土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

99頭の白ライオンと、1頭の金象の戦い。(第2次世界大戦総括と真の教訓)

2013-06-24 18:28:45 | 誇るべき日本の歴史

土佐のくじらです。
2回続けて国境線ネタでしたので、読んでくださった方は、つまらなかったかも知れませんね。(笑)

私は地図を見るのが大好きで、何時間眺め続けても飽きないのです。
現代の地図は、様々な国家があります。
約200カ国あるそうですね。

しかし第2次世界大戦時の国家の数というのは、わずか30カ国ほどでしかないのですね。
その内、黄色人種の独立国というのは、日本と中華民国、満州国とタイ王国ぐらいでした。
世界の国々の大部分は、白人系国家によって占領され、植民地となっていたのです。

当時の地図は、今とは随分と違う様相でした。
まさに全世界が、白人系の人々による支配傘下に収まる直前でした。

侵略的な思考というのは、肉食獣的な発想と行動を伴います。
当時の植民地獲得競争の覇者、白人系社会は正に、肉食獣の王者ライオンの群れと言えます。

餌を取るためのテリトリー拡大のための動きからして、「白ライオン」の群れとたとえるのが正しいと思います。

一方私の見解では、当時の日本は、国防軍的思考の国家です。
国境線を厳密に守る国民性もあり、そういう意味で日本は、草食獣の王者「象」のような国家だったと思います。
当時の勢力図から言って、99頭の白ライオンと、一頭の金象との戦いが、第2次世界大戦の姿でしょう。

もちろん、狡猾なハイエナ(ナチスドイツ)や、陽気なジャッカル(イタリア)も金象の仲間でしたが、
彼らは、自分たちの周囲の縄張り争いに終始していたようです。
本来仲間であったはずの、パンダ(中華民国)は、白ライオンにいいようにあしらわれていました。

金象には、浮気性の豹(朝鮮)や、老いたサイ(満州=旧清国)が仲間でした。
以前に、老いたサイから養子入りした子サイ(台湾)は、とても筋の良い子でしたが、まだ乳飲み子から脱したばかりでした。

そういう状況下に、第2次世界大戦の世界はあったのです。
金象は果敢に戦いましたが、飢えと疲労(石油不足と長期戦)に苦しみ、結果は負けてしまいました。
肉食獣はとても狡猾で、正々堂々と戦う金象を、じわじわと効果的に弱らせていったのです。

先の大戦が、世界からの石油の輸入禁止にあると私が言っても、
「あんな無謀な戦いをするくらいなら、世界に屈服すれば良かったじゃないか!」とおっしゃる方もいるでしょう。
しかしそうなれば、日本人は白人の侵略社会から、二度と逃れることはできなくなるのです。

屈服すれば日本人ということだけで差別され、搾取される未来が待ち受けていました。
そのときは、そういう時代でした。

いや、現代を生きる日本の方々に申し上げます。
これは、過去の昔話ではありません。

中華人民共和国というのは建国以来、周辺諸国周辺諸国を侵略し続けています。
満州、内モンゴル、ウイグル、チベット・・・

1949年の建国以来1980年まで、その活動をやめませんでした。
貧国でありながら、核兵器や大陸間弾道弾を製造し続けました。
彼の国は完全な、侵略国家的な遺伝子を持つ国なのです。

そして彼らは、漢民族でない・・・という理由だけで、侵略した土地の人々を差別し、搾取する対象とし続けているのです。

彼の国がもし、尖閣を占拠し、沖縄や台湾を併合すれば、日本の石油輸入ルートは中国が握るようになります。
戦前と同じ状況が、日本人に訪れるようになります。

歴史的に、草食獣の王者は日本です。
日本は警戒と準備を怠らず、なおかつ毅然とするべきです。
そして、やるべき手立てを、やるべきときに打つべきです。

平和ボケや、過度の恐怖は侵略者の思う壺です。
平和ボケしていたり、恐れて逃げ惑う草食獣の群れほど、肉食獣にとってねらいやすいものはないからです。

彼ら(肉食獣=侵略者)は、自分たちより強い相手は狙いません。
相手が強ければ、弱くしてから狙います。

かつての侵略者たちが、強い日本を、ABCD包囲網で弱くさせたように。

彼らの野望を諦めさせるのは、彼らより強くあることです。
そして彼らのかく乱(自虐史観や日本侵略国家説等々)に、惑わされないことです。

日本人には、国防以外の興味はありません。
それは歴史を精査すればそうなります。

日本人には国防と、それに伴う安全しか興味はありませんが、
しかし時には、肉食獣(侵略者的思考)にも学び、戦略的に国防できるよう、大きく脱皮するのも一考ではないかとも思います。

国防においては、負けは許されないのですから。
繰り返しますが、絶対に負けは許されないのです。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿