脳出血時のわずかな記憶

2016-05-06 12:08:36 | 考える
恐らく最近自分の脳出血の原因を思い出そうとしたためだろうか。
昨日は断片的にかなりリアルな自分が1度目の脳出血の状態が、寝る前に思い出された。

私は会社にいて、電話を受けていた。夕方だった。
電話の途中に気持ち悪くなったので、はやく電話を切りたいのに切れない。
次第にメモを取るために持っていたペンを何度も落としては拾う。
ようやく電話が終わり、私はイスから立ち上がり、向かい側に課長のデスクがあり、気分が悪いので早退したいと申し出ると、イスに崩れ落ちてしまった。

その後の記憶は断片的だった。

誰かから病院の電話番号を聞かれ答えた。

会社のお客様をお送りする黒い車に、私は会社のイスから乗せられようとしている。
私はイスに崩れ落ちたので、その状態のままイスで座って動けなくなった私を車のところへ連れてきてくれた。連れてきてくれたのは、階は同じでフロアが違う部長だった。

透析施設の診察室のベッドで私は寝ていた。
私は主治医に透析をするのですか?と聞き、先生はできないとおっしゃった。

(恐らく先生は私が脳出血とわかり、透析ではな大きな病院で止血が必要と思われたと思う、
搬送された病院で、24時間ゆっくりした透析を行なうことで止血していただいた。)

先生の車の中にいた。車の中には3人いた。恐らくもうひとりは技師さんだろうか。
ハンドルを切る音がする。私は車の中で戻してしまった。

暗い部屋で寝ている。頭上にはなぜかオーストラリアで買って気に入っていたカモノハシのぬいぐるみがいた。

暗い屋で寝ている。じぶんの両親と夫の両親がじぶんの足の方に立っている。


思い出したことは、多くの人にお世話になっているのにお礼をしてないことは痛切に感じる。でも今思い出した理由はなにかありそうな・・・
昨夜は思い出してしばらく(4時間位)寝付けなかった。

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重度右片麻痺から両麻痺を経て右手が動く可能性は

2016-04-29 08:14:45 | 考える
自分の右手が動くかもしれない。
リハビリで先生が母におっしゃったそうだ。
そんなことを先生が考えてくれていたのである。

「でも専門的でわからなかったのよ・・」と母がスマフォに入力した文字を見せてくれた。
「~循環~抑制」
この言葉を使って、「麻痺 循環 抑制」でネットで検索した。
私と同じ両麻痺患者のリハビリの結果ではないが、片麻痺側で非麻痺半身を地面へ押し付けることを弱めたところ、麻痺側の動きが向上したという症例があった。
これを読んで、両麻痺は、片麻痺だった右半身からすれば、歩けなくなったことによる左半身の強く地面に押し付ける動きが弱まり、右手の動きは向上するかもしれないと思った。

非麻痺側の過剰な活動を抑制し,麻痺側の活動が向上した感覚障害を伴う一症例:―立ち上がり動作を通して―

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自分の脳出血の原因について考える

2016-04-22 13:14:41 | 考える
私はどうして脳出血になったのか。

1度目の脳出血で片麻痺になったとき当初、2年位頭は朦朧としてそのようなことを考えることはできなかった。認知運動療法でリハビリを始めて、自分がクイズに答えるようなリハビリを受けることを自分は行なっていると気づく。このリハビリを受けてレポートを書くとじわりじわりと自分の身体は確実に変化をし続けていた。
このときもまだ自分がなぜ脳出血になったのか、まともに考えていなかった。
考えるとしても、脳出血が起こる原因は、透析関係で身体に悪影響を及ぼす何かをやってしまったのだろう・・・そう思うと自分の罪悪感とリハビリを受けるべきなのだろうかという気分になる。リハビリで身体をよくしたい。その思いが、自分に本当の脳出血の理由を考えさせてこなかった気がする。
2度目の脳出血。
耳がほとんど聞こえないためか、半年位、自分が夢の中にいるのか現実の世界にいるのかよくわからなかった。
2度目の脳出血後、最初の病院で入院中、活字中毒になった。持っている本は文芸春秋だけだったとき、分厚い雑誌なのに2回通して読んだ。読めない字も多い雑誌で、今は考えられない。
自宅から本を持って来てもらい読む。ジャンルは何でもよく、読みたくて仕方がなかった。今、何を読んだのか思い出せない。目で字を追いたかっただけだったのだろうか。このとき何か脳に異変が起きていた気はする。
聞こえないししゃべれない・・・自然と考えることが多くなる感じだ。
かつて考えてもわからなったことを考えてみようと思うことも多くなった。
私が脳出血の原因、その当時を思い出して考えてわからないものか。
リハビリを行なう上で、やはり自分の嫌な面を再確認しつつ脳出血の原因を考える必要があるだろう。そうすれば、完全とはいかない原因の説明であっても、今まで感じてきたリハビリを受ける罪悪感みたいなものが薄れないだろうか、と思った。
現在考えている脳出血の原因は、その時の自分に対する落ちこぼれの精神、仕事のやりがいに必要な自分の能力のなさ。倒れた頃、自分の未来をイメージできずにいた。
中学・高校・大学・勤め先では、夜間透析のため早めに帰る必要があったが、いろいろと周囲の人に理解を得ることができた。ところが倒れるころ、私はほぼ毎回透析に遅刻していた記憶がある。透析不足が原因の脳出血であることに間違いないと思う。でもその頃の自分の仕事が多忙であるはずがない。きつい仕事を任された記憶もない。
自分の身体は、透析に通院することで生きることができる。
もっと自分を見据えることができていたら、たとえ悩みがあったとしても、透析をさぼることは起こり得ない。
今日のブログは重たすぎる内容だった。。。




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自分を納得させる言葉

2015-08-24 11:28:11 | 考える
先週はお盆休みでリハビリもお休みだった。
療養中の自分はいつも休んでいるようだが、こんな自分でもお盆休み期間中にいつもより時間を有効に使えていたと感じた。

左手の人差し指でのんびりタイプする。タイプのスピードが遅すぎるため、できれば効率的に文章を作りたいが、タイプミスは日常茶飯事である。文章を考える時は一時の思いつきのつながりと思っているが、思いつきに影響を与えるものは、日常たくさんある気がする。
いつもより時間を有効に使えていたと感じたのは、考え直しが少なかった。 

今のリハビリは、リハビリで行なって感じたものを言語化して自分を納得できれば身体は変化しているようなときがある。

でも文章を考えることに何が影響したのか。
先々週読んだ「火花」だろうか。感情移入も感じていた。

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ある信頼

2013-04-28 10:52:01 | 考える

昨日はびっくりして見直しもせず投稿してしまった。

昨日動いた右の足指は、今日は今までのように黙ったまま。

でもいいのである。

どういうとき(状態)になれば足の指は動いてくれることがわかったようなのだ。

私の右足は横になるといつもひどく膝が曲がる。(両足で数字の4の形をつくるように)

昨日はそれが全くなく、両足がまっすぐのびていた。原因はわからないが昨日はかなり緊張がとけていたはずなのだ。

緊張がとけてなめらかでやわらかい右足指があらわれた。、自分の気持ちがこんなに素直に足指に伝わるものなのか、足指の動きのスピード加減のコントロールもできた。

またリハビリで課題に取り組むことで、脳は右足の緊張をとる方法を理解してくれるのではないか。

昨日成功した記憶もあることだし・・・

コメント (2)
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こう考えてみました ~居眠りについて~

2012-01-02 11:13:15 | 考える
あけましておめでとうございます。
本当は元旦にこれを言いたかったのに・・・
初夢ではなく、初眠りが起こってしまい、日中は夢の中にいて全く動けない状況でした。

居眠りとは・・
ここ2,3ヶ月起こっている、日中に急に眠たくなり起こされても目覚めない状況のこと

ちなみに昨日は午前中はだるく、お昼過ぎから5時間熟睡した。

夜になってメールをみたり、遅れて23日に鈴木先生がブログに投稿くださったコメントに返事を書いた。
その返事は最近居眠りでリハビリに支障がでていると思っての謝りの内容だったのだが、自分はこうして
打開するつもりと書きたいのに考えがまとまらなかった。
今まで寝る時間を早めたり夜のパソコンがよくないと9時30分でやめてみる、と生活のリズムを変えたり、
透析の条件を体の負担を少なくする提案などしたが、私の体に変化が起きているとは思えなかった。

難しく考えすぎかも、と思われて、ちょっと考えた結論は、「今の居眠りは時期に治る」であった。

今の病院に転院してからは、それまで寝ながら本を読むだけに比べ、体の負荷は相当大きい。
半年前には流動食から咀嚼が必要な食事を汗をかきながら食べていたことを想いだした。
今は食事に汗をかくなんて考えられない。

つまり、今までなかった負荷で体は疲れを生じているが、それはゆっくり体に馴染んでいくものなのではないか。

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