陰陽師 新井健一郎 御祓い・祈願・供養・悪因解消

安部清明系陰陽師として日々のこと、日々思うことを綴ってまいります。

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群馬より

2010年08月17日 | ブログ人の記事移行

群馬県より31歳の女性からである。

この女性、何事もうまくいかないと言う事であり見て欲しいとの事だった。
早速、見てみたら稲荷が祟っている、それに魑魅魍魎(ちみもうりょう)と先祖が、原因している。その事を、本人に伝えて浄霊を依頼された。

稲荷については信仰はしていないものの、昔、稲荷についてこの家の事で伏見稲荷にお詫びに行ったらしいのだが、何故、護符をもらって帰って来たのかは不明だが、放りっぱなしにしてあったとの事である。

群馬で、稲荷を御祭している神社に行き宮司に内容を話して、お帰りしてもらう様に祝詞をあげてもらう様本人に告げた。

本人は、その日のうちに神社に電話で問い合わせたところ、今からでもいいと言われたので即刻神社に向かったが、その日の夜は、まだ稲荷の怨念は、来ていた。

稲荷は、とりあえずそのままにしておいて、魑魅魍魎(ちみもうりょう)の処理をする事にした。

驚いたことに、相当な数の魑魅魍魎(ちみもうりょう)である。50は下らない数で、まるで化け物屋敷である。

家族の人も、相当おかしくなっているはずである。本人は、何度も死んでしまおうと思ったと、話していた。

ラップ現象も、続出しているらしい。

また、テレビのスイッチが勝手に入り切りしたりして、本人も気持ちが悪いと言っていた。

魑魅魍魎(ちみもうりょう)を2時間位切り続けたが、まだまだ出てくる。良くこんなにもあつめたものだ、今日のところはこれ位にして明日、また再開する事にした。

翌日になり、魑魅魍魎(ちみもうりょう)の処理を再開し、処理をしてから本人に連絡をして具合を聞いてみた。

まだ、頭がもやもやするとの事と、母親を見ると腹が立ってどうしようもないとの事だったので、本人の頭に未だ魑魅魍魎(ちみもうりょう)が憑依している事を確認した。また、この家の床の間に、不浄な霊の存在を確認した。

それから、これから先祖の浄霊をすることを伝えた。

稲荷の状態を見たら怨念は、無くなっていたので先祖を呼んでみた。

稲荷が憑いていた時には、呼んでもこなっかた先祖がなだれ込む様に相当な数信じられない数が来た。

ここの家、相当古い先祖霊も数多く来ている。

先祖供養など、おそらくした事がないのだろうと思えた。また、この家の先祖は、魑魅魍魎(ちみもうりょう)と一体化している霊も多い。

また、悪霊になっている霊も多い。浄霊していても上がる気配も無く人に憑くのである。

楽になるからである。憑かれたほうは、苦しくなるので離れるよう促がしたが、一向に離れる気配は無い。

自分が生前の思いから無念、その他の事由で上がることが出来ず苦しい状態いる訳ですから自分が苦しいからといい、子孫以外の他人に憑依して癒すとする事は、おかと違いである。

悪霊とみなしますよと最後通告をしたら、切れる物なら切ってみろと挑戦的な態度で望んできた霊もあったので、その様な霊はお望みどうりの処理をさせてもらった。

でも、まだまだ終わった訳ではない・・・・・・・・・・。

中途報告と思って下さい。

まだまだ先祖や、魑魅魍魎(ちみもうりょう)がこれからも出てくる事だろう。

先祖の場合他力本願だけでなく、自分達での供養も必要に思う。

それにしても、尋常な数ではない。おそらくこの家の本家の先祖も全て来たのだろうと思った

この様な家の現在の頭首の、考え方はどうしたものなのだろうか?

私には分からないが、・・・・・・・今まで色々のところに行き、改善されず悩んでいた人からの依頼であったので引き受けたが、現在の頭首の依頼であればお断りしていただろう。

いくら何でも、ここまで来ていれば気がつかない筈は無いだろうと思う。ここまで来るまでには、色々あったと思う。

たまたま、この依頼者は感じることが出来たので、分かってはいたが親には相談できず困り果てていたと言っていた。

こんな親であるから、自分が死んだ時に初めてこの様な世界があることを知り、天界には行けず子孫や他人に憑依することだろう。

同じ事を繰り返して来た家に思える。


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