雪虫 日誌

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自然の力

2008年08月27日 | ファーブル昆虫記
先日から気になっていたことがあります。
我が家のナナカマドの葉がなくなっているのです。上の方だけ葉がなく、茎だけになっています。

おかしいなぁ と思っていたら、ナナカマドの下の土に黒い顆粒状のものがたくさんあります。
これは昆虫の幼虫の仕業。

きっと何かの幼虫が大量に発生して、ナナカマドの葉を食い散らかしているのですね。きっと。
殺虫剤でもまこうかな?

でも高いところで、散布もままならず思案に暮れていたところ、今日数種類の鳥が訪れている事が確認されました。今日みたのはシジュウカラ。しっかり幼虫を咥えていました。
この現象で殺虫剤は止めました。鳥さんたち、しっかりナナカマドを守ってね。

やっぱり自然はすごいですね。
何かの生物が大量発生すると、それを食料にしている生物が狙いにくるのですね。
殺虫剤撒かずにいて良かった。

今日ファーブル昆虫記2巻目を読み終えました。
彼の観察力には感動します。そして彼にはセオリーがありますね。それは
『私は観察者である』
ということ、事実を書いただけでそれの裏付けは後生の学者に任せるということですね。自然科学で大切なことは『観察』であり『現象』です。
いかに論理づけるかが学者の仕事ですよね。
でも、観察や現象を捉えて疑問がなければ、きっと自然科学は成り立たなかったと思います。
2巻目をを見終えてファーブル先生に感謝です。

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