旧年中はありがとうございました。
本年もよろしくお願いします。
今年はいよいよ東京オリンピックが開催されますね。
スポーツ界では日本でも海外にルーツを持つ方々が多数活躍されています。
昨年ベスト8の快挙を成し遂げたラグビー代表チームも半数は海外出身者です。
日本人の誰もが尊敬する王貞治さんも大陸にルーツが有ります。
しかし、昨年末に多文化共生社会には負の側面も有る、と言う事を思い起こさせる事件が発生しました。
ゴーン被告逃亡、東京地検が捜査開始 防犯カメラ分析か
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに逃亡した問題で、
東京地検が捜査を始めたことが1日、関係者への取材でわかった。地検は警視庁に協力を要請。
前会長が何らかの手段を使って不法に出国したとみて、出入国管理法違反容疑などを視野に出国までの経緯などを調べる方針だ。
ゴーン被告が日本出国か レバノン入り、海外紙「逃走」
ゴーン前会長は海外渡航を禁じた東京地裁の保釈条件に反して出国。12月31日、
「私はレバノンにいる。不正と政治的な迫害から逃れた」とする声明を公表した。
レバノン治安当局者によると、ゴーン前会長は30日早朝にプライベートジェットでトルコから首都ベイルートに到着。
旅券には本名の「カルロス・ゴーン・ビシャラ」との記載があったという。国土交通省によると、
29日夜に関西空港を発ってトルコのイスタンブールに向かったプライベートジェットが1機あった。
関係者によると、地検はゴーン前会長が不法に出国したとみて、捜査を開始。警視庁捜査1課に協力を要請し、
裁判所から指定されていた東京都内の住居への人や車両の往来を確認するほか、
防犯カメラを分析するなどして国内での足取りや出国までの経緯を調べるとみられる。
レバノンメディアは、音楽バンドに扮した集団が前会長の自宅を訪ね、
楽器を入れるための木箱に前会長を隠して連れ出したと報じている。
前会長の逃亡に協力した者がいれば、犯人隠避容疑などが適用される可能性もある。
https://www.asahi.com/articles/ASN116S79N11UTIL00C.html
(上記より抜粋)
フランス人のゴーン被告はレバノン国籍も有しています。
Wikiによると、ブラジル、レバノン、フランスの三重国籍だという事です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/カルロス・ゴーン より
出生地はブラジル、そしてルーツそのものはレバノン人。
ブラジル、レバノン、フランス、その他アメリカに居住していた事も有ります。
世界を股に掛けた実業家、と言えば聞こえは良いものの、
居住国を変え、国籍を多数持つ事が幸せなのかどうか・・・
余命ブログは国際化が必ずしも世界を良くする訳ではない、と考えている人達の支持を集め、
大量懲戒事件を引き起こしてしまいました。
ルーツと国籍、ネットリテラシー、そして弁護士自治と多岐に渡る問題を内包しているこの事件の進展を
今後も見守りたいと思います。
以下はツイートより
弁護士 原 英彰
@harahide622
フォローする
@harahide622をフォローします
その他
ゴーン逃亡事件まとめ。
ゴーンが逃亡したこと=悪い。
裁判所が保釈したこと=問題ない。
弁護人の対応=問題ない。
ここぞとばかりに保釈運用の批判を始めたヤメ検=悪い
0:39 - 2020年1月1日
被告弁護人は関与を否定していますが、関与していなければ責任は皆無なのでしょうか・・・
こちらは弁護士自治を考える会より
2019年 弁護士・法曹界・世相を表した流行語・新語の数々
『KANE TEAM』
ラグビーの『ONE TEAM』ではなく、自称リベラル、自称保守という弁護士が、
垣根を越えて金目的でチーム結成、大量懲戒の懲戒請求者らに裁判し原告一人が
3億円の賠償金を得るというプランを構築し仲間を集めて結成された『KANE TEAM』チーム。
https://jlfmt.com/2020/01/01/40911/
(上記より)
余命にも賠償請求するなら3億超えるかもしれません(笑)