日本には地域の服というのがどれだけあるだろうか。
その地域らしい食べ物というのは、すっかり注目され、それがまちおこしの有力なツールになっている。それを地域の服という観点から、組み立ててみようという試みである。
このブログにも何度か書いたが、静岡県焼津市に魚河岸シャツという街着がある。もともとは手拭いを縫い合わせて作ったシャツなので、漁業関係者のひとたちが家の中で着ていたものらしい。それが、最近になって、若い人が注目し、従来の枠を超えた新らしい魚河岸シャツにデザインされるようになった。その結果、家着から街着としても着られるようになり、焼津の夏は、魚河岸シャツで溢れるようになった。
焼津以外にも、全国には、こうした地域の街着があるのではないか。あるいは地域の素材を活用した新たな街着の開発ができるのではないか。そんな観点から、私たちサガジョもまちづくりのお手伝いをしている。
この日は、焼津市のみなとまつりで、魚河岸シャツのファッションショーがあった。今回は、私のゼミ生を中心に、総勢14人がファッションモデルに挑戦し、おまつりを大いに盛り上げた。
今回、特筆すべきは、他自治体からの参加があった点である。茅ヶ崎市からアロハシャツ、その他島田市、福山市、宮古島市などからの地域の素材を活かしたシャツでの参加があった点である(個人的には福山市のかすりのシャツが魅かれた)。
それぞれの服も魅力的であったが、特筆すべきは人のネットワークで、とりわけ、茅ヶ崎市からは、今年、茅ケ崎市役所に入庁したわがゼミ員のKSかぁ、昨年、一緒に研究会をやったO氏など、仕事・担当と関係ない人が駆けつけた点である(焼津で一緒に自治基本条例をやっている今井邦人さんもご夫婦でやってきた)。まちづくりは、フットワークとネットワークであるが、それを地で行く動きとなった。
この事業の担当は、自治体ごとにそれぞれであるが、私は産業振興課がメインに、そこに環境政策、市民協働がかかわるべきだと思う。
焼津市でもそうであるが、魚河岸シャツが認知されてくるとデザイナーが生まれ、それをつくるメーカーができ、それを売る販売店ができてくる。新たな産業振興になるからである。それを後押しするのが環境政策課である。クールビズとして、まず、役所の人が着るのである。また、街着として定着するには、なによりも物語や歴史が必要である。地域の価値・共有していくというプロセスも不可欠である。ここは市民協働課の出番となる。
次回は、さらに多くの自治体が参加して、ますますバージョンアップすることになると思う。B級グランプリである(街着だからM級グランプリか)。
わがサガジョは、今回はゼミ生を中心に14名(Sa・Ga・Jyo!14)で参加したが、次回は、Sa・Ga・Jyo!48くらいにバージョンアップしないと対応はできなくなるだろうか。
その地域らしい食べ物というのは、すっかり注目され、それがまちおこしの有力なツールになっている。それを地域の服という観点から、組み立ててみようという試みである。
このブログにも何度か書いたが、静岡県焼津市に魚河岸シャツという街着がある。もともとは手拭いを縫い合わせて作ったシャツなので、漁業関係者のひとたちが家の中で着ていたものらしい。それが、最近になって、若い人が注目し、従来の枠を超えた新らしい魚河岸シャツにデザインされるようになった。その結果、家着から街着としても着られるようになり、焼津の夏は、魚河岸シャツで溢れるようになった。
焼津以外にも、全国には、こうした地域の街着があるのではないか。あるいは地域の素材を活用した新たな街着の開発ができるのではないか。そんな観点から、私たちサガジョもまちづくりのお手伝いをしている。
この日は、焼津市のみなとまつりで、魚河岸シャツのファッションショーがあった。今回は、私のゼミ生を中心に、総勢14人がファッションモデルに挑戦し、おまつりを大いに盛り上げた。
今回、特筆すべきは、他自治体からの参加があった点である。茅ヶ崎市からアロハシャツ、その他島田市、福山市、宮古島市などからの地域の素材を活かしたシャツでの参加があった点である(個人的には福山市のかすりのシャツが魅かれた)。
それぞれの服も魅力的であったが、特筆すべきは人のネットワークで、とりわけ、茅ヶ崎市からは、今年、茅ケ崎市役所に入庁したわがゼミ員のKSかぁ、昨年、一緒に研究会をやったO氏など、仕事・担当と関係ない人が駆けつけた点である(焼津で一緒に自治基本条例をやっている今井邦人さんもご夫婦でやってきた)。まちづくりは、フットワークとネットワークであるが、それを地で行く動きとなった。
この事業の担当は、自治体ごとにそれぞれであるが、私は産業振興課がメインに、そこに環境政策、市民協働がかかわるべきだと思う。
焼津市でもそうであるが、魚河岸シャツが認知されてくるとデザイナーが生まれ、それをつくるメーカーができ、それを売る販売店ができてくる。新たな産業振興になるからである。それを後押しするのが環境政策課である。クールビズとして、まず、役所の人が着るのである。また、街着として定着するには、なによりも物語や歴史が必要である。地域の価値・共有していくというプロセスも不可欠である。ここは市民協働課の出番となる。
次回は、さらに多くの自治体が参加して、ますますバージョンアップすることになると思う。B級グランプリである(街着だからM級グランプリか)。
わがサガジョは、今回はゼミ生を中心に14名(Sa・Ga・Jyo!14)で参加したが、次回は、Sa・Ga・Jyo!48くらいにバージョンアップしないと対応はできなくなるだろうか。
昨日はありがとうございました。
いつも先生のご指摘は、本当に勉強になります。
今回は準備時間と予算の都合もあり、こじんまりとししたプレM級グランプリでしたが、今後も継続して同様の取組みをしている団体に働き掛けたいと思います。
今後の、M級グランプリネットワーク創設にむけて、是非ともご指導をお願いいたします。
ありがとうございました。