20151013 つま先立ちの両足、右足に大きな変化

2015-10-14 13:35:29 | 通院リハビリ
血圧136.

マットに移乗し終わる前、車イスから降りて立ったとき、つま先は、左はピリピリと痛く、右はぼんやりほとんど感じていなかった。しかしマットに座ると、左右つま先は同じようにピリピリといたかった。

踵を上げている足裏に半円柱のクッションを当てても、足裏には何かがあるようなないような。曖昧模糊としていた。あると感じるとしても、触れているもののイメージはなく、感じている密度があるかないかだった。

両足交互にクッションに押し付けると、右足は見たとおり弾力を足から感じ、左足は弾力を感じず踵に感じたのは硬さだった。

確認は右足に集中した。

踵にやわらかいビニールボールとかためのゴムボールを強く押し当てられているのはどっちのボールかという課題。
やわらかいボールは、純粋に気持ちがいいと感じたとき正解が多く、かためのボールは、やわらかいボールを押し当てらてたときに比べ、筋肉で感じるゆれが小さいと感じるとき正解が多かった。

先生は、右足の足底がついているとおっしゃった。右のふくらはぎは、ひどく痛かった。
先生は、今までになくストレッチされてるからね、とおっしゃった。次もさらにつよい痛みが左の腰で起きた。先生は、踵を地面につけるため、外旋していた右足を、足底をつけることで右足を内旋させることになり、股関節は股が開いていた状態から閉じた状態になった。すると左の腰に影響が出るということだった。


「痛みの原因には理由があった。でも痛い・・」
私が痛そうにしていたからか、上半身を横にしてもらった。なぜか痛みは一気になくなった。
リハビリ終了後にもひどい痛みが全く出なかった。

自宅に帰宅後、車イス上で、母が私の右足をティッシュケース位の箱にのせてみせてくれた。
足底は箱にしっかりつき、踵の感覚もあり楽だと思った。
  
入院中、認知運動療法で診て頂いたことがあったが(ブログ2011)、この頃は左足の足底が地面につくこともあって、右足より回復が早かったりするかもと思ったりしたが、実際は逆なのかもしれない。脳のリハビリによって、身体はマルチタスクのようにいろいろな場所の治療を受けていると感じる。

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目で理解する「あいうえお」

2015-10-14 11:10:45 | 声と言葉
昨日のリハビリについて書くつもりだったが、今朝急に思い出した記憶が気になり、これを先に書こうと思った。
記憶とは、脳出血で搬送された杏林大学病院で受けたSTであった。先生はすごく若くもなく中年でもない、35歳くらいに見えた。先生が私に教えてくれようとしていたことを思い出した。

残念ながら、私は教わったことをマスターできなかった。
その内容とは、目で見て言葉を判断できる口を動かす方法だったと思う。
発声ができないとき、確かにこれができたらすごい。
あ行、か行、・・・、 あ段、い段、・・・、紙に書き、一語一語、それぞれ口の開け方、口から見える舌の動きなどが違うことを教えてくれようとしてくださっていた。

STの先生は、はとんど筆談を必要としていなかった。
それは、先生が教えてくれていた口の動きを、先生自ら実践していたと思うのである。

看護師さんからは、50音のひながなの紙を指差しで伝えてもらっていた。
でも何を伝えられたのかの記憶がうすい。
STの先生の口の動きと同時に、先生の言葉と表情もタイムリーに見ていた。
先生の言葉は記憶が濃かった。

私もこれができるようになりたい。


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