんて派手なものはそれだけで下半身が目立って短足を強調するようなものじゃないかと反論がでるでしょう。しかしそれは、着こなしの色合わせ次第でなんとでもなります。インナーに白いブロードクロスのレギュラーカラーのシャツを持ってきて、白パンツを穿き、ライトベージュのジャケット。これならもうパンツもシャツもジャケットの背景のような位置づけになっています。
 ジャケットのボタンを留めないと全体の白っぽさが気になるとお感じになるならニットタイを締めるという手があります。まさにニットタイとはこのような場面でしか使い道がないくらいのアクセサリーですが、無造作で簡素なコーデに花をそえる感じのものなのですね。
 これはどういう場面の着こなしなんでしょうか。5月から6月のフレンチレストラン、高級リストランテでよく冷えたスプマンテを飲むのもいいですね。
この、白シャツ+白パンは、プロのスタイリストにとっても魔法のコーデのようで、ベージュに限らずチェックのジャケット、ビビッドカラーのジャケットのコーデの際の救いの神的存在ですね。「迷ったら白パン」そういう格言が業界にあるかどうかしりませんが、我々素人も、出かけるまえにまず白パンを穿いてそれからジャケットを選ぶようにしたら日ごろ着ない服も着る頻度がたかまるかもしれません。それより、何より、いつもと違った気分で休日が過ごせること請け合いですよ。

 

ライトベージュジャケットの着こなし その1

2013-05-10 05:18:02 | ライトベージュジャケットの着こなし
 ライトベージュのジャケットなど持っていないよという方にこそ、ご覧いただきたいのが今日のコーデ。春夏で、ライトグレージャケットと並んで活躍するのがコレ。
 グレーもそうですが、コーデが簡単。型通り着れば誰でも様になる。ラフにもドレッシーにも着こなせる。これだけ便利なジャケットにもかかわらず、ONでは着られない(着にくい)ことから着ている人が少ない。他人とかぶることが少ない。待てば、セールで必ずでてきてサイズが合ったら買っておくべきというのが大抵はライトベージュ。
 ライトベージュによく似たサンドベージュとオフホワイトという色があります。サンドベージュはグレーの入ったライトベージュ。オフ・ホワイトは白を加えたライトベージュ。それぞれ個別に取り上げる予定です。ライトベージュジャケットの素材はやはりコットン。サージのかちっとした雰囲気からポプリンやピケの一枚仕立てのもの、ハウンドツースとウィンドウ―ペインの重なった柄モノなど素材のバリエーションは豊富です。
 ライトベージュのジャケットの着こなしは、ライトグレーとほぼ同様。でも配色の造りだす雰囲気は全く異なります。ライトグレーが都会的でクールだったのに比べ、リゾート的です。淡い色の常として「白パン」とのコーデがスタート。淡い色の微かな「色味」を引き立て、OFFの雰囲気を盛り立てます。そもそも買ったけどあまり着ていないジャケットというのは「合わせるパンツがない。ジーンズとあわせたら変だった。」という話が多いのではないでしょうか。そういう時は、騙されたと思って白パンを穿く。急にお洒落っぽくなってしまって一体こんな格好してどこにいくんだろう。そう思えても、とにかくそれを着てどこでもいいから出かけましょう。
 インナーは白Tでもいいですが、明るいライトグレーTをもってきて変化をつけるのもいいでしょう。ベルトと靴は赤茶。写真はサンダル。写真のジャケットはマオカラ―、つまり詰襟仕立てですが。普通のテーラードカラーで襟を立てる着方もあります。なぜ、わざわざ、こういう着方をするかというと、シャツの見える部分が多くなると、ラフになりすぎるから。それと、Tシャツをタックインしてベルトをみせているのにも注意。
 これぞ、リゾート向けの着こなしの極意。こういう格好でパートナーと二人でスペイン旅行にでかけるのは如何でしょう。そんな予定はないと仰る方でも、サンダルをスリッポンに履き替えたらそのまま土曜の夜の南欧レストランの食事には最高の装いだし、夏場の空調の効いたリゾートホテルのロビーにTシャツ一枚でなくこういうジャケットが一枚あると便利でしょう?


ネイビージャケットの着こなし 総まとめ

2013-05-09 04:40:35 | ネイビージャケットの着こなし
 さて、私が、そして多分だれしもが大好きなネイビージャケット。ついつい気合がはいりすぎてページ数が増えてしまいました。整理されていない構成で見づらい部分があったかと思いますがお許しください。
 さて次回からは、みなさんお持ちになっていても着こなしの幅がないとお嘆きの(別に嘆いていませんか、すみません)ライトベージュジュケット。そう、あのやさしい色のジャケットです。おそらくは大男には似合わない、小柄な日本人のための色ですね。これをいかに多彩に着こなすか、ご説明いたします。5月6月の主役。そしてさらに夏にむけて、ブルー系、コットンのチェック、そして秋にむけて茶色のコーデとすすめていく予定です。
 毎回まとめとして私のつたないイラストを一覧の形にして載せますので、構成の乱雑さを補うものとしてご覧いただければ幸甚です。

 というわけで、ネイビージャケットの最後は、ショーツ。
 最近は、メンズショップでも質のいいバミューダショーツを揃えています。ですからショーツがルームウエアや海水浴の行き返りだけでなくリゾートウエアの位置づけで各上げされてきています。夏場はショーツとTシャツで電車乗っている人もいますよね。大抵は若者ですけど。
 さて45歳以上のオジサンが穿くならせめて薄手の上着は着ましょう。シャツは半そでの白いボタンダウンかポロシャツで。ここまでシンプルにするとバミューダショーツの質が問われます。PTO1とかいわずともせめてセレクトショップオリジナルのものを選んでいただけたらずいぶん雰囲気が変わると思います。



次にマドラスチェックのバミューダ。これはもっとくだけて、Tシャツで着ていますが、さすがにだらしないようにみえるなら、白いサマーニットを肩にかけます。こちらは完璧にリゾートかプールサイドでされたらいい恰好ですね。



一覧です。パンツ別に並んでいます。






ネイビージャケットとカーキパンツの着こなし

2013-05-08 06:28:38 | ネイビージャケットの着こなし
 ネービーブルーにあう色にカーキ・オリーブがあります。今年はミリタリーが人気で、カーキが街にあふれていますが、ボトムスは大抵リジッドデニムだったりしますね。
 これを逆転させると上半身にネイビー、下半身にカーキ・オリーブという着こなしになります。インナーは赤と紺の入ったチェックシャツあたりがよくあいますし、双方にあういろのベージュを持ってくるとシックな雰囲気にまとまります。カジュアルなネイビージャケット(肩パッドなし、丈短め)を買ったけどどう着こなしていいのか悩むときには、カーキのカーゴとあわせるといいです。

 ベージュのシャツも見当たらないし、チェックシャツも地味なものしかない。そういうときは、ブルーです。タックインして着るならデニムやダンガリーでなくシャンブレ―かオックスフォード地のボタンダウンシャツ。ブルーのストライプでもいいです。これにニットタイ。シャツが柄モノなら無地のネイビーのニットタイ、ブルーのシャツにはネイビー地のボーダー柄。
 ところで、ニットタイをして出かける場所ってどこだろうって考えるとあまり浮かんでこないですね。海外旅行?海外は出張でもないかがぎりジャケットさえあればタイはいらないですし、同窓会?恩師にあうからネクタイでもしていくかって、そうそうないですし、考えてみるとニットタイっていらないものなのかもと思えてしまいます。
 でもそこはストール、スカーフと同様に考えて、コーデの仕上げ材料として休日でももっと気軽に使うことを考えたらいいのかもしれません。締めてから両端をもってぐっと横に開く。首元に指を突っ込んでぐっと緩める。これでニットタイが襟元の飾りになります。爺さんがループタイをする感覚で、高校の音楽教師がペンダントをしていたのと同じノリで、ニットタイを緩めて首に下げてみましょう。街に買い物にでかけるときパートナーから、「あら、そのネクタイいいじゃない」と言われたらしめたもの。「似合わないからやめたら?」と言われたらどうするかって?
 きまってます。似合うチェックのシャツを選んでもらって買ったらいいのです。

ネイビージャケットとオフホワイトパンツの着こなし+ネイビージャケットタイドアップ3

2013-05-07 06:09:57 | ネイビージャケットの着こなし
海外ではデニムに白いドレスシャツ、そこにネイビージャケットを着たら、ネイビーのタイというのが定番なのでしょうか。



さて、派手ネクタイのコーデをひとつ。ポールスミスの絵画の様な「派手タイ」をネイビー、白、そしてグレーではなく白とネイビーのギンガムチェックのパンツで全体を支えているような着こなし。こんな派手なタイは、ディズニーランドでお土産に買ったタイ位しか思いあたりませんけど、ためしに「ギンガムチェックパンツ」はないから千鳥格子のパンツで代用してみましょう。
パーティとかなら目立つことうけあい。



ということで、今日からまた仕事がはじまります。たまにはスーツをジャケットにかえてタイを締めて仕事に向かうのも気分転換に
いいかもしれませんね。

ネイビージャケットとオフホワイトパンツの着こなし +ONの着こなし ネイビージャケットタイドアップ 2

2013-05-07 05:56:27 | ネイビージャケットの着こなし

ダンヒルの広告です。ジュード・ロウを起用。ネイビーにジャケットに明るいグレーのパンツ。タイは黒に幾何学模様がプリントされた凝ったもの。「高校の制服」になりがちなネイビー+ライトグレーを渋い色柄のタイが引き締めています。シンプルながら難易度高いコーデ。

タイドアップのコーデは本ブログの趣旨「気軽にジャケットを着よう。」に外れるので、一気に掲載してしまいます。興味のない方は読み飛ばしてください。
 というのは、早くライトベージュに移らないと、コードレーンやシアサッカーが間に合わなくなってしまうからです。


デニムシャツにライトグレーパンツ。ラフなイメージにタイを締めるなら
コットンのマドラスチェック柄で、タイの模様の中にある白を利かせます。
図版は冬のコーデでタイはウールのタータンチェック。




LEON、UOMO揃ってベージュのチノパンにネイビージャケットに渋めのタイの着こなし。LEONは白シャツにグレーのソリッドタイ。靴は茶。UOMOは遠目に白に見える白地に淡い紫のストライプ、タイはネイビーに白い変形ドットのプリント柄。靴は黒。
 いずれも上半身をシンプルに端正にまとめているので、チノパンがビジネスウエアに見える。LEONはクリース(折り目)をつけていないどころか、よく見るとカーゴパンツ。ひとえにシャツとタイを目だない柄にしているからで、これでネクタイ選びを間違えると高校教師風になってしまいます。(ちなみに金八先生の衣装はベージュのチノに赤いネクタイグレーのジャケットでしたね。)



ネイビージャケットに濃いめのブルーデニム。インナーは白のボタンダウン。
さて、パンツとジャケットの色が近いがゆえに、上半身に何かつなぎ役がほしい。UOMOはダークなレジメンタルタイをゆるく締めて暗めなバランスを保つコーデを示しています。このダークな柄モノタイが曲者。カッコよくきまった着こなしです。