観察会で去年採取した標本の同定をみんなでワイワイガヤガヤ取り組んだ。
一目でわかるのはきわめてまれ。これかなあと予測を付けて積んである図鑑を手に取り索引から調べはじめるのだが、表示してある数字がまた、別巻であったりと、なかなかピンポーンと到達しない。
どっさり標本は山となって、答えを待っている。次から次へと、図鑑はずっしりと昔の百科事典みたいに重く、筋力眼力脳力をひたすら消耗する果てしない仕事が続く。しかし、わかったときの喜びはひとしおだけど。
手に取った標本、これはクロモジかと予測、あの芳香を想像して、おもいっきり顔を近づけ、匂いをかいだら、鼻腔いっぱい広がったのはなんと保存してあったナフタリンのツンツン匂い。がっくりきてしまった。結局、これはミツマタでした。それで三分された枝が折ってあったのか。
ミヤマナルコユリかナルコユリかわからなかったときは解剖だ。そっと鋭角のピンセットで蕾を切り取り顕微鏡で内部観察。ナルコユリ?の花の中を見るのって初めてだ。なんだかいけないことをしているようなドキドキして申しわけない気分になる。
いろんな検索法を習いつつ、新聞に挟まれたたくさんの標本に向かい、ムムムッと眉間にしわ寄せ、集中しようとするのだが、いかんせん、つけ焼刃の私には、すぐに倦んで、横道にそれ、おしゃべりしてしまう。
という具合に、寒い雪の日でしたがなんだかんだと久しぶりの楽しい会合でした。
一目でわかるのはきわめてまれ。これかなあと予測を付けて積んである図鑑を手に取り索引から調べはじめるのだが、表示してある数字がまた、別巻であったりと、なかなかピンポーンと到達しない。
どっさり標本は山となって、答えを待っている。次から次へと、図鑑はずっしりと昔の百科事典みたいに重く、筋力眼力脳力をひたすら消耗する果てしない仕事が続く。しかし、わかったときの喜びはひとしおだけど。
手に取った標本、これはクロモジかと予測、あの芳香を想像して、おもいっきり顔を近づけ、匂いをかいだら、鼻腔いっぱい広がったのはなんと保存してあったナフタリンのツンツン匂い。がっくりきてしまった。結局、これはミツマタでした。それで三分された枝が折ってあったのか。
ミヤマナルコユリかナルコユリかわからなかったときは解剖だ。そっと鋭角のピンセットで蕾を切り取り顕微鏡で内部観察。ナルコユリ?の花の中を見るのって初めてだ。なんだかいけないことをしているようなドキドキして申しわけない気分になる。
いろんな検索法を習いつつ、新聞に挟まれたたくさんの標本に向かい、ムムムッと眉間にしわ寄せ、集中しようとするのだが、いかんせん、つけ焼刃の私には、すぐに倦んで、横道にそれ、おしゃべりしてしまう。
という具合に、寒い雪の日でしたがなんだかんだと久しぶりの楽しい会合でした。
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