近所の散歩コースには、いろんな樹が生えている。
残念なことに、名前を知っている樹は少ないけれど。
ある日、花が咲いたり果実が実ったりすることで、
初めてその樹に注目するけれど、
それまでは「木陰である」という以上の意味を
それぞれの樹に見出してはいない。
で、ふと思ったんだけど、
これ、「心」や「精神」も同じかもしれない。
それらがあることは、別に意識しなくても知ってるけど、
普段は見えないし . . . 本文を読む
よく言われることだけど、
日本では、八百万の神がいて、
樹にも石ころにも神が宿るという意識がある。
一方、西洋では、唯一の偉大なる神がいて、
この世のすべてを作った、という意識がある。
らしい。
神様の話は、よくわからないけど、
日本では、石ころだって神なんだから、
私だって、あなただって、誰だって、
神のひとしずくを自分の中に抱えている。
西洋での人間は、神に従う従順な羊??
うぎゃー! そ . . . 本文を読む
猛暑である。
朝5時ごろ外に出ると、さすがに風が涼しいが、
6時を過ぎると、もう暑い。
昼近くになると、日差しが痛い。
暑すぎて、小学校のプールが中止になった程である。
さて。
朝のうちに、庭でひと仕事した後、ふと考えた。
「なんで今年はエアコン使えって言うんだろう?」
そりゃ、いつもより暑くて、
死者が出るほどなんだから、とは思うけど、
それは既成の答え。
「私、自分で考えてないな」と思った . . . 本文を読む
フォルメンを3枚描いて、
自由ってなんだろう?って感じた後、
みんなで「自由」について考えました。
「自由」という言葉を使う時、一般的には、
「気持ちのままに動くこと」を表します。
でも、それは「体+感情の私」=「日常の私」の求める自由。
「日常の私」は、たいした自分ではありません。
利害に振り回され、エゴにまみれ、怠惰に流れ…
…って私だけでしょうか(^^;)?
でも、「日常の私」と同時に . . . 本文を読む
暑い暑い夏の始まりを予感させる7月のある日。
フォルメン(クレヨンぐるぐる)を3枚描いて、
自由について考えました。
今日描いたのは3枚。
1枚目は、自分の今のキモチを線で表現する。
2枚目は、隣の人の1枚目と交換して、真似する。
3枚目は、美しいものを、自由に描く。
この3枚を描くことで、それぞれ
・自分のキモチのまま動くということ
・外から強制された課題に取り組むこと
・自由に美を生むこ . . . 本文を読む
昨日の続き。
基本的に、一元論でものを見たり考えたりして、
相手を変えたい時だけ、
あえて二元論で対立したらどうなるか、
という話。
一元論では、競争や闘争はあんまり起こらない
…と思う。
サッカーのワールドカップでも、
「自分たちに出来る最高のゲームをしよう」
と思ってる人(一元論)は、
「何が何でも○○国には負けないぞ!(二元論)」
と思ってるより、
スポーツマン精神に則ったフェアなゲーム . . . 本文を読む
私、戦うのがキライだから、
二元論じゃなくて、一元論がいいんだけど、
それって、
私たちは「波」じゃなくて「海」だ、
ってことだ!
二元論で、
敵と味方、良いと悪い、快と不快、合格と不合格、
有益と無益、社長と社員、正社員と非正規労働者、
高いと低い、妻と夫、大人と子ども、アナタと私…。
あらゆるものを、2つに分けるのが苦手なの。
争いが起こりやすくなる気がする。
好きなのは一元論。
対立する . . . 本文を読む
「一日1回瞑想をする(5分でもいい)」という、
思いきり低いハードル。
これを、2週間達成したら、
「もうちょっとイケそうだわ、私」と思えてきた。
ここで、またアホみたいに
己を知らない高いハードルを掲げて、
失敗したくありません。
体力も欲しいし、身体も重いので、
「一日一万歩歩く」と言いたいのは山々。
ですが、ここは自重して、
「朝起きて、一度外に出る」という、
これまた低いハードルを設定 . . . 本文を読む
「意志を鍛えるぞ〜」と意識的に過ごしている。
1ヶ月前、思い切って
スマホのゲームと動画アプリを消して、
これでうまく行くかに思えた。
スマホさんが遊んでくれない状態を作って、さらに
「人の目があれば、もっとピシッとするんじゃないかな」
と、日々のノルマのチェックリストを、
家族から見えるように、キッチンの壁に貼りだして。
「見える化」ってやつです。
縦軸が日付、横軸が日々のノルマ。
ノルマの . . . 本文を読む
強い意志を持ちたい。
そう思って数十年。
もう、ムリなんじゃないの(^^;)?
そう思うが、しかし、
意志が弱いと自分を自由に使えない。
自由に向かおうとしないくせに、
「自由がいい!」とかノンキに言ってはいけない。
私は、「自由になりたい」と言う。
んでね、小学校の夏休みや中学校の試験前に始まり、
何十年間も、あれこれ計画を立ててきたわけですよ。
今だって、早起きして瞑想して散歩して、
仕 . . . 本文を読む
いきなり大上段からモノを言いますが、
人間の特権は次の3つです。
・手を使う(新たに創造する)
・言葉を使う(データではなく)
・遊ぶ(ムダなことをする)
今日は人間の特権のムダ使いをしてみました。
どんなムダなことをしたか、というと、
コレ!
この、なんの変哲もない針金は、
畏れ多くもスタンウェイ(という高級グランドピアノ)のピアノ線。
の、切れたもの(^^)。
子どものレッスンで、連 . . . 本文を読む
いやー、もうこれだけ暑いと、
「目標」とかいう言葉にすら暑苦しさを感じるけれど。
若い頃、毎年年初に100個の目標をたてていた。
○○ちゃんと会う、○○の本を読む、
○○に旅行する、○○さんにお礼を送る…。
目標を立てるのは楽しいけど、
瞬時に忘れていた。
長く持って、3日。
手帳に書き出して、消し込んで行ったけど、
1週間もすれば、見るのも忘れる体たらく。
ならば、と、
今度は目標を減らし . . . 本文を読む
先日、友人が手慰みで作った
折り紙の「象」。
これ、結構、私、感動しました。
ビックリ感動度で言えば、
美術館にある絵にだって
負けていません。
プレゼントされるでもなく、
ポロッと置いていってくれたけど、
コスト、ほぼゼロ。
これ、経済成長を望めなくなった今後の社会の
ヒントになるかもしれない!
経済が成長しなくても、競争しなくても、
自分の給料が上がらなくても、
豊かさ、シアワセを感じら . . . 本文を読む
経済的に収入が激減した今(個人的な話ね)、
窮屈さを感じるところと、豊かさを感じるところがある。
窮屈さを感じるのは、単純にお金を使うこと。
豊かさを感じるのは、たとえば、
絵を描く、人と話す、一緒に歌う。
シバリから開放された自分の目で見て考える。
子どもや若い人を見守る。
それこそ、何が大事かを一緒に考える。
勝ち負けや判断を交えずに自分を開く。
周囲の人と、考えを分かち合う。
身の回り . . . 本文を読む
自分の行動の無駄をチェックしよう、
とか言って、紙にX軸とY軸を書いて、
4つの象限に分けたりするじゃない?
X軸が「急ぎのこと」−「急ぎではないこと」
Y軸が「必要なこと」−「必要でないこと」
あ?「やりたいこと」−「やりたくないこと」だったっけ?
んで、まずは左上の「急ぎのことで、必要なこと」をするけど、
2番目は? 左下の「急ぎだけど重要じゃないこと」?
それとも、右上の「急ぎじゃな . . . 本文を読む