軽井沢~標高1150Mの森の家とエコ農園からの便り

雄大な浅間山の南麓・千ヶ滝西区の農園で、自然の生態系保全のため化学物質を一切使用せず西洋サラダ野菜の栽培に取り組む

久しぶりの更新・・・今日の農園は霧につつまれて

2009-10-02 23:28:30 | Weblog
またまた、久しぶりの更新となってしまった。

今日の軽井沢は、そして標高の高い農園一帯も昨日もそうであったが深い霧に包まれた。

今年の1月末から2月いっぱいの農閑期に一ヶ月間イタリアのFirenzeに滞在し、帰ってからも農園の仕事を含めてやるべき様々な事に忙殺されていた。

3月はすぐにやってきて、種蒔きなど農園の仕事が始まりまず種を蒔き始めた。蒔いた一つがCavolo nero(黒キャベツ)。

黒キャベツの播種は初めてだが、実は以前から栽培しようと思っていた一つ。
昨年、Firenzeのジョバンニさんが農園に来た時、「neroは作っていないのか」、「ここなら良いものが出来るよ」との助言もあったり、また、今年の冬のFirenzeの市場でneroの若葉が冬のサラダ野菜として売られていたこと(もちろん買ってきてサラダとして食べたが、結構、高値だったように記憶している)などに・・・

大いに触発されたというわけだ。

黒キャベツは主にトスカーナ地方で冬に食され、豆などの煮込み料理には欠かせない野菜だ。冬のFirenzeで食べたが身体が温まり活力が湧いてくる料理だった。

黒キャベツの食べ方は煮込み料理のほかサラダ、そして妻が新規(?)に開発したオリーブオイルで揚げも美味しい。その他の食べ方についても、妻がいろいろ試みているようだ。

もともとヨーロッパでも秋、冬野菜のようだから日本の一般地での夏場の栽培は難しいだろう。
それに虫が相当つくので農薬無しの有機栽培のNeroは貴重なものと言えるだろう。

夏場に出来たNeroの写真をイタリア関連の方に送ったら、6月にFirenzeの市場で見かけたが、あなたのNeroのほうが立派ですよとのメールをもらった。

少し、嬉しかった。